こんにちは。小さい子供ってシールが好きですよね。
我が家の子供もシール大好きで、貼って剥がして貼って剥がしての繰り返しです。エンドレスループ。
でも、一度貼ったシールを剥がすと、当然ながら粘着力って落ちますよね。
貼って剥がしてを繰り返すシールの中に、子供の大好きなお気に入りシールがあるんです。
好きなら大事にしてよ〜と思うのですが、好きだからこそ貼りたい!剥がしたい!貼りたい!……という思考回路みたいで、すっごい頻度で貼って剥がすを繰り返すんです。
そしてついに最近はもう貼ろうとしても貼れなくなってしまいました。粘着力がなくなっちゃったんです。当然の結果ですけどね……。でも子供はそれが理解出来ず、大泣き。捨てるわけにもいかずどうしたものか…ということで、粘着力回復を試みました。
というわけで、今回はシールを基本とした粘着力を復活させる方法についてご紹介していこうと思います。
「粘着力」が低下している原因はコレ!!
我が家のシールは貼って剥がしてを繰り返した結果くっつかなくなったわけですが、まずはその「粘着力」が低下した原因を探ります。
と言っても、想像つきますよね。粘着面を見てみると一目瞭然です。
そうです。粘着面にゴミや汚れがついてしまい、本来の粘着が機能しないのが原因です。
我が家の場合は幼児が遊んでいたので、粘着面を手でぺたぺた触ってましたから、指から油分だったりよだれだったりも付着したと思われます……。
そして、よーく見てみると、細かい綿埃がついていました。
他のケースなどを想定すると、一度貼ったものを剝がしたりした場合、貼り付けた先の紙などがくっついたままだったり……ということもありますよね。我が家は壁に子供の写真を貼っていたら、剥がした時に壁紙が一緒に剥がれました(笑)。粘着部分が強力すぎたのでしょうか。その部分だけ壁紙に穴が開いちゃって。すぐさま別のものを貼って隠すことになっちゃいましたよ。
脱線しましたが、粘着力低下の原因は、そこに何かがくっついて邪魔してしまう、ということですね。それが埃だったり、手垢だったり、紙だったりといろいろです。
粘着力を復活させる方法
さて、原因が分かったところで、それではどうしようか、ということです。
粘着力をどうやって復活させるのか。
まず最初にすべきことは、先に述べたくっつかなくなった原因のモノを取り除くことです。
埃だったり、紙だったり、可能な限り取り除きます。手垢などの汚れなどの場合もそうですが、意外と有効なのが「洗うこと」だそうです。
もちろんこれは、紙製のシールなどの耐水性ではないものの場合はダメです。洗えない場合は、大きなゴミなどを取り除くのはもちろん、シールなどそのものが破損しない範囲できれいにしてください。濡らしたティッシュやガーゼで軽く拭き取るのもいいですね。
ちなみに、我が家のシールは、幼い子供用のシールブックなどで使う再剥離シールだったので、ばっちり洗いました。洗う場合のポイントは、お湯をためてその中で軽くゆすぐ、などのデリケートな扱いです。そして洗い終わった後、これも当然ですが「くれぐれも拭かないように」ということですね。
洗った後にティッシュで拭いたり、布で拭いたりすると、細かなゴミが付いてしまいます。
……はい、当たり前のことですよね。でも私うっかり拭いちゃいました。そしたら貼り付きました(笑)。みなさんは洗い終わったら粘着面を上にして自然乾燥してくださいね。
意外にも、これで粘着力がそれなりに戻る場合があります。
濡らしたらくっつかなくなっちゃうかなと思ってましたが、再剝離シールは粘着力回復しました。
その他は「ドライヤーなどで温める」「アルコールなどで粘着面を拭く」も有効なことがあるようです。粘着面を少し溶かすことで、粘着力が復活することがあるのだそうですよ。
でも当然ながら、全部がそううまくいくわけではありません。
全く回復しないものも、デリケートな素材で洗えない、埃などの原因となっているモノを取り除けない、など対応が難しいものもあります。その場合は、粘着力を復活させるための文房具の力を借りることをおすすめします。
粘着力を復活させる文房具
粘着力を復活させる文房具。私は今回調べていて初めて知ったのですが、いろいろ便利なものがあるのですね。
例えば、スプレーのり、スティックのり、ペーパーセメントなどが挙げられます。
くっつけてしまうだけであれば、スプレーのりや両面テープなんかでも良いかもしれません。便利だと思うのは、「ペーパーセメント」です。
「ミツワ ペーパーセメント」などの商品があるのですが、紙などにこのペーパーセメントを塗ると、貼って剥がして、ができるのです。のりやテープは貼りっぱなしですから、シールのように使うならペーパーセメントがおすすめです。
利便性の良さから、出版業界や広告代理店など、お仕事で使うという方も多いようです。水溶性ののりなどと違って、塗った紙がぼこぼこになったり波打ったり変形しないのもプラスポイントです。ペーパーセメントは塗ったら揮発していくので紙が変形しないのだそうですよ。
また「はってはがせるスティックのり」という商品もあります。ちょっとした紙のシールならこれがお手軽でいいかもしれませんね。
シールなどの材質や、貼りたい場所、貼れなくなった原因などによって対処法は異なると思うので、状況を見極めて粘着力を回復してくれる文房具を活用してみてください!
まとめ
粘着力を回復するには、の方法をお伝えしてきました。ここまでをまとめます。
- 粘着力が低下している「原因」を調べよう。ゴミや埃、汚れが付いていませんか?
- 粘着力を復活させる方法、それはまずは1.の原因を取り除くこと。埃、汚れを洗い流すのも一つの方法。温めたり、アルコールで溶かしたりも有効なことも。
- 粘着力を復活させる文房具も活用しよう。スプレーのりやペーパーセメント、はってはがせるスティックのりなども使えます。
粘着力がなくなってしまったシールなど、捨ててしまえばそれまでですが、ちょっとの工夫で粘着力を復活させることができるかもしれません。お気に入りのシールや、まだ使いたいものの粘着力が…なんてときは、ぜひ試してみてください。それでは今回はこの辺で……。