ご飯の友として食卓に欠かせない、たくあん。ポリポリとした歯ごたえがくせになりますよね。
とはいえ、塩分が多い漬物ですので、好きだからといって一度にたくさん食べられるものではありません。
我が家でも冷蔵庫の奥から袋に少しの凝った残骸を発見して、「ああーっ、やっちゃった!」なんてことがありました(泣)!
今回は、そんな悩みにお応えすべく、たくあんを冷凍保存するためのコツと、活用例などをご紹介します。
たくあんって冷凍しても大丈夫?
たくあんは水分が抜けているので、冷凍にむいているといえます。
そのため、冷凍しても組織が壊れにくいといわれていますので、冷凍庫で保存できれば助かりますね。
保存食代表として長く愛されてきたたくあんですが、一方では使いきれずついついあまらせてしまうこともしばしば。
たくあんの冷凍の下準備は?
冷凍可能と入っても、丸ごと冷凍したのでは後で使いにくいのでちょっと待って!
簡単な下準備でぐっと使いやすくなります。
まず、まな板と包丁を洗い、清潔なキッチンペーパー等でたくあんの表面の水分を拭き取り、たくあんを切り分けます。
例えば、
- 1本を5センチ長さくらいに切ったもの
- そのまま食べるための薄切りや半月切りなどのスライス
- みじん切り
- 細切り
などと使い道に合わせて切り分けます。
コツは、たくあんを入手したらできるだけすぐに、切り分けて保存することです。
切り分けたら、1回分ずつ使用する量に小分けにし、それぞれラップにくるみます。
なるべく平らにして空気を抜くと霜がつきにくいでしょう。
それらをまとめてジップロックに入れ、空気を抜いて締めた後、日付を記入して冷凍庫に入れましょう。
たくあんを冷凍する際、気をつけることは?
たくあんをまるまる1本ラップして冷凍すると、その都度必要な分を使うのにいちいち解凍しなくてはなりませんので、小分けにしておくことが大事です。
また、霜がつくのを避けるため、アルミトレイなどに乗せて冷凍庫に入れ、急速冷凍すると望ましいといわれています。
凍ってしまえば、トレイから降ろして保存します。
冷凍保存の目安としては、1ヶ月~半年程度ですが保存状態によって変わってきます。
解凍してみて異臭がしないか、変な味がしないか、などしっかりと確認して自己責任で判断するようにしてくださいね。
冷凍したたくあんの解凍法は?
冷凍庫から必要な分を取り出し、必要な分だけ冷蔵庫に移して徐々に解凍します。
または、自然解凍でもOKです。
電子レンジでの解凍は避けましょう。
一度解凍したものを再冷凍するのは、衛生上望ましくありません。また、風味も落ちてしまいます。
冷凍たくあんの使い道は?
こうして冷凍したたくあんは、どんなメニューに変身できるでしょうか?
たくあんは、そのまま食べてもおいしいですが、たくあん入りサラダ、たくあんいりチャーハン、 混ぜご飯、煮物、炒め物、韓国風、和え物、等々・・・・。
小分けにしてあれば、トッピングや調味料代わりにもいろいろと使えるので、重宝するんですよね。
おにぎりの具や、運動会のお弁当の箸休め、おつまみ、夜食に少しだけ使いたいときも便利です。
食卓でちょっとしたいろどりにもなり、見た目、味と、食感といろいろな意味でアクセントに!
まとめ
- たくあんは冷凍保存可能。
- 使う方法に合わせて切ってから、ラップし、さらにジップロックで保存。
- 冷凍しても、食べる前ににおいなど異常がないか確認しましょう。
- 自然解凍、または冷蔵庫で解凍。
- ご飯のお供だけでなく、調味料代わりにも利用可能。
以上のコツを知っていれば、お土産やいただき物のたくあんを冷蔵庫の奥で余らせ、泣く泣く処分することも避けられますね。
これで、私も必要な時に必要なだけたくあんを食べられます!
1本のたくあんを最後まで無駄なく使いきるためにも、コツさえ知っていれば安心ですね。
ただし、冷凍とはいっても、食べる前にはにおいを確認し、できたら早めに使いきることをお忘れなく!