視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚・・・
この五感の他にもう一つ
人間に備わっている感覚・・・
それが、第六感。
「霊能力者とか、超能力者とかの特別な人にしかないんでしょ?」
「興味はあるけど自分にはないからなぁ」
という方も多いのではないのでしょうか。
実は、第六感は誰でも持っている能力なのです!
第六感とはどういうものなのか、
どうしたら自分に身に付けることができるのか、こっそり教えちゃいます^^
第六感とは
五感に次ぐ第六感とは、どのような感覚なのでしょうか。
簡単に言うと、「直感」や「ひらめき」
「目に見えない・触れない情報をキャッチする能力」というものです。
慣用句で「虫の知らせ」というものもありますよね。
そして、この第六感は男性より女性の方が優れている傾向にあります。
イタコさんや巫女さんなど、神仏や霊的なものに関わる仕事も女性を連想しやすいです。
女性は男性に比べて身体的能力が劣っているので、
身の安全を守るためにこのような感覚が発達したのではないかと言われています。
「女の勘」なんて言葉もありますからね。
筆者も女性ですが、恋人の同行が怪しいと思った時にその人の携帯を見たら
ドンピシャだったことが3回中3回ありました(白目)
まぁその話は置いといて、第六感というものは俗にいう
幽霊が見えたり透視や未来が見えたりするというような
大っぴらなものではなく、誰にでも備わっている直感やひらめきなどに特化した能力(感覚)であることが分かりました。
第六感が鈍るワケ
誰にでも備わっていると言われても、
やはり自分に感覚的な能力があるとは思えないし、
自分の勘が当たった経験がない・・・。
というように第六感を使えていないと感じる方も中にはいると思います。
第六感は誰にでも備わっている感覚ですが、
環境によっては感覚の精度が鈍ってしまいます。
特に現代のような「便利至上社会」で「情報過多」な環境では
生来の感覚が鈍ってしまうのも当然と言えるでしょう。
今は分からないことがあったらすぐにネットで調べることができます。
経験したことがなくても、様々な人のつぶやきや発信をみて疑似体験したかのような気分になれます。
「知識として頭に入っている」のと
「実際に経験したことがある」という状況の体感は雲泥の差です。
前者のみで人生を歩んでいくと感覚はどんどん退化していってしまいます。
つまり、感覚的な第六感が働きにくい状態になるのです。
記憶と同じで、自分の五感全体で感じ取る体験をしてこそ、
その感覚が自分の人生の財産として残っていきます。
第六感の身に付け方
では、第六感を身に付ける、強くするにはどうすればいいのでしょうか?
答えは意外とシンプル、
「何も考えずに、五感を研ぎ澄ませながら生活を送る」ことです。
実は第六感とは、五感とまったく別物の感覚ではなく
五感を研ぎ澄ませたその先にある感覚なのです。
特に味覚や嗅覚は感覚としてはわかりやすいので、
まずはこの2つの感覚を意識して生活してみるといいと思います。
具体的には、何か食べ物を食べて「好き」か「嫌い」か
外で何かの匂いをかいで「好き」か「嫌い」か
自分の感覚をシンプルに感じるようにしてください。
大事なことは、「頭で考えないこと」
「このソースの酸味が・・・」
「この甘ったるくて華やかな香りが・・・」
などと某グルメ漫画のように具体的に言葉で感じたことを表現する必要はありません。
ただ何も考えず、感覚が感じたままにするのです。
そのシンプルな感じ方の積み重ねで、第六感は鍛えられていきます。
目で見た景色を「キレイだな」と感じたり
聞こえてくる音楽に「心地いいな」と感じたり
触り心地のいいクッションを触って「気持ちいいな」と感じたり・・・
日々の日常を理屈抜きで、自分の感覚だけで感じるように意識してみてください。
第六感を鍛えるだけでなく、
もしかしたら自分の中での新しい発見ができるかもしれませんよ。
どうしても考えてしまう時は瞑想!
いきなり「考えるな、感じろ」とブルースリーの名言を言われても、
いろんな雑念が頭に渦巻いてしまうのが俗世の憎いところ・・・
実は「何も考えない」というのは、常日頃あくせく行動している現代人にとっては至難の業だったりします。
その「何も考えない感覚」を身に付けるには瞑想がおススメです。
どうしても雑念が出てしまうときは、
瞑想をする時間を設けてみましょう。
最初は5~10分程度、静かに目を閉じてゆっくり深呼吸を繰り返します。
(ここではポーズや姿勢などは省きますね)
最初の時点では雑念が入っても気にしないで大丈夫。
慣れてきたらよい香りのお香を焚いてみたり、
照明を暗くしたり、心地よい音楽をかけて行うなど、
より自分が集中しやすい環境を整えていきましょう。
だんだんと瞑想する時間が長くなり30分以上に達するころには
いらない雑念や思考が消え、
瞑想状態(何も考えない感覚)になっていきます。
何も考えない=感覚が研ぎ澄まされていくので、
第六感がどんどん鍛え上げられていくでしょう。
まとめ
・第六感とは「見えない触れない情報をキャッチする感覚」
・第六感は知識を詰め込むなかりの情報社会では退化していってしまう
・第六感を鍛えるには五感を研ぎ澄ませながら生活すること
・どうしても雑念が入ってしまうときは瞑想がおススメ