「なんだかうちの子、運動神経悪いかも…。」なんてお悩みではありませんか?
うちの下の子も、幼稚園のお遊戯会でダンスがおかしかったり、運動会のかけっこが万年ビリだったのでその気持ちよくわかります!
なので今回は運動神経を良くする方法についてご紹介しましょう。
小さいお子さんのいるパパ・ママはよく読んで参考にしてくださいね。
1.運動神経について
そもそも運動神経とは何なのでしょうか?
意識的に体や筋肉を動かす、脳からの指令を伝える神経の総称を言います。
もう少し簡単に言いますと、頭でイメージした通りに体を動かすための神経です。
なので運動神経が良い人というのは、自分の思うとおりに体を動かすことができる人ということになりますね。
例えばキャッチボールをする時、運動神経の良い子はキャッチするのに適切な手の開きをイメージし、その通りに手を広げられるので上手くキャッチできます。対して運動神経の悪い子はイメージができていたとしても、伝達が良くないために上手く手を広げられなかったり、タイミングがずれてしまうんですね。
2.運動神経は10歳で決まるというのは本当か
運動神経が決まる年齢は10歳という噂がありますがどうなのでしょうか?
答えはNOです。
どういう事かといいますと、神経が最も発達するのは3~14歳ごろまでと言われているので、運動神経もその時期に発達し、神経回路が決まります。
つまり運動神経が決まるのは15歳頃と言えます。
ですが14歳まで発達するとしても、6歳ごろまでがまず運動神経を良くするためには重要だという説もあるので、パパ・ママの目の届く未就学児の時にどう過ごすかも運動神経発達のためには大切になるようです。
3.運動神経の良さは遺伝するのか
「自分は運動神経が悪くて苦労したから、うちの子も…。」なんて思ってはいませんか?
ですが運動神経は遺伝子しないと言われています。
先ほどもご紹介した通り、0歳~14歳までの間にどれだけ神経を刺激したかで決まるので、遺伝の要素だけで運動神経の良さが決まるわけではないんですね。
なので次からご紹介する方法で、お子さんの運動神経を良くしていきましょう。
4.運動神経をよくする方法
ではどうすれば運動神経が良くなるのか、方法を3つご紹介しましょう。
・できるだけ体を動かす
室内でゲームやYouTubeなどに夢中になっていませんか?
楽しく外遊びして体を動かすことで、自然と運動神経は良くなっていきます。
広い公園で全身を使って遊ばせるようにしましょう。
・外遊びは色々な種類を
遊ばせるときは、一つの遊びに偏らせるのではなく、色々な種類の遊びをさせるようにしましょう。ボール遊びをしたら、自転車や縄跳びなど様々な遊びで身体を動かすことで、まんべんなく運動神経を発達させましょう。
・フォームを意識するようにしてみよう
少し大きくなったら、やりたいスポーツに合わせて運動神経を良くしていくのもおすすめです。
例えばかけっこが速くなりたいのであれば、綺麗なフォームを動画で見てそれを真似してみたり、野球やサッカーなどはしっかりとコーチに習う、あるいは上級生の真似をしてみてはいかがでしょうか?
正しいやり方、フォームを意識してその部分の運動神経を良くすれば、スポーツが楽しくなってますますやる気になってくれるはずですよ。
まとめ
- 運動神経とは、頭でイメージした通りに体を動かすための神経です。
- 運動神経が最も発達するのは3~14歳ごろだが、特に6歳までの時期が大切だという意見もある。
- 運動神経の良さには遺伝は関係が無いと言われていて、どう発達させるのかによる。
- 運動神経を良くするためには、全身を使うような外遊びをさせ、大きくなってきたらやりたいスポーツに合わせて運動神経を発達させるのがおすすめ。
私も下の子の時とっても心配したので、パパ・ママの気持ちはよくわかります。
ですがうちの場合、おっとりした性格で絶対に勝ちたい!という気持ちがあまりなかったから、かけっこが遅かったということもありました。(あんなに練習したのはなんだったのかと脱力しましたが…。)
なのであまり真剣になりすぎず、楽しく外遊びして、「運動神経が良くなったらいいな」くらいの気持ちでいてあげてくださいね。