たんこぶができた時のお風呂はダメ?子供のための正しい対処法とは

子供たちは、大人には想像もつかないような激しい動きをすることがありますよね。私の子供も、突然ソファーから飛び降りたり、バタバタと走り回って滑って転んだり・・。

「何でそんなことするの!?」と理解できないようなことを繰り返す毎日で、時々運悪く頭を思いっきりぶつけるという悲劇に見舞われるんですよね。

ある時はケロッとしていて特に腫れもなく、そしてある時はギャーっと泣いて、見てみるとぼっこりと腫れていたり・・。おでこを思いっきりテーブルにぶつけて、テーブル型にへこんだこともありました・・。

特に問題はありませんでしたが、さすがにこれはちょっと怖かったですね。

激しい子供には日々ハラハラさせられていますが、頭をぶつけてたんこぶになってしまった時、皆さんはどう対処していますか?

今回は、たんこぶを悪化させないためにどう対処したらいいか、色々とお話していきたいと思います。

たんこぶの膨らみは何を意味する? 

ゴツンとぶつけるとぼっこり腫れてくるのが「たんこぶ」ですね。

あのたんこぶの中には、ぶつけたことによって切れた毛細血管から出た血液と、リンパ液が入っています。

頭は脂肪が少ない部分なので防御するものがなく、他の部分よりもたんこぶができやすいんですね。腕や足とは違って、流れでた血液やリンパ液が逃げていく場所がないので、どうしてもたんこぶという形になりやすいんです。

たんこぶができた時お風呂は入っていいの?

 

たんこぶができた時は内出血を起こして腫れているので、まずは血管を冷やして収縮させ、出血を抑えなくてはいけません。

ですから、1~2日お風呂に入ることは避けて下さい。血流が良くなってしまうと、腫れが酷くなってしまうこともあるので、注意が必要です。

たんこぶが出来てしまった時に気をつけることは、これ以上大きくしないためにも、まずはすぐに冷やし、激しい運動は控えるという事です。

そして冷やす時は、保冷材や冷えピタシートなどを使うと効果的ですよ。保冷材を使う場合はタオルなどでくるんで、ずっと当て続けないようにしましょうね。

数十分冷やしたら、後はそばで様子を見てあげて下さい。ぶつけたその時には大したことなくても、稀に気付かないうちに頭の中で出血しているということもあります。

特にぐったりしているなどの異常が見られなければ、お風呂には入れないことだけを気をつけて自宅で対処してあげて下さい。

子供にたんこぶができた時は落ち着いて対処を

とにかくすぐに冷やすという事が大切なので、まずは慌てず冷静に、落ち着いた気持ちでいて下さいね!

私も、子供が転んで「ゴツン!!」とすごい音が聞こえると、ついつい焦ってしまってオロオロと何をしていいかわからなくなってしまいます。落ち着かなければいけないとわかっていてもなかなか・・しかし気を付けなければ!

お父さん、お母さんが焦ってしまうと、お子様も不安になってしまいますから、皆さんもぜひ落ち着いて手当てしてあげて下さいね。

また、2~3日は気を付けて様子を見て、あまりにも強くぶつけてしまった場合は、特に異常が見られなくても念のため病院で診てもらった方が安心できますね。何かあってからでは遅いので、ケースバイケースで対応しましょう。

万が一、吐き気や痙攣、焦点が定まらない、意識がもうろうとしてしまっているなどの異常が見られる場合は、すぐに病院へ行ってください!

その他にも、血液が溜まったぶよぶよしたたんこぶや、切れて出血が止まらない、膨らむのではなくへこんでしまっている場合なども、脳に問題が起きているということも考えられるので、迷わず病院へ向かって下さいね!

大切なお子様を守るためにも、何か少しでも異常が見られる場合は、迷わずすぐに病院で診てもらって下さい!

まとめ

  • たんこぶが出来たらすぐに冷やす!
  • 激しい運動は控える!
  • お風呂は1~2日やめる!
  • 何か異常が見られるときはすぐに受診!
  • 異常が見られなくてもしばらくは様子を見る!

たくさん動き回って遊びたい活発な子供たちは、私たち大人よりずっとケガをする可能性が高いものですよね。いつも気にして見ているつもりでも、完全に防ぐことは例え親であっても難しいです。

なるべくならケガをさせないようにしてあげたいとはいえ、あの予想ができない激しい動きにはなかなかついていけないですから・・。

ケガをしてしまった時には、あくまで慌てずに落ち着いて対処してあげましょう。

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