麦茶の安全な作り方は?水道水を使って水出しする方必見のポイント

皆さんのおうちにも、麦茶のティーバックありませんか?

ティーパックなので当然、水を入れて水出ししますよね。

これから夏にかけては特に水分補給をする頻度も格段に増えていき、いちいちペットボトルのお茶を買う、なんて贅沢なかなかできません(笑)

特にお子さんがいる家庭ではパックのお茶を使っている家庭も多いはず。

しかし、そんな水出し麦茶ですが、そのまま水道水を使い水出しをしている家庭と、水道水を使って煮出している家庭と、そのやり方は様々異なります。

ちなみにうちは浄水器の水で水出ししています。

でもいったいどのやり方が正解なんでしょうか?子供に飲ませる際にも、品質に気になるお母さんも多いと思います。

今回はそんな水出し麦茶の安全な作り方をご紹介していきたいと思います。

水道水の水出し麦茶、子供にはダメ?

ノンカフェインの麦茶はお子さんにも安心して飲ませられますし、既製品の麦茶を買うよりもだいぶコスパもいいので、家で麦茶を作っているご家庭って多いと思います。

水出しは容器に麦茶パックを入れて水を注げばいいだけでとても楽ちん。だけれど、水道水で出した麦茶を子供に飲ませるのは心配・・・と思ってらっしゃる方も多いはず。

水道水の気になるところはやはり『塩素』ですよね。

この問題に関して、東京水道局は

・「塩素による消毒方法は、病原菌などには消毒効果があるが、人には影響しない」
・「乳幼児から水道水を飲んでも、何の問題もない」

といっています。WHO(世界保健機関)の定める飲料水ガイドラインの規定値にも引っかかっていませんし、そうなると水道水は十分安全だといえます。

なので、そのまま水道水を使用して水出しをしても、健康上の問題はありません。

しかし、どうしても塩素が気になる・・・。という方は、浄水したものを使ったほうがいいです。その替わり、浄水するということは残留塩素も浄化してしまうということになりますので、雑菌が繁殖しやすいというデメリットもあります。

だいたい家庭で作った水出しの麦茶の賞味期限は四日だそうです。

あんまり長持ちはしませんね。作ったらさっさと飲んでしまわないといけないようですので、作り置きなどには適していないかもしれません。

水出しと煮出し、結局どちらが正しいの?味の差は?

水出しと煮出しの差は、いまのところ『塩素』が浄化されているか、されていないかの差があることがわかりました。

では、実際は水出しと煮出し、どちらが正しいのでしょうか。

おそらく麦茶のパッケージに『水出し』『煮出し』どちらか、もしくは『両用』と書かれて売られているものが一般的なようです。

この場合、その商品の作り方に従って作る方法が一番おいしく作れる方法のようです。

もし、それぞれ別の作り方をした場合はどうなってしまうのでしょうか?

・水出し用を煮出しした場合

→かなり濃い麦茶ができます。赤ちゃんや乳幼児には不向きでしょう。

・煮出し用を水出しした場合

→茶をしっかり抽出できないため、麦本来の味が楽しめず、薄味になります。

このように、やはりその商品の手順に従って作ったほうがおいしくできるようです。

なので、そのときの麦茶の作り方に応じて商品を選ぶのが一番安全策ではないでしょうか。

保管容器はどうすれば一番安全なの?

麦茶パックはお徳用などで売られていることが多く、一度開封してしまうといつまでおいしいお茶をだせるのか、どうやって保管すればいいのかよくわからないですよね。

もちろん商品の中にはもともとジプロック式になっていてきっちり閉まるものもあるのですが、衛生面まで考えるとそれでは不十分なようです。

一度封を開けたものに関しては、残りのティーバックたちはしっかし密閉してくれる容器に移し替えて保管する(タッパーなど)が一番安全なようです。

ちなみに、麦茶を買ったときに中に入っている乾燥剤も一緒に入れておくとより長持ちしてくれるそう。

そして注意してほしいことが一つあります!

しっかり密閉をしているから、いつまでも長持ちするというわけではないのです。

大体麦茶パックの賞味期限は12か月(まれに二年のもの)なので、開封した日付を保管容器に書いておくのもお勧めです!

一人暮らしだったりするとなかなか減らないですし、一年以上持ってしまうことも多々ありますが、(私は知らなかったので二年くらいは使えると思っていました)衛生面や安全面のことを考えると、いつ買ったかわからないというようなものは捨てるのが無難かと思います。

勿体ないですが、安全性が保障できないためやめておきましょう・・・。

まとめ

いかがだったでしょうか?

最近は麦茶パックなどを水出しする専用のポットなんかも売られています。

我が家ではそれを愛用していますが、密閉してくれるし、ちゃんとお茶パックと水の部分を仕切ってくれるので引っかかってお茶が安定してでてこない・・・。なんてこともなく快適に過ごしております。(笑)

もちろん百均などの簡単な保存容器でもOKですし、すぐに実践できることなので、ぜひやってみてくださいね!

お子さんがいる家庭は特に、水出し、煮出しの表示をきちんと見分けて、更に心配な方はきちんと浄水したお水で作ってあげてください。

この夏は安全でおいしい麦茶をたくさん飲んで、水分補給しましょうね!

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