久しぶりのお出かけで気合入れて新しい靴!履いた時はウキウキだったのに、家を出てしばらくすると靴擦れが・・・。なんてこと、結構ありませんか?
特に女の方だとヒールのある靴や、ポインテッドトゥーなど、足に負担がかかりがちな靴も多いですよね。
サイズの合わない靴は勿論ですが、形状によっても靴擦れしてしまうことはよくあります。でもおしゃれは楽しみたいですよね(笑)
酷い時だとスニーカーでも、足の形と靴の形があわないと靴擦れしてしまいます。
靴擦れって本当に痛いですよね・・・。一回靴擦れを起こしてしまうと、毎日靴を履くからなかなか治らなかったり、治っても跡が残ってしまって綺麗に完治しないことってよくあります。
できれば早く綺麗に治したいけど、そんな方法ってあるのでしょうか?
靴擦れができる場所は様々で、かかとの靴の縁が当たる部分、親指、小指、時には中指なんかにもできてしまいます。
適切な処置をしないとずーっと跡が残ってしまって全然傷跡が消える気配がない!なんていう悲劇も・・・。
というわけで今回は、「治らない靴擦れはどうすれば綺麗に治るの?」というお悩みを解決していきたいとおもいます。
目次
靴擦れが治らないを繰り返すループ・・
自分の足に合わない靴や新しい靴はまだ自分の足の形にフィットしていないことが多く、足の一部と靴が擦れてしまって皮膚の組織が傷つきます。これが靴擦れです。
特に安い靴や通販で買った試着していない靴なんかは、「買ってみたら合わなかった・・・。」「デザインは好きだけど履いたらいろんなとこが当たってろくに歩けない(泣)」なんてこと、よくあるとおもいます。
私も通販で買い物をするのが好きなのですが、たまに失敗してしまいます・・・。レビューをちゃんと読んで買っても、自分に合うか合わないかまではわからないですよね(笑)
一般的に「怪我」というと、血が出たり、皮膚が破けてしまったりということがありますが、靴擦れは傷口に最初、透明な液体「滲出液」が皮膚の中にたまることによって水ぶくれになります。
「あ、痛いかも」と思った時には大体靴擦れの初期段階で水ぶくれを起こしていることが多いみたいです。
靴擦れの水ぶくれは、そのまま安静にしていれば一週間程度で完治するものが一般的。でも靴を履かないなんてことできないですよね。
しかし、そのまま対処できず合わない靴を履き続けたり、それによって水ぶくれが破けてしまったりすると、きれいに治すのが難しくなる上に、治癒にかかる時間も長くなってしまうんです・・・。
水ぶくれってそこにあるだけで気になっちゃってついつい破ってしまいがちじゃないですか?でも破ってしまうと後が長い間残ってしまい、あとが消えるまで相当な時間がかかる可能性もあるようです。
ちなみに私はそのまま気合で履き続けた結果、半年~一年くらい跡が消えませんでした。夏場でせっかくお洒落なサンダルを履いていても、台無し感が凄かったです。
さらに、靴擦れを起こす場所というのは人によってある程度決まっていて毎回同じ個所が靴擦れしてしまうので、余計に跡が残りやすいらしく、「じゃあどうすればいいの?!」って感じですよね。
では、次はその対処法を見てみましょう!
水ぶくれはどう対処する?
足にできた水ぶくれを破かずにそのままの状態で治癒できれば治りは早いですが、つぶした方が早く治ると思っている人も結構いるのではないでしょうか?
私も、水ぶくれを潰して傷を露わにしてから普通の怪我と同じ処置をするってことが多かったです。
でも実は、水ぶくれはそのまま放置しておくことで、「湿潤療法」と呼ばれるモイストヒーリングの効果があるため傷口を乾燥させないで潤いを持たせつつ完治させる効果もあるそう(!)
これは寝耳に水でした(笑)まさか治りづらくしているとは思いませんでした・・・。
この水ぶくれの中身の滲出液は、別名リンパ液とも呼ばれていて、皮膚の下の損傷した傷から結成やたんぱく質といった「皮膚を再生させる成分」が含まれている液体です。
まだ破けていないならそのままにしておくのが一番治りも早いといるんですよ!
なので、水ぶくれを保つことができる状態であれば無理やりつぶさず、そっとしておいたほうが賢明な判断なようです。
せっかくなら綺麗に早く治したいですもんね!これからは水ぶくれを潰さないように気を付けます。(笑)
もし水ぶくれが破けてしまったら・・?
靴擦れの水ぶくれは他の個所にできる水ぶくれに比べて、日常的に靴に擦れたりする機会が多いので勝手に破けてしまう確率が高いです。
もしも靴の中で破けてしまったら、靴の中には当然雑菌がいっぱいですし、先に潰しといたほうがいいかも!という意見もちらほら見かけました。
できたら潰さないまま絆創膏などで傷を保護しておいてあげると一番安全な治療ができるんでしょうが、つぶれてしまった、潰してしまったらもうそこから治療するしかありません。
もし雑菌がいっぱいのところで水ぶくれが破けてしまうと、靴擦れが治りにくくなるばかりか、雑菌によって感染し化膿してしまい、足首あたりまで全体的に腫れて発熱まで伴うひどい症状がでてしまうこともあるそうです!
これは驚きですよね。同時に、「靴擦れごときでそんな目に合うとは・・・。」と恐怖です(笑)
なので、もし水ぶくれが破けてしまったらすぐに絆創膏などでいいので簡易的な処置として、最低限雑菌が入らないように注意するのが第一です!
万が一感染してしまった場合は、速やかに病院を受診してください。本当に恐ろしい事態になりかねませんので・・・。
靴擦れを綺麗に治癒させる方法
これには大事なポイントがいくつかあります。
この手順を守れば、比較的早く綺麗に治癒することができます!
まず、その手順を紹介しますね。
靴擦れをした原因の靴は治るまで履かない!
当たり前と言えば当たり前ですが、同じ靴を履いてしまうと同じところが当たってしまうので、余計に傷が悪化してしまいます。
痛みも増しますし、傷口を広げる原因にもなるため、どれだけ履きたくても治るまでは我慢してください!治ったら、また靴擦れしてしまわないようにその部分を当たらないように、保護パットなどで対策しておくといいかもしれないです!
靴擦れの患部を水で洗うこと!
靴擦れした部分は水で洗い流して、殺菌や雑菌などを綺麗に洗い流した後に、湿潤療法用の絆創膏を貼ってしっかりと保護してください。
ちなみに湿潤療法のほうが普通の絆創膏よりも綺麗に早く治ります!
絆創膏の交換頻度は?
湿潤絆創膏は普通の絆創膏とちがい、水などにも強く「長い間貼っている」ことに意味があります。なので、絆創膏の交換は数日に一回程度にしておいた方が治りも早いです。
はがれてきてしまって気になる場合は、ピロピロと剥がれて邪魔になってしまっているしまった部分だけ切り取ってそのまま貼っておくのもいいと思いますよ!私は最近そうしています。
消毒しない
水ぶくれが破けて皮がむけてしまっても、流水で洗い、余分な皮膚を切り取るだけで消毒液で消毒するのは傷の治癒のにとって逆効果になってしまうそうです!
消毒してしまうと傷を再生させる細胞も死滅させてしまうため、湿潤療法の効果も弱まってしまうそう。必ず水で洗い流すだけにしましょう。
ついつい消毒しがちですが、優しく流水で洗い流すだけで我慢しましょう・・・。
靴擦れの再発を防止するために
最初にお話しした通り、人は同じ場所に靴擦れを起こすことが多いです。
もし、「靴擦れしそうだなぁ・・・」と少しでも思ったら、靴擦れになる前に絆創膏などで保護しておくのが手軽にできるのでお勧めです!
他にも靴擦れ防止用の便利なグッズもたくさん売っているので、自分に合ったものを探してみるのもいいかもしれないです。最近は薬局や百均などでも取り扱っているようです。
そして革靴を履く機会が多い方は、革を柔らかくするクリームを使って履く前に履きやすくしておくこともできるみたいです!
学生さんはローファー、社会人の方は革靴やパンプスなど履く機会が多いと思いますので、靴擦れする前に対策しておくのがいいと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか?長引く靴擦れを早く綺麗に治癒させるためには、以外にも手厚い治療をしないでシンプルに処置する方ががいいということがわかりましたね!
流水で洗って、湿潤絆創膏を貼って放置・・・。意外とやることはシンプルです。
湿潤療法は膝などの関節や、治りにくい部分の傷によく使われている療法です。
足を使わないで生活するのは無理があるので、この湿潤療法や保護パッド、絆創膏などをつかってうまく保護しながら、快適に過ごしましょうね!
私も早速実践して快適な足ライフをおくりたいと思います(笑)