クッションの捨て方は?低コストを選ぶか、安全策を選ぶかで違う?

「ミニマリスト」とか「断捨離」とかいう言葉が世に出て数年が経ちました。私はどちらでもないのですが、ごみはすぐに捨てるように気をつけるようになったかも。

でも、ごみの中にはなかなか普段はごみとして捨てないものもあるので、いざ捨てよう! と思った時に捨て方がわからないものもあります。

みなさん、「クッション」ってどうしていますか? 普通のクッションもあれば、人をダメにするクッション:ビーズクッションもあります。我が家のクッションの捨て方事情、参考にしてください!

クッションは基本「可燃ごみ」

綿やウレタンが中に詰まっている一般的なクッションは、だいたいの自治体で「可燃ごみ」に分別して普通に捨てられます。

各自治体の可燃ごみの袋に収まらない大きさであれば、「粗大ごみ」に。粗大ごみの場合には、紐でくくるなどの処分法が決められている自治体もあります。

詳しいことは、各自治体(市町村)のホームページをチェックしましょう。

我が家では粗大ごみステッカーを貼って捨てるのですが、ステッカーを買うのを忘れる事態が続き、最終的にガレージで切り刻んで捨てました。

ウレタンが入っていたけど、ある程度の口を作って中身を少しずつ出せば、楽勝で「可燃ごみ」ですよ。

迷うのはビーズクッション

人をダメにするクッションと呼ばれるビーズクッションは、猫もダメにします。

我が家のビーズクッション、買い替えに伴い、古い方は処分することに。でも…正しい捨て方って、どうしたらいいのかしら? 人もゆったりダメになれる大きさです。捨て方は2通り。

  • コスト重視! 可燃ごみ(外側のカバー)と資源ごみ(ビーズ=発泡スチロール)に分別
  • 手軽さ重視! 粗大ごみ

で、「コスト重視の可燃ごみと資源ごみに分けちゃうでしょ! しかもリサイクル~!!」と、軽~いノリでやってみました。

まずは心が折れる…

中身を出せばいいんだから~簡単っ! と、ハサミと可燃ごみ袋を持って大きめのビーズクッションに口を作製。そして、その口からサラサラとビーズを出してみたのですが…

ビーズが静電気で手に服に引っ付いてくる。

しかも静電気でなかなかとれない。

エアコンの風に吹かれる。

ビーズクッションのふにゃふにゃ具合で、切り口からビーズを流すのが難しい。

っていうか…ビーズクッションのビーズって、こんなに微粒子だったの!?

こんなはずじゃなかったのに…すっかり心が折れて、ココで切り口をガムテープでとめていったん中止に。床の掃除しなくては! が…しかし…

掃除機にも床にも近くにあったソファーにも、静電気ビーズが張り付く。

エアコンでビーズが飛ぶ。

結局お掃除コロコロでビーズを回収するのに、なんと数時間かかりました。

ちょっとビーズを取り出しただけで、このありさま…。

あ!こうするといいのね!なビーズの捨て方

調べてみると、やっぱりビーズクッションを分別する捨て方を試す人が多いらしいのですが、ビーズの取り出しのところで心が折れ気味になるようです。でも、なるほど~! というビーズの捨て方を発見しました。

【必要なもの】

  • 資源ごみ用大きめ袋数枚
  • 500mlペットボトル(ふた付のまま)
  • ガムテープ
  • ハサミ
  • ビーズクッションをのせられる大きさがあるテーブル
  • あれば、静電気防止スプレー
  • 一応、お掃除コロコロ

【手順】

  1. ビーズクッションのカバーをとる。静電気防止スプレーがあれば、手や服にスプレー。エアコンを止めるor風の影響がないところへ移動。
  2. ペットボトルの底をハサミで切る。ふたはしめておく。
  3. ビーズクッションにペットボトルの底がはまるくらいの切り口をつくり、ペットボトルをはめガムテープでクッションの布を巻き込みながら、しっかりとめる。
  4. ビーズクッションをテーブルの上に置く。
  5. ペットボトルを上に向けたまま、ふたをとって資源ごみ用袋かぶせて、手で隙間がないようにがっちり押さえる。
  6. ペットボトルを下向きにして、クッションを動かしながら、中身のビーズを資源ごみ用袋に流し込んでいく。
  7. 袋がいっぱいになったら、ペットボトルの口をしめてから袋をはずして、袋の口をしめる。

数回繰り返して、ビーズを捨てる準備が完了!

しかし…普通に捨てるのもアリかも…

気軽にいきなりビーズクッションを切って中身を出すよりは、ビーズの拡散力は激減するペットボトルを使った捨て方ですが、全くビーズが拡散しないワケではありません。いくらかのビーズ回収作業は必須。そして、やっぱり静電気でとても面倒。

しかも、完璧にビーズ回収した! と思ったのに、我が家では3日後「猫にフケが出てる!」と思ったら、回収できなかったビーズクッションの中身だったのです…。

外でビーズを出すのもいいかも知れませんが、風があるでしょうし、オススメはできないかも。

ですので、手間と万が一の失敗でビーズをぶちまけることを考えると、コストはかかるものの普通に粗大ごみで捨てるほうがいいのかも…と思っている次第です。次は、間違いなく粗大ごみで捨てます、私は。

まとめ

普通のクッションなら中身を出して「可燃ごみ」化するのは簡単ですが、ビーズクッションは難易度★★★!

まとめると…

・綿、ウレタンなどの普通のクッションの捨て方

→大きさにより「可燃ごみ」or「粗大ごみ」

・ビーズクッションの捨て方

→①「可燃ごみ」&「資源ごみ」に分別 : 低コストだが難易度高め、中身のビーズ取出あり

 ②「粗大ごみ」: 難易度、手間ともに低いが、高コスト

・でも…②の捨て方がオススメかも知れません。。。

いや…それでもコスト重視でしょ?とおっしゃるみなさま、ビーズの取り出し作業を開始する前には、心の準備を忘れずに。長丁場になるかも知れませんよ~。

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