ドライアイスの自宅でできる作り方!用意する材料と注意点は?

先日、お出かけをした帰り、到着空港の新千歳空港でお買い物をしてきました。行ったことがある方はご存知だと思いますが、新千歳はとにかく広くてショッピングをデパ地下並みに楽しめる空港なのです!

北海道在住の私でも、海鮮からスイーツまで欲しいものがいろいろ。今回は、家族のお土産に美味しそうな干物などをゲットしました。その時、お店にお願いすると、保冷剤ではなくドライアイスを入れてくれるのです。保冷剤ばかりたまるのが嫌で、最近はいつもドライアイスをお願いするようになっていました。

家に到着して、嬉しそうに包みを開けた姪っ子ちゃんはドライアイスを初めて見たようで、「ドライアイスだよ。」といって、お皿に入れて水をかけたら大喜び。

「これ、アイスでしょ?家で作れるよね?」

家でドライアイスを作るなんて考えたことなかった!なんと、家で作れるのです、ドライアイス。これは、連休で暇な姪っ子ちゃん達とやってみよう。

自宅でドライアイスを作るための材料①は?

さて、あらためて考えると「ドライアイスって、なにでできてるの?!」と思いませんか?アイスだけど水からできてるのではないのは明らかです。

実は、ドライアイスは、二酸化炭素を一度液体にしてから凍らせているのです。

「だったら、基本的にいるのは二酸化炭素ね!」と気軽に言えない材料…。しかも、一度液体にしないといけないとは、自分でできる気がしないですよね。しかし、あるんです、これを実現できるものが。

それが、『二酸化炭素消化器』。

ラッパの吹き出し口がついた消火器なのです。「いや、それだってウチにはないよ。」と思ったら、弟が「ホームセンターに売ってるよ。」と。

二酸化炭素を使ったエアゾール式消火具が、ホームセンターで売っていて、電気製品や電子機器、パソコンなどの火災に粉が出ない!とキャッチがついているそう。おー、液体の二酸化炭素を早くも確保です。

自宅でドライアイスを作るための材料②は?

さて、次は液体の二酸化炭素を凍らせないといけないわけですが、エアゾール式なのに、どうしたらいいのか…と思ったら、これはすごく簡単な解決法がありました。いや、解決法じゃなく、エアゾールだから勝手にできるといえばいいのか…。

エアゾールの中の二酸化炭素は、圧力がかかって液体です。その液体二酸化炭素は、急激に空気中に吹き出させると、まずは圧力が急に下がってしまうので、気体になります。それから、すぐに凍って固体に変わります。そう、勝手に凍ってくれるのです。このメカニズムを説明するのは難しすぎるので、「へー!」と思ってください。

ただこのエアゾール二酸化炭素消火器を噴射してしまうと、固体になった二酸化炭素がどっかに散らばってしまいます。だから、噴射した瞬間に、個体になった二酸化炭素を集めないといけない…。しかも、ばーっと空気(正確には二酸化炭素。)が噴き出るので、ビニール袋とかでは都合が悪いのです。

ということで、もうひとつ必要なのは、通気性のいい布製の袋なのです。これには、麻袋かまくらカバーがおすすめです。我が家では、余っているまくらカバーがある!

よし。噴射っ!の前に気をつけること

二酸化炭素が噴出するのを忘れてはいけません。理科の時間に習ったように、二酸化炭素が充満すると「酸欠」になってしまいます。

換気は忘れずに確保しましょう!

家でドライアイス作りの実験をして、家族みんなで具合が悪くなっては、シャレになりません。

忘れがちですが、ドライアイスが溶ける過程でも二酸化炭素が発生していますよ。

では、実験。

しっかり換気を確保したら、さっそくドライアイスを作ってみます。

念のために、軍手を着用するのをおすすめします。ドライアイスを直接触ってしまうとやけどしてしまいます。

まくらカバーの中で、エアゾール式二酸化炭素消火器を噴射!

気持ち、布側に向けて噴射してみました。その方が、ちゃんと固形をキャッチできそうという思い込みだけです。

まくらカバーの中に出来るのは、意外とぱらぱらのドライアイスだったので、まくらカバーの中でアルテ色固めてから、お皿に出してみました。

「ホントだ、ドライアイスだ。でも、ちょっとだね…。」と姪っ子ちゃん。確かに…。

まとめ

ドライアイスの製造工場が、日本では激減しているそう。なんと韓国から輸入しているそうです。

まとめると…

  • ドライアイスを自宅で作るために必要な材料①は、エアゾール式二酸化炭素消火器。
  • 材料②は、麻袋かまくらカバー。
  • まずは、しっかりと換気を確保すること。
  • ドライアイスの作り方は、麻袋かまくらカバーでエアゾール式二酸化炭素消火器を噴射。
  • 袋の中にぽろぽろのドライアイスができるので、固めて取り出せば完成!

ここまで頑張ったのに、少ないという感想だけなのは…さみしいな。

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