バレンタインデーシーズンを前に、手作りチョコやケーキを作ることって多いと思います!
なるべく小さな袋を買っても、最後にちょっと振りかけるだけなので、たいした量は使わないんですよね。
あとでまた使うつもりで、余ったココアパウダーの袋の口を輪ゴムなどで閉じて戸棚にしまったまま、忘れてしまうことも多いのではないでしょうか?
今回は、そんなココアパウダーの賞味期限、保存方法、利用法などについてまとめます。
開封したココアパウダーはどのくらいもつの?
いったん開封してしまうと、パッケージに記載されている期限に関係なく、早めに使うようにしましょう。
空気に触れるとココアパウダーはどんどん酸化していきますので時間がたつほどにそのおいしさも半減します。
とくに、一度開封してしまうと、ココアパウダーの最大の特徴の一つである「風味」が飛んでしまうのです。
ココアはあの香ばしい風味と甘い香りが命ですね。
ちょっと大げさですが、開封と同時に劣化がスタートするといってもいいでしょう。
また、一度開けてしまうと、甘い香りに誘われて虫が発生しやすいのです。
カビも発生しやすいので、できるだけ早く使った方がよいでしょう。
虫もカビも小さくて目に見えにくいので、怪しいな、と思ったら処分した方が無難です。
未開封のココアパウダーの賞味期限は?
未開封であれば、パッケージに記載されている賞味期限までおいしくいただけます。
高温多湿を避け、直射日光のあたらない涼しいところで保管するのが基本です。
保管状態がよければ、記載の期限を過ぎてもさらに2~3カ月は大丈夫ですが、風味は落ちてきます。
とはいっても、保管状態に気をつけるくらい配慮しているひとであれば、たいていは賞味期限内にいただくようになりますね(汗)
残ったココアパウダーの保存方法は?
いったん開封したら、2~3日で使いきれなさそうな時は、入っていた袋をしっかり締めて保存しましょう。
空気が残っているとそのわずかな湿気がカビの原因などになるので、なるべく小さくなるように空気を抜くのを忘れずに。
袋をしっかり閉じたら、ふたがギュッと締まる清潔な瓶や缶に密閉し、冷蔵庫で保存しておきます。
もしあれば、無臭のシリカゲル(乾燥剤)を瓶に一緒に入れておくとよいかも!
これでも、2~3カ月くらいを目安に使い切るのがよいでしょう。
くれぐれも、すぐ使うからと、袋のまま放置しないように。
面倒でもひと手間を惜しむと、虫がすぐによってきてしまいます。
ココアパウダーの使い道は?
残ったココアパウダーは、どんな風に使い切ったらよいでしょう?
私はこんな風に使ってみました。
- ラスクやトーストに、茶こしでふるって振りかける。
- ホットケーキミックスに混ぜてチョコレート風味のホットケーキに!
- 市販のバニラアイスをガラスの器に入れ、パウダーを振りかけておしゃれに!
- スライスしたバナナに振りかける。
- カレーに少し入れる(コクが出ます)。
- コーヒーに入れてモカ風味に!
ちなみに、だまにならぬように茶こしでふるうか、菜箸で空気が入るように混ぜてから使用すると、なお使いやすかったです。
ココアパウダーの処分方法は?
先ほど述べたように、賞味期限内でも処分するときもありますね。
残念ながら処分しなくてはならない場合は、ためらわず思い切って捨てましょう。
処分する時でも、虫が発生しないよう、しっかりと封をするのを忘れずに!
まとめ
- 一度開封したココアパウダーは、賞味期限に関係なくなるべく早く使い切る!
- 未開封であっても保管状態には気をつけて!
- 残ったココアパウダーはしっかり密閉して冷蔵庫で保存!
- 残りは、お菓子や料理に利用して!
- 怪しいと思ったら、迷わず処分!
こんな感じで、せっかく買ったココアパウダーをうまく保存して使いきりたいですね。
我が家でも、昨年の使い残しがあったのを1年後に「しまった!忘れてた!」と、発見した経験が実際ありました(泣)
とはいえ、ココアは食品ですので、使う前ににおいや味も確認して、少しでも不安を感じる場合は、思い切って処分しましょう!