かつての職場では、ぶきっちょ先生の汚名を頂戴した私。
最近始めたDIYで瞬間接着剤と木工用ボンドを使うのですが、毎回手についたり、思わぬところについてしまったりします。
あまりにもその回数が多いので、今では接着剤でつけるより、とる方が上手になった気さえするのですが。笑
今回はその経験を生かして、手や服に着いたボンド・接着剤を取る方法をお教えします!
けっこう気持ちよく取れるので、是非試してくださいね。
目次
手についた木工用ボンドを取る方法
木工用ボンドは水溶性なので、ついてすぐであれば体温くらいのお湯と石鹸で洗っておとすことができます。
時間が経って落ちにくい時には、薬用アルコールやベンジンを少し水で薄めて、コットンやティッシュにしみ込ませてたたいてあげます。
そのあと、石鹼を使ってよく手を洗いましょう。
アルコールやベンジンで肌が乾燥してるかな?と気になれば、ハンドクリームを塗っておけばOKです。
手についた瞬間接着剤を取る方法
私は実際にあったのですが、瞬間接着剤なだけに指と指がくっついてしまうこともあります。私だけかな?そんな時には、無理に剥がすのは禁物ですよ。
瞬間接着剤だと焦ってしまうかも知れませんが、付着してしまってすぐであれば、普通はお湯でも落とせます。木工用ボンドと同じように、人肌程度のお湯で揉み洗いしましょう。
時間が経ってお湯では落ちない時には、「アセトン」という成分が瞬間接着剤を取るのに有効な成分です。身の回りにありそうなもので「アセトン」が含まれているのは、除光液です。
除光液を瞬間接着剤がついてしまったところに少しだけかけて、2分ほど経てば取れるはずですよ。除光液は刺激が強いので、しっかりと石鹸を使って洗い落として、ハンドクリームなどで保湿を忘れずに。
手につくことが予想される私のようなぶきっちょ先生は、100円ショップでも売っている「はがし液」を買っておくのもおすすめです。男性だと除光液は持ってないですよね。
服についた木工用ボンドを取る方法
服についたボンドに、すぐに気がつくのはレアケース。すっかり固まってしまった服の木工用ボンドは、靴の裏についたガムを落とすのと同じ方法です。わかりますか?
あれば瞬間冷却スプレーで木工用ボンドを凍らせて、揉み取ってしまいましょう。
スプレーがなければ、服ごと冷凍庫に入れてしまえばいいのです。
衛生面が気になるので、ビニール袋に入れるのをおすすめします。
服についた瞬間接着剤を取る方法
これは、先ほどの手についたものを取る方法と同じで「アセトン」か「はがし液」を使います。
使い捨て手袋かゴム手袋をはめて、アセトンかはがし液を含ませたコットンで瞬間接着剤にたたき込みます。
これを2、3回繰り返すんですが、繰り返すたびにコットンを替えるのがポイントです。
同じコットンを使うと、せっかくはがれ始めた瞬間接着剤が、また服に戻ってしまいます。
取れたらその部分を水洗いして、いつものように洗濯します。
服についた頑固な木工用ボンド・瞬間接着剤はアイロンを使う!
これ、おすすめの方法です。
用意するものは、ガーゼか要らない薄手の布3~4枚、アイロンとアイロン台です。
アイロンは60℃くらいに設定してください。木工用ボンド・瞬間接着剤がついてしまったところをガーゼか布で挟みます。十分に温まったら、その上からアイロンをかけます。
これを繰り返すのですが、ガーゼ・布は接着剤がしみ込んだら、まめにずらしましょう。
熱で溶かしてしまう方法というワケです。
最終手段は削り取る
服についた接着剤やボンドが何をしても取れない時には、最後は削り取るしかありません。
目の細かいやすりから、とれないようであればどんどん目の粗いものに替えていきましょう。
服を傷めてしまう可能性があるので、気をつけてやってみてください。
まとめ
ボンドや接着剤を使う時には、気をつけているのに手や洋服についてしまうものです。そんな時には、焦らないでも大丈夫ですよ。固まっても取る方法はあります。
まとめると…
- 手についた木工用ボンドはお湯と石鹸で洗い落とすか、水で薄めた薬用アルコールやベンジンで取る。
- 手についた瞬間接着剤はお湯で洗い流すか、除光液か100円ショップで売っているはがし液で取る。
- 服についた木工用ボンドは、凍らせて、揉んで剥がし落とす。
- 服についた瞬間接着剤は、除光液かはがし液で取る。
- 頑固なボンド・接着剤には、アイロンを使って、熱で溶かして取る。
- それでもダメなら最終手段、やすりで削り取る。
DIYが流行っているし、子どもの夏休みの宿題にも使う接着剤やボンドなので、是非参考にしてください。気持ちよくとりましょう!