一生に一度しかない卒業式。
学校生活の締めくくりであり、次の世界への第一歩とも言える大切な行事ですよね。
みんな出席するのが当たり前、欠席なんて有り得ない!!という感じですが・・
そんな大切な卒業式の時に、まさかのインフルエンザにかかってしまったら!!
無理矢理出席する?それとも、やっぱり我慢して欠席する?
そんなもしもの時、慌てず正しい判断が出来るように、色々お話していきたいと思います。
なるべく自宅で安静に・・
ずっと元気にしていたのに、卒業式間近になってまさかのインフルエンザ!
常識的に言えば、どんな大切な行事であっても欠席なくてはなりません。
インフルエンザは、発症後5日間・解熱後3日間経たないと登校してはいけないと、学校保健法で決められています。
インフルエンザは、小さな子供や老人がかかると、重症化してしまうこともあります。
無理矢理出席してしまうと、出席者から家族にうつしてしまうことも考えられますね。お医者さんも、インフルエンザにかかった時は、必ず欠席してくださいという事でしょう。
本人とその家族は無理矢理出席して満足でも、その後うつされた人たちにとってはどうでしょう?
正直なところ「無理矢理来るからよ・・勘弁して!」って思っちゃいますよね。
発症して少し経って熱が下がってくると、だいぶ体も楽になってきます。「もしかして行けるかも!?」と思うくらい、回復する方もいるでしょう。
でも、そんな一見元気に見える状態でも、まだまだ感染力は衰えていません。
むしろその頃も変わらず強いと言えます。
そんな状態で大勢の人と接触したら・・確実に周りにうつしてしまいますね。
もしも私の周囲に無理矢理出席する人がいたら・・う~ん、常識無いなぁと思う気持ちもありますが、自分の子供がと考えると、出席させてあげたくなっちゃうかもしれません・・。
迷惑かけちゃいけないという気持ちはあるけど、晴れ姿はやっぱり見たいし・・
勝手かなぁと思いますけど、これが正直な気持ち!!だったりします。皆さんはどうですか?
学校が配慮してくれるかも!?
その一日しかない卒業式ですから、皆さん少々無理をしてでも出席したいと思うことでしょう。
せめて熱が下がれば!何とかして熱を下げることができないか?・・と、考えてしまいますよね。
でも、インフルエンザですから、そう簡単には治すことはできません。
本当なら欠席することが望ましいんですが、本人がどうしても行きたがっている、周囲も出席してほしいという気持ちがあるという場合、高熱でなければ学校側もOKする場合があるようです。(必ず、学校に確認しましょうね!黙って行くのはおススメしません)
場合によっては別室で待機し、卒業証書だけもらうという配慮をしてくれる学校もあるかもしれませんね。
学校側からOKが出た場合、本人の体調次第で出席することもできますが、それでもマスクは忘れちゃいけません!
周りの方たちに知られている場合、非常識!と思われてしまうこともあるので、必要以上に接触しないようにしましょう。
もうすぐ登校停止期間が終わるから、少し早めでも大丈夫かな!?という人も、まだうつしてしまう可能性はありますから、油断は禁物です。マスクは絶対着用ですよ!
とにかく、自分が無理をしたせいで周りにうつさない!迷惑をかけない!このことに気を付けて出席しましょうね。
やっぱり無理はやめて欠席・・
熱も下がらないし、やっぱりうつしてはけないから・・と、やむを得ず欠席する場合、相手があなたのお子様だったら、「これからのために、無理をせず体を治すことが1番!」と伝え、自宅で特別な卒業式みたいなことをしてあげるのもいいかもしれませんね!
子供の晴れ姿を見ることが出来ない親も残念だと思いますが、それ以上に本人はもっとショックを受けています。
とても残念に思っているその気持ちを、傍にいて理解してあげて下さいね。
まとめ
本当は、どれだけ無理をしても出席したいと思う卒業式。
少しの間ならいいか・・と、思う気持ちもありますが、治っていない時に出席してしまえば、例え短い時間であっても周りにうつしてしまうかもしれない・・ということは絶対に忘れないでくださいね!
常識としては、欠席することをおススメしますが、場合によっては出席もあり・・なのかもしれませんね!
とにかくよく考え学校にも相談し、迷惑をかけないように、素敵な卒業式を迎えたいですね。