5分でわかる!!初節句のお返し、両親に感謝を伝えるベストな方法は?

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新しい命を授かるということは、分かっているようで分からないことだらけ!

私も子供としては色んなイベントを過ごしてきたけど、いざ親の視点になってみたら知らないことが多くてビックリしました。

お子さんの初節句も大切なイベントの1つですが、お祝いの仕方もさることながら、お返しもなかなかデリケートな問題で、ちょっと慎重にいきたいところです。

皆さんのご両親もお孫さんのために一肌脱いでくださるこの行事。

今回はそんなご両親へのお返しについて、お話したいと思います。

 

初節句とは?

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「初節句」と改めて言われるとドキッとしますが、簡単に言うとお子さんが生まれて初めて迎える節句です。

女の子は一般的に3月3日の「桃の節句」。「雛祭り」という名でも親しまれていますね。

男の子は5月5日の「端午の節句」です。

ちなみに私の地域では雛祭りが旧暦で行われているので、世間とは1ヵ月遅れて4月にお祝いしています。

余談ですが、4月生まれの父はその旧暦の雛祭りにちなんで、五月人形ではなくお雛さんを持っています。

割とこじんまりとした・・・というか地味なお雛さんなんですが、毎年節句の時期に箱の中から取り出すと、大変御髪が乱れた状態で出てくるんです・・・。

しかもしまう時は毎回きれいに整列させて、あまり箱を動かさないように運ぶのに、翌年開けてみると皆さん入り混じった状態で・・・。毎回家族でドキドキしています。

そう・・・この父のお雛さんは、我家の7不思議の1つです。

そんな大切なイベント「初節句」ですが、ここでまたちょっと悩めるのが、頂いたお祝いへのお返しですね。

 

お返し=内祝いはどうしたらいい?

初節句の際にはお祝いとして現金を頂く以外に、雛人形や鯉のぼり、五月人形を買って頂くご家庭も多いことと思います。

私の地域は嫁側の祖父母が雛人形を購入し、夫側の祖父母が鯉のぼりや五月人形を購入することになっています。

ただ地域によってそういった風習は変わるようですし、最近では両家の祖父母で折半することもあるようなので、その辺は要相談ですね。

でもね、いずれにしてもお祝いは高額なんですよね・・・。

頂いたお祝いに対して、よく「半返し」という言葉を聞きますが、この場合大変な額のお返しが必要になっちゃいます。

それはちょっとドキッとするかも・・・。

 

内祝いの今昔

一般的にお祝いへのお返しを「内祝い」と言います。

かつての内祝いは初節句の前日か当日の夜に、お祝いを下さった両親や親戚を招き、子供を囲んで縁起物のご馳走でおもてなしをしていました。

何せ子供の無病息災を願う行事ですからね。

この宴が内祝いとされていたんです。

という訳で自宅での宴を設けた場合、贈物や現金でのお返しは原則ナシ。

では現在の内祝いにはどんな方法があるんでしょう?

 

自宅での食事会でおもてなし!

1つ目はかつてと同じ様に、ご自宅で食事会ですね。

お子さんを囲んでご自宅で一緒にお祝いできるのは、両家のご両親にとっても嬉しいんじゃないでしょうか。

お子さんの普段の生活も垣間見ることができ、喜び倍増間違いナシです!

また初節句と言うことで、お子さんもまだ小さいことと思います。ご自宅で食事会を催した場合、お子さんにとってあまり環境を変えなくてOKなところも、メリットの1つと言えますね。

 

縁起物のご馳走でないといけない?

ここで気になる食事会用の「縁起物のご馳走」を紹介します。

桃の節句のご馳走

  • ちらしずし
  • はまぐりのお吸い物
  • 季節の小鉢
  • ひなあられ
  • 菱餅
  • 白酒

端午の節句のご馳走

  • 赤飯
  • 縁起の良い野菜の煮物
  • お吸い物
  • 鯛の尾頭付きの焼き物
  • 柏餅やちまき

これがかつて縁起物のご馳走でした。

 

でもね、「自宅でもてなしたいが、小さなお子さんを抱えてこれらを用意するのは大変!」という私のような方もいると思います!

そういう場合は無理せずホームパティー、もしくはお茶会のような感じでもいいと思います。

または初節句用のお料理に対応できるケータリングサービスや宅配オードブルなどの活用もオススメします。

 

レストランでのおもてなし!

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「自宅に招待するのはちょっと・・・」という方もいるはずですね。

そんな場合はレストランでのお食事会をオススメします!

小さなお子さんを抱えながらの準備や片付けもなく、楽しめますね。

後ね、これだと公平にお祝いできると思うんです・・・。

例えば同居の場合、皆さんが中心になって初節句の準備をしていても、どちらかのご両親が開催者側になるわけですよね。そうなるともう片方のご両親が招かれる側になり、ちょっとデリケートな問題が発生する可能性があるんです・・・。

こうして皆さんが主催者になりご両親をお招きすれば、そういった問題が軽減しドッキリがなく過ごせるはずです。

そして食事会に出席して頂いたご両親へは、ちょっとした引き出物をお渡しすると、尚一層感謝の気持ちを伝えられと思います。

 

食事会に出席できないご両親への対応は?

「内祝いは食事会で。」というのは、お招きできた場合です。

例えば様々な理由で出席できないご両親もいると思いますが、どうしたらいいのでしょう?

出席できなかった親戚にはお祝いの3分の1~半額に相当する祝い菓子や品物を送るのですが、一般的に両親への初節句の内祝いは不要です。

ただやはりここは、別の形でお礼をしたいところです。

雛人形などを買って頂いた場合は、お子さんとの記念写真や食事会での集合写真などをフォトスタンドな入れて贈ると喜ばれると思います。

食事会の様子も分かりますし、ある意味事後報告にもなるし・・・。

その際電話だけでなくお礼の手紙も添えると、感謝の気持ちを伝えられますね。

また欠席されるご両親には、事前にどんな形でお祝いをし、誰が出席するかなどこっそり伝えておくと、「出席できない」という切なさや疎外感が、少しだけ軽くなるんじゃないでしょうか!

ただ義両親に関しては、パートナーさんにこっそり聞いてもらった方が、よろしいかと思います。

やはりこれもご家庭や地域によって変わってきますので、そちらに合わせるのがいいでしょう。

 

私オススメの内祝い

私は実家の近くに住んでいます。

ちなみに私の母は内祝いの話をすると、「いい、いい、いい、いいっ !!!いらない、いらないっ !!!!!!」と、まるで拒否に近い勢いで首を振ります。

それはもう、ちょっとこちらが切なくなるくらいなんですが、「その分は子供のために使って!」というのが理由です。

あまり改まって内祝い用のお菓子などを渡すと、何だか他人行儀のようになってしまいそうで、逆に母の好意を無碍にするような気がするんですよね。

だから時々さり気なく母の好きなお菓子や手作りのケーキなどを持って行っています。渡した時に「やだ、ありがとう。」と照れ臭そうにする姿が好きなんです。

後、やはり子供たちの写真ですね。携帯で撮った写真をなるべく見せているんですが、本当に愛しいそうな表情でしばらく眺めているんです。

そこで最近気がついていつか贈ろうと思っているのが、赤ちゃんの頃から現在までの写真を入れた「ちびっこアルバム」です。

なるべく写真がたくさん入るアルバムを用意して、行事ごとに新しい写真を送り、それを続けて中に入れていってもらう。いつでも見ることができる思い出です。

こうやって色んな思い出を両親と共有し、子供たちの成長を見守って欲しいな、と思ってるんです。

 

ちびっ子アルバム。

遠方に住んでらっしゃるご両親にとっても、近くにいらっしゃるご両親にとっても、きっと喜ばれる初節句の贈物になるんじゃないでしょうか。

 

感謝の気持ちを忘れずに

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こういったお祝いを頂くイベントだと、マナーが気になるところです。

それも親としての通過儀礼のようなものだったり、何よりお子さんのためにもしっかり務めたいという親心だったりもします。

ただその前に、お子さんの成長を何より気に掛け、喜んでくださるご両親への感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。

普段は遠方にいらっしゃったとしても、見守ってくださるその温かさは、お子さんへの安心感にも繋がります。

「自分は守られている」と感じるのは、子供たちの心の成長にも深く関わってくるんだそうです。

母がよく言います。

「大切に守られると思えば、子供は安心して自立できるから。」

子供の無病息災を願う行事、初節句。

お子さんの健やかな心の成長も、ご両親と一緒に願いたいものですね。

 

まとめ

初節句に両親にお祝いを頂いた場合、お祝いの席を設けるのが内祝いの一般的な方法です。

  1. 自宅で食事会
  2. ケータリングサービスなどを利用し、自宅で食事会
  3. レストランで食事会

原則お子さんを囲んでの食事がお返しとなります。

また出席ができなかったご両親には、基本的に内祝いは不要ですが、感謝の気持ちを込めてお礼の手紙を添えて、お子さんの写真を贈るのが良いでしょう。

これからもご両親と一緒に、お子さんの成長を見守っていけたらいいですね。

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