皆さん甘いものは好きですか?
ケーキ屋さんに行って、「これなら家でも作れるかも?」とおもうのが、シュークリームです。
ホールケーキはなかなか作れないですもんね。
でも、シュークリームを作ったときに、上手に膨らまなかった…なんて経験がある方も多いんじゃないでしょうか。
今回はそんなシュークリームの上手な作り方と、失敗しないコツを教えちゃいます!
目次
シュークリームが膨らまない!原因は?
レシピ通りにシュー生地を焼いたのになぜか膨らまない、つぶれてしまった、ということがあります。
レシピに沿って作ったはずなのに何故膨らまないのでしょうか。
実はこれにはいくつか原因が考えられます。
水分が足りない
シュー生地を作ったときに、練っている間に水分が飛んでしまったりすると、パサパサになってしまいうまく膨らまないことがあります。
うまく水分を残しながら練るには、手早さが必要です。
また、オーブンに入れる前に霧吹きなどで少し水分を足してあげてから焼くと、水分不足にはなりません。
材料が冷たすぎる
シュー生地に使う卵やバターの温度が冷たすぎると、生地の温度が下がってしまいます。
生地の温度が下がってしまうとシュー生地は膨らみにくくなってしまうので、常温に戻しておいた材料を使うことがコツです。
バターは冷蔵庫から出して、歩い程度小さく切っておくと◎
オーブンがきちんと温まっていない
オーブンが十分に加熱されていないと、シュー生地はうまく膨らみません。
十分にオーブンを予熱し、しっかりと焼くのがコツです。
上手く膨らんでいるかなどを気にして途中でオーブンを開けてしまうと、外の空気に触れてオーブンの温度が下がってしまい、シュー生地が膨らまなくなってしまいます。
シュークリームを上手に作るときのコツ!
では続いて、上手にシュークリームを作るポイントを見ていきましょう!
バターをしっかり沸騰させる
バターと小麦粉を混ぜ合わせるとき、バターをしっかりなべで沸騰させ、ぐつぐついうぐらいにしてから、一気に小麦粉を混ぜ合わせるのが大事です。
また、練り方が足りないと生地が膨らまない原因にもなるので、しっかりと練りこんでください。
生地が冷めないうちに作業する
先ほどの工程でしっかりと生地が練れたら、常温に戻しておいた溶き卵を“少しずつ”加えながら混ぜ合わせてください。
時間が経ってしまうと、せっかく温めていた生地が冷めてしまうので、この工程をさっと済ませるのが大切です。
何度も失敗している人の体験談をもとにしたシュークリームの作り方!
一番ためになるのは実際に失敗して改善を繰り返してきた人の体験談です。
プロのパティシエさんの作り方をマネしても簡単にはうまくいかないのも当たり前のことですよね。
失敗の原因は「もたつき」
シュークリームを作るときに大事なのがそのスピード。失敗の一番の原因は、作業のもたつきにあるかもしれません。
材料はきっちりと計りあらかじめ準備しておき、薄力粉も最初に振るっておきましょう。
オーブンの温度は190℃
一番シュークリームが膨らみやすいのはオーブンが190℃のときです。
オーブンに下火がないタイプの場合は、熱を逃がさないように、下に余分な鉄板を入れて一緒に予熱すると、オーブンの温度低下を防ぐことができます!
鍋は強火でさっと!
まず鍋に水、牛乳、バター、グラニュー糖、塩を全部入れ、強火で一気に沸騰させます。
このとき弱火でやってしまうと水分量が変わってしまって失敗の原因に。
一気に沸騰させることがコツです。
バターを常温に戻しておく理由
バターは沸騰させるタイミングではすべて溶けていることが大事です。
常温に戻さないで火にかけてしまうと、沸騰した時にまだバターが塊で残ってしまっていることがあるので、バターは常温に戻しておくのが大事です。
薄力粉を入れるタイミング
薄力粉を入れるタイミングは、鍋が沸騰して白い泡が立ってきたときです。
一気に薄力粉を入れて火をとめましょう。火を切ったときの目安の温度は80℃。
この温度が一番膨らみやすい生地の温度とされています。
固めのカスタード状態が一番状態の良い生地
最終的に鍋の中の生地は「固めのカスタード」ぐらいがちょうどいいです。
木べらで持ち上げると3秒ぐらいかけてぼとっと生地が落ちるぐらいを目安にするとわかりやすいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
これだけコツを押さえておけば、次はちゃんと膨らんでくれると思います。
最近はあまりお菓子を自作することがない私ですが、久しぶりにちょっとやってみようかなーと思います!
みなさんもぜひ作ってみてくださいね!