腹持ちの良いお餅。
お醤油をつけてのりで巻いて主食として食べたり、あんこやきな粉をつけておやつにしたり、食べ方も色々あって、美味しいですよね。
お餅の原料はお米なので、とても体にいいし、食べやすく日本の代表的な食べ物で、お正月など家族の皆さんと食べたいものです。
我が家も、私をはじめ、子供達も大好きです!
でも気をつけたいのはお子さんとお年寄りが食べる時。器官が狭い方にとっては、お餅は喉に詰まりやすいので気をつけなくてはいけないですよね。
では、お子さんは何才くらいからお餅を食べていいのでしょうか?
今回は子供のお餅事情について、詳しくまとめたいと思います!
子供の離乳食から大人の食べ物の移行って?
お餅をいつから食べていいのでしょうか?赤ちゃんの離乳食の進め方と一緒にお餅について見てみましょう。
■離乳食初期
生後5、6ヶ月からミルク以外の離乳食を始める赤ちゃんが多いようですね。
この時期はまだおかゆをすり潰したようなドロドロ状のものから始めます。
■離乳食中期
生後7、8ヶ月になると微量であれ薄めの味付けをしてよくなってきます。赤ちゃんもスプーンになれてきて、しっかり食べてきてくれるでしょう。
■離乳食後期
生後9、10ヶ月頃からベビーウエハースや蒸しパンなど柔らかいものならドロドロしていないものでも楽しんで食べるようになります。
■離乳食完了期
生後12ヶ月から1歳半でだいたい離乳食から大人の食事へ移る頃と言われ、味は薄めでも、大人と同じものが段々楽しめるようになりますね。
少なくとも、お餅は、このご飯を歯で噛め、大人の食事ができる1歳半以上になってからというのが妥当な判断です。
子供にお餅をあげてもいい時期って?
私も、お正月などお餅を大人が食べる時、「いつから子供にお餅ってあげたらいいんだろう」って考えたり悩んだりするきっかけになりました。
子供にお餅をあげていいのは、だいたい3歳前後あたりからというのが一般的です。
もちろん、1歳半を過ぎれば、大人と同じものを食べれるようになってくるので、もっと早くからあげている方もいるでしょう。
乳歯が生えそろっていて、ちゃんと飲み込めるようになっていたり、「ちゃんと噛み噛みしてね」と言った言葉かけを理解できるようになっていれば、大丈夫と言えるのかもしれません。
でも、例え、1歳半を過ぎて大人と同じものが食べれるようになったとしても、まだまだその時期の子供は噛む力も弱いですし、飲み込む力も弱いのが普通。
お餅のように喉に詰まらせやすいものは細心の注意が必要ですね。
子供にお餅をあげる時の注意
3歳前後で、お餅をあげ始めるご家庭が多いようですが、その頃あげるにしろ、もっと早くあげるにしろ、子供にお餅をあげる時は注意が必要です。
子供にお餅をあげる時の注意点を書き出してみました!
- お餅を小さく切って飲み込みやすいようにする
- お餅が喉に詰まらないように水分と一緒にとるようにする(雑炊に入れるなども良い)
- お餅をよく噛むように子供に促す
- 子供がお餅を食べている時は、そばにいる
このようなことに注意しながら、あげるといいですね。
万が一、喉にお餅が詰まってしまったら、背中を強く叩いたり、後ろから腹部を抱きかかえるようにして強く持ち上げるようにするとお餅のつかえが取れる事があります。
でも、そのような事のないように、十分注意が必要という事ですね。
お餅に慣らすためのレシピいろいろ
ここでは、小さなお子様がお餅になれるようなお餅に似たレシピをご紹介します!
◆じゃがいも餅
- 茹でたジャガイモ(1個)に、湯がいた小松菜とじゃこ(適量)を入れる。
- 1の中に片栗粉(大さじ1)と塩(少々)を入れて、よく潰す。
- 食べやすい大きさに丸め、それをフライパンで揚げ焼きして出来上がり。(チーズを入れても美味しい)
◆胡麻餅
- 牛乳(200cc)に練り胡麻(10g)と砂糖(15g)を入れて火にかける。
- 練り胡麻が完全に溶けたら、片栗粉(15g)を泡立器で混ぜながら入れる。
- 2を粘りが出るまで加熱する。
- 鍋から耐熱皿に移して冷蔵庫で固まらして出来上がり。
◆豆腐白玉
- 白玉粉(100g)と絹豆腐(100g)を混ぜ、丸めて沸騰したお湯に入れる。
- 浮き上がってきたら、すくって冷水につける。
- 冷蔵庫に冷やした後、みたらしなど餡をつけて出来上がり。
お気に入りのレシピがあったらぜひお試しあれ!
まとめ
- 子供にお餅をあげるのは離乳食完了期が終わってから。(だいたい3歳前後)
- 初めて食べるときは、ずっとそばで付き添って食べさせる
- 小さく切って、滑りを良くするように水と一緒に食べさせる
- 準備としてお餅のような食感のものでならせておくのが良い
腹持ちもよく、体にいいお餅。小さいお子さんに初めてあげる時は、喉に詰まらせず、美味しくお餅が食べられるように十分に注意してくださいね。