訛りにお悩みの方必見!方言を直す方法4選

転勤や進学で、地方から東京に出てきて訛りが気になっているそこのあなた!

方言を直す方法って知りたくないですか?

私自身東京に出てきてもう10年経ちますが、最初の方は方言を指摘されるたびに落ち込んでいたので、その気持ちよくわかります。

ですが今回ご紹介する方法で私自身は、飲み会で実は○○地方出身なんですよ~と言うと驚かれるくらい方言が出なくなりました!

ぜひ読んで試してくださいね。

1.方言について

そもそも方言ってどういったものなのでしょうか?

  1. 一定の地域社会に行われる言語。一つの国語が地域によって別々な発達をなし、音韻・文法・語彙 (ごい) などの上で相違のあるいくつかの言語圏に分かれたとき、それぞれの地域の言語体系をいう。九州方言、琉球方言など。
  2. 共通語・標準語に対して、ある地方で用いられる特有の言葉。俚言 (りげん) 。
  3. 特定の階層に用いられる独自の言葉。隠語・俗語の類。

                              (goo辞書

私たちが方言の意味として理解し、使っているのは1や2だと思います。

わかりやすく言うと、標準語に対してそれと違う日本語は方言ということですね。

標準語というと関東の人が使う、というイメージがありますが実はそれは違います。

埼玉では「うちゃる=捨てる」や「おっぺす=押す」など埼玉の方言がありますし、実は東京弁というものもあって標準語とは違う発音をすることがあるんです。

2.一文字だけで伝わる方言

さて方言というものがどんなものかおわかりいただけところで、実は日本には一文字で通じる方言があるということをご存知ですか?

雑学がてら少し見てみましょう!

  • 「ね=ない、寝る」、「け=食べて、痒い、来て」、「く=食べる」、「わ=わたし」、「な=あなた」、「め=美味しい」

こちら全て東北弁になります。

テレビでも紹介されたので有名ですよね。

寒いからあんまり口を開けたくないせいなのでしょうか、東北弁は一文字方言の宝庫!

複数の意味がある「ね」や「け」はシチュエーションによって判断なのでちょっぴり難しいかもしれませんね。

「つ=かさぶた」

こちらは長崎弁の一文字方言です。

「つ」のひらがな一文字って全然かさぶたって言う言葉に入っていないのに不思議ですよね?

かさぶたとは血が流れた後にできるから「つ」、や痛(つぅ)からきた、など由来は色々考えられるそうですが、明確な証拠はなく何が本当なのかはわからないそうです。

3.方言は直したほうがいいのか

それでは方言って直した方が良いのでしょうか?

方言のメリット、デメリットをまとめてみたので、あなたの場合はどうなのか考えてみてくださいね。

メリット

・同じ地方の出身だと意思疎通を図りやすく、親睦を深めやすい。

 例えば会社の人や取引先の人が同郷だった場合、話がしやすくまた親近感をもってもらえるかもしれません。

・方言を使っていると覚えてもらいやすい。

 営業さんなど、人に覚えてもらってなんぼの職種の場合、インパクトのある方言だと顔を覚えてもらいやすいというメリットがあります。

デメリット

・ビジネスの場では、標準語を求められることが多い。

 ビジネスマナーとしては標準語を使うのが正しいとされています。受付やコールセンターなど、標準語がマストの職種もあるようです。

・その方言を使わない人に疎外感を与える。

 チームなどで仕事をする場合、同郷の人同士が方言を使うことで他の人を遠ざけてしまったり、疎外感を与えてしまう可能性もあります。

では東京に住んでいても方言を直さない人はいるのかと言うと、もちろんいます!

私の経験ですと、2番目に入った会社が大阪本社の会社だったのですが、ワンフロア10人中8人が関西出身で関西弁だったことがあります!

こちらがついついつられて関西弁をしゃべってしまうほど…。

営業関係で取引先とやりとりする部署でしたが、みなさんそのまま関西弁で東京の人としゃべっていましたよ。

4.方言の直し方

でもやっぱり訛りが気になる、直したいという方のために方言を直す方法を4つご紹介しましょう。

  • ニュースを見たり聞いたりする
    テレビやラジオのアナウンサーがニュースを読むときは必ず標準語を使うようになっています。
    そのため自分の思ったイントネーションでなかったり、違う言葉が使われていた場合ニュースの方が正しい標準語なので気を付けるようにしましょう。
  • 標準語を話す人の真似をする
    周りの人が使う言葉をそのまま真似てみてください。職場だと電話に出た時のイントネーションや言葉、お客様対応する時のフレーズなど、そのまま使える会話が多く、参考になりますよ。
  • 話し方の教室に通ってみる
    お金がかかりますが、プロの先生に標準語を教えてもらうのも一つの手です。継続的に通う前に、お試しや1日単位のセミナーなどで体験してみるのもいいかもしれませんね。
  • 丁寧語で話すようにする
    関西だと「~やん。」など方言って語尾に出ることも多いですよね?
    これを防ぐために「です・ます調」で話すようにすると語尾の方言が出にくくなります。急ごしらえですが、とりあえず整った話し方にはなるので東京に来たばかりの人のはおすすめですよ。

まとめ

  1. 方言とは標準語に対してそれと違う日本語の言葉やイントネーションのこと。
  2. 「ね=ない、寝る」、「け=食べて、痒い、来て」、「く=食べる」など、ひらがな一文字で通じる方言がある。
  3. 方言を使うのはメリットもデメリットもあるが、東京でも方言を直さない人はいる。
  4. ニュースのアナウンサーや標準語を話す周りの人を真似したり、話し方教室に通ったり、丁寧語で話すようにすると方言は直っていく。

ということがおわかりいただけたと思います。

私自身は東京では訛りを直して、そして地元に帰った時や旧友に連絡した時には思いっきり方言でしゃべっています。

今悩んでいるあなたが、上手く使い分けられるようになること願っています。

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