ふと空を見上げたときに、虹がかかっているのを見つけると
少し、幸せな気持ちになりますよね。
見つけようと思って見つけるのではなくて、ほとんどが
偶然空を見上げたら見つけた!という人が多いと思います。
では、どんなときに虹は出ているのでしょうか?
虹が見える季節はいつがおすすめかを教えたいと思います♡
虹はどうやって出るの??
虹は、太陽の光が無いと絶対に見ることはできません。
太陽の光が雨粒に差し込み、雨粒の中で反射・屈折して七色に分かれて 見えています。近くにある雨雲から降る無数の雨粒たちをスクリーンに して、美しく姿を変えた太陽の光が、虹として現れているのです。
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反射、屈折という言葉は小学校の理科の授業で何度か耳には
したことがあるけど意味は覚えてない・・という人!!(笑)
コップにストローを入れて上からのぞいてみると、
まっすぐなはずのストローがなぜか曲がってみえている。
という現象分かりますか!?
虹の場合は、この現象が雨粒の中で起きているんです。
虹の色の由来について・・★
虹の色って7色ですよね。
一般的には赤、だいだい、黄色、緑、青、藍、紫の7色です。
虹が7色なのは有名な科学者のニュートンの説がもとになっています。
ニュートンの時代では「7」と結びつけることが大事なことと考えられていました。
当時の色彩の基本として赤、黄色、緑、青、藍の5色でした。
しかし、ニュートンは虹の光の帯を見てどうしても2色加えた
7色にしたかったみたいです。
赤と黄色の間に果物のオレンジの色から「だいだい」。
青と紫の間に植物染料の色の「藍」。
この2色を加えて虹の色を7色に決めました♡
虹が出る条件と、探し方♡
虹が出るには3つの条件があります。
1.日差しが十分に強いこと 2.雨上がりで空気中に十分な水分があること 3.太陽の位置があまり高すぎないこと
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虹を探すには、雨が止んで日が差したら、
「太陽を背中にして逆の空を見ること!」
季節と時間と自分が住んでいる場所によって見えやすさは
だいぶ違ってきます。
では、虹が見える季節はどの季節なのでしょうか・・
虹が発生しやすい時期は次のとおりになっています。
#にわか雨が発生しやすい時期
→雨から急激に晴れに回復しやすいのは、にわか雨の時です。
にわか雨は、暑い時期の昼下がり~夕方に起きやすいので、
7月後半~9月前半くらいの時期が該当します。
#太陽の高さが高すぎない時期
→太陽が高すぎる季節の正午前後は虹を見ることはできません。
5月~7月は虹を見ることが難しい時間帯が長いので、
それ以外の時期がいいです。
これらを踏まえると、虹を見るのにおすすめな時期は、
8月~9月前半ですね。なので季節でいえば夏になりますかね。
では、「秋や冬にはあまり虹が出ないの?」
と思う人いると思いますが、そんなことありませんよ!
「時雨虹(しぐれにじ)」という言葉聞いたことありますか?
秋~初冬にかけてかかる虹は時雨虹と言い、よくある現象なんです。
そしてこの時雨虹なんと俳句で冬の季語になっているんです。
虹を見つけるコツって!?
裏技というのは特になくて、通り雨が降ったら空を見るだけですね!(笑)
案外自分が気づいていないだけで空を見上げてみたら
虹がかかっていることがありますよ♡
虹からのメッセージ・・?
虹には、「神の喜び」や「天からの贈り物」と形容されることがあります。
そして、「どうかネガティブな感情を手放してください。
降りやまない雨はありません。輝く未来を信じて突き進んでください」
というメッセージが含まれています。
嫌なことがあって、落ち込んでいるときに偶然虹を見つけると
こういうメッセージを自分に送ってくれているんだなと感じると
すこし元気になりますよね。
最後に
生きていると、辛くてしんどい、逃げ出したいと思う事1度はありますよね。
でも、その辛い時期は必ず終わりがきます。
虹には自分の進むべき道を示してくれる「道しるべ」の光のようなものでもあります。
ふと空を見上げてみたら虹がかかっているのを見たら、
友達にも教えてあげて、ぜひ幸せのおすそ分けをしてあげてください(笑)