生きる意義とは?挫折しても立ち直れる考え方!

「自分が生きている意味はあるんだろうか・・・?」
「夢も諦めて生きる気力が湧かない・・・」

何を見てもどこかへ行ってみても、
常に付きまとう虚無感・・・。

自分が生きる意義とはなんなのか・・・?

自分はこうでなきゃ意味がないんだ・・・。

そんな風に自分を責めて苦しんでいませんか?

結論を先に言うと、夢を挫折したとしても、生きる意義がなくても、人は生きれます。
今後の人生をどのように考えて生きればいいのか、思考の整理をしていきましょう。

生きる意義を考える

そもそも生きる意義とはどこからくるのでしょうか?

将来の自分の理想の姿を想像して、
それを実現するために、近づけるために人は努力しますよね。
目標に向かって頑張っている自分はより生き生きと活動できていることだと思います。

ですがとある理由でその夢が、理想の姿が実現できないと自分の中で絶望視したとき、
それまでの努力も否定して無気力になります。
所謂「挫折」というものですね。

目指していた夢が自分の前から消えてしまって、
そのために生きていた自分の生きる理由を見失ってしまった・・・。
もう自分が生きている意義もなにもない・・・。

でも、あなたは気付くのです。
夢を諦めていても、ここに生きている自分がいることに。

そしてあなたは苦しみます。
なぜ自分は生きているんだ。
夢を失った人生なんか、理想の姿になれない自分の未来なんて、生きていてもしょうがないのに・・・。

そして、自分の中にまた新たな「生きる意義」を見つけようとします。
いいえ、もしかしたなそれさえも見つけようとはせず、
ただ生きることが苦しいともがいているだけなのかもしれません。

そして、「諦めた」と言いつつも、
まだその夢(生きる意義)にしがみつこうとしている自分がいることにも気づいているでしょうか。

そう、あなたは自分の中で「もうダメだ、おしまいだ」と言い聞かせているのに、
「その夢を諦める自分」を未だに受け入れられないから、苦しんでいるのです。

自分の生きる意義とは・・・?

夢を諦める自分を受け入れずに、言い訳と逃げ道を探している。
それを「生きる意義が見つからない」と言い換えているのです。

まずは自分を受け入れよう

生きる意義を探している人は、
「こんな自分じゃダメだ」「もっとまともにならなくちゃダメだ」
と自分をずっと責めている傾向にあります。

生きるのが苦しいと思っている人は、
まずはどんな状態の自分でも「受け入れる」ということを考えてください。

家族や他人から「そんなんじゃダメだ」と言われるケースもあるでしょう。
ですが、実際問題、何がダメなのでしょう?

親の期待を裏切ったから?→そもそも自分は親の為に生きているのか?
自分がみじめだから?→「みじめだ」と決めつけているのはあなた自身。
これまでの努力が全部無駄に終わったから?→その経験があったからこそ、今のあなたがいます。

「生きる意義の無い人生なんてダメだ」といっても、
人間は毎日ごはんが食べられて寝られるだけで生きられるのです。
もちろんお金は必要ですが、お金を稼ぐ働き口は探せばたくさんあります。

夢や希望は自分の生きる活力になります。
ですが、それが無くなったからといっても人間は衣食住が満たられていたら生きられます。
夢や希望がなくたって、実際には生物として生きられるのです。

こと日本では、病気をしたり自ら死を望まない限り、食べ物も住むところも
比較的恵まれています。何かしらの理由で働けなくても国の保証もある程度充実しています。

お分かりでしょうか?

「自分に生きる意義がない」と悩んでふさぎ込んでいるときは、
自分が生きるための衣食住・周りの環境がある程度整っているのです。

明日食べるものもないかもしれないという切羽詰まった状況だったら、
生きる意義なんかより食べ物を探すか働いてお金を稼ごうと必死になりますよね。

いかに、自分が恵まれた環境で生きていて、
自分の精神世界だけで自分を苦しめているのか、
よーく考えてみてください。

そして、そんな自分でもあなた自身が受け入れてあげてください。

あなたの生きる道とは

少し厳しい記述をしましたが、
筆者は実は挫折した側の人間です。

筆者もかつては自分の理想が叶えられないと悟り、
尚且つ続々と夢を叶えている知人の姿を見て、
嫉妬・憎悪・自暴自棄のオンパレードの人生でした。

紆余曲折ありましたが、今では憑き物が落ちたかのように自分を好きになれていますし、
またその中で新たな目標・道を示すこともできました。

そうなれたのは、「それをしていない君でも君だよ」と
言ってくれるパートナーの言葉に励まされてきたおかげです。

今自分に恋人もいないし、やっぱり立ち直れないのか・・・
と思った方もいらっしゃるでしょう。
ですがそうではありません。

最終的に自分を受け入れたのは「自分」です。
他の人がどれだけ励ましてきても、
結局自分が納得して受け入れない限りは何も変わらないのです。

自分の思考次第で、あなたの人生はまた切り開けます。
「自分にはこれしか取り柄がない」と思っていたのに、
生きていたら思いもよらない新たな自分の一面(好きなこと・得意なこと)に出会えることもあります。

「それが出来なくても、それをやらなくても、あなたがあなたであることは変わらない」のです。

○○をやっている自分に拘らずに、
一人の人間として生きることを楽しんでみてください。

今はまだ難しいかもしれませんが、
この記事が悩みの一つの区切りになれたら幸いです。

焦って自分から探さなくても、ある日突然「生きる意義」が生まれる瞬間があります。

諦めていた夢や理想が、ひょんなことで実現する流れになることもあります。

まずはありのままの自分を受け入れ、好きになって、
美味しいものを食べて、ゆっくり休んでくださいね。

あなたの道はそこからまた始まります。

まとめ

・「自分の生きる意義は何だ」と探し悩んでいるのは、実は言い訳と逃げ道を探している状態
・まず自分が受け入れなければ苦しみからも解放されない
・○○をしていない自分も一人の人間であることを意識する

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