「最近、お腹が出てきたなぁ…筋トレしたいけど面倒くさいなぁ」
「平日は仕事が忙しいし、休日は普段忙しい分、ゆっくり休みたいなぁ」
「ジムに使うお金も時間もないから、歩きながら筋トレできないかな?」
こういった悩みをお持ちでないでしょうか?
筋トレしなければいけないと思いながらも、なかなか時間がなくてできていない。
わざわざジムにお金を払って筋トレするモチベーションがないという方に、
普段歩きながらでもできる筋トレの方法を解説します。
通勤や移動などで普段歩く機会は多々あると思いますので、ぜひこの記事を読んで実践していただければと思います!
なぜお腹が出るのか?
歩きながら筋トレをしたいと思っている人の中の大半は、自分のお腹の脂肪を落としたいと思っているはずです。
ではなぜ、お腹に脂肪がついてしまうのか分かりますか?
脂肪は動きの悪いところにつきやすく、コルセットのように体を支えている筋肉(腹横筋)が衰えると臓器が重たいため、
重力によって下がり、脂肪が下腹に溜まってしまいます。
裏を返せば、腹横筋を鍛えることができれば、ポッコリお腹を改善できるとも言えます!
腹横筋は歩きながら鍛えられる
腹横筋は歩きながらでも、鍛えることができます。
鍛えるにあたって正しい姿勢を保つこと、痩せる歩き方をすることが大切になるので、それぞれ解説します。
正しい姿勢を作る
まずは鏡に体が正面に映るように、自分の体の姿勢を確認してみましょう。
確認ポイントは以下の2つです。
①肩と床が平行になっているか
②骨盤と床が平行になっているか
①、②ともには左右どちらかの肩・骨盤が上下していないかをチェックしてください。
次に鏡に体が横に映るように、自分の体の姿勢を確認してみましょう。
確認ポイントは以下の部位が、一直線になっていることです。
・頭頂部
・肩
・骨盤
・くるぶし
上記を確認できたら1分間、同じ姿勢をキープしてみてください。
元々、姿勢が良くなかった人は姿勢をキープすることが大変ですが、正しい姿勢で立つことは体を鍛えるために大切なことです。
痩せるための歩き方をする
普段、歩き方に気を付けている方は少ないと思いますが、
腹横筋を鍛えるためには普段とは違った歩き方を意識する必要があります。
どんな歩き方かというと…
上述した正しい姿勢をキープした状態で、骨盤を前に出すイメージで歩きます。
普段は足だけを使って歩いていると思いますが、骨盤を使って歩くので、左の骨盤を使って歩くときは左の上体が前に出て、右の骨盤を使って歩くときは右の上体が前に出る形になります。
歩くときにもう1つ意識して欲しいのが、手の振り方です。
コツは手を前に出して歩くのではなく、後ろに手を引くという意識を持つことです。
手を前に出す意識を持っていると、前傾姿勢になってしまい、正しい姿勢を崩してしまいます。
手を後ろに引けば、背筋がまっすぐ伸びた状態で歩くことができるので、正しい姿勢をキープすることができます。
さらに手を振っているときは、肩甲骨を寄せると肩こり改善への効果があります。
上述したような姿勢と歩き方をすることによって、ハードな筋トレをせずとも腹横筋を鍛えて、ポッコリお腹の改善に繋がります。
筋トレとウォーキングを組み合わせよう
ウォーキングは有酸素運動で脂肪を燃焼させる役割があります。
筋トレは筋肉を鍛える意味があるので、両者を組み合わせると、お腹周りの脂肪を減らしながら、腹筋を鍛えるので美しいウエストをつくることができます。
脂肪の燃焼を上げるためには、負荷を掛ける必要があります。
ウォーキングであれば、
・坂を上る
・お腹を引っ込めて歩く
腹筋の筋トレであれば、
・回数を増やす
・インターバルを短くする
といったことをやると、ウォーキングで脂肪を燃焼しつつ、筋トレで腹筋を鍛えることができます。
最初から高い負荷を掛けてやると挫折してしまう原因になるので、まずはウォーキングの正しい姿勢、歩き方を2週間継続してみてください。
そこで辛くなければ、ウォーキングコースに坂を上るコースを入れてみたり、お腹を引っ込めて歩いてみてください。
ウォーキングで徐々に負荷を掛けることに慣れてくれば、筋トレを日常のルーティンに取り入れて、ウォーキング+筋トレで美しいウエストを実現してもらえればと思います!
まとめ
歩きながら筋トレをする方法について紹介してきました。
簡単にまとめると…
・お腹に脂肪がつく理由は腹横筋が弱まっているから
・ウォーキングする際は正しい姿勢と痩せるための歩き方を意識する
・筋トレとウォーキングを組み合わせることで、美しいウエストができる
お腹の脂肪を落とすためには、ジムに通ってランニングで何キロも走ったり、
お腹がはち切れるまで腹筋をしなきゃいけないとイメージしていた人にとっては、目から鱗の内容だったと思います。
忙しい毎日を過ごしている方でも、日常的に歩く機会はあると思うので、ぜひ正しい姿勢と歩き方をマスターしてみてはいかがでしょうか?