「イヤ!」
「ママちがう!!」
人からやってもらわないと一切何もできなかった0歳時時代。
ハイハイ→ずりバイ→つかまり立ち→立つ→歩くなどの体の発達と共に
1歳を過ぎると「これしたい、あれしたい」という自我も徐々に芽生えてきます。
しかし、1歳~2歳児の子供はとっても
手ごわい・・・
・食事を用意しても食べてくれない
・着替えを嫌がって外出の準備が進まない
・お風呂に入るときもなかなか
おもちゃ遊びやTVから離れたがない
・言葉がまだ未発達なので
何を要求しているのか分からない etc…
出勤前などににイヤイヤされると焦りも出てきてしまって
「時間がないの!!早くしてよ!!」と
怒鳴りつけてしまうなんてこともあるのではないでしょうか。
怒鳴ってしまったら子供はさらに
泣いてしまうし、怒ったパパ・ママ本人も
自己嫌悪に陥ってしまったりと、
子育てが憂鬱になってしまいますよね。
かくいう私もそうでした・・・
同じく2歳児を子育て中の筆者は
「怒鳴らないでイヤイヤ期を乗り越える方法」を考え、実践しています。
以前はイライラして子供に怒ってしまうことが多かったのですが、
これを実践してから格段にイライラも、怒る頻度も減りました。
イヤイヤ期の子供に対する接し方に悩んでいる方は、個人の体験談としてよかったら参考にしてみてください(^^)
出来る限り本人のタイミングを待ってあげる
こちらが着替えさせたい時、
ご飯をあげたいとき、
歯磨きをしたいとき・・・
「○○やるよー」と言っても
すぐに応じてくれない、
「イヤ」という時は
出来るだけ本人のタイミングを
尊重してあげてあげるといいかもしれません。
実は「○○をやること」自体がイヤ
なのではなく、「自分の気持ちのタイミングが整っていない」というのが大半なような気がします。
うちの子の場合ですが、
「○○やるよー」→「イヤ」
「そっかー今はイヤかー」(一旦待つ)
と、一呼吸置いてからまた声をかけます。
お子様や状況によっては何度かこれを
繰り返すかもしれませんが、
怒らないで声をかけ続ければ、
次第に本人からやってくれたり、応えてくれます。
待って声掛けしている最中にお子様が
何かに気が逸れていたりしたら、
その間にことを済ませるとイヤイヤの逆鱗に触れることなくミッションを完遂することもできます(笑)
最初にイヤと言われても、
スグに怒鳴りつけるのではなく
時間が許す限りは一旦待って本人のタイミングを作ってあげてみてください。
これ以上待ってられないという状況まできたら
「ごめんね~○○しちゃうね~」と
ゆるーく声掛けしながら強硬手段に移りましょう。
その場合は確実にギャン泣きしますが、
「はいはい~」とゆるーく受け止めながら
手を素早く動かしていきましょう・・・!
食べてくれなくても・・・
これは私も凹む案件ですが、
せっかく手間をかけて作ったご飯も
幼児の手にかかれば
「気に入らねーから食わねーよ、ぺっ」
(実際は言いませんが・・・)
とおかずに手を付けないで白米だけ食べたり、酷い時は食事自体を拒否したり・・・
ちゃんと食べてほしいという愛情がある故に「なんで食べてくれないの・・・?
私の作ったものが気に入らないの・・・?」とイライラしてしまいがちですよね。
しかし私は、
「どうせお腹が減ったら食べるし、
最悪野菜食べなくても死なないし、
本人が嫌がるなら今は別にいっかー」
と思うようにしてからそんなにイライラすることもなくなりました。
スプーンで掬って上手にご飯を食べていたら
「ごはん上手に食べれるようになったねー」
「今日はあんまりこぼさないで食べれたね!」
はたまた素直に椅子に座ってくれた時は
「ちゃんと椅子座れたねエライ!!」
と些細な事でも褒めるようにしていますw
食べてくれないからとガミガミ怒るより、
少しでも本人にとって食事の時間が
楽しい時間になれるように努めてます。
ギャン泣きしてしまったときは・・・
幼児期では避けては通れない「ギャン泣き」
声はデカいわ時には暴れるわでまさに手におえない・・・
イヤイヤの限界点を突破して子供はギャン泣き
イライラの限界点を突破して親はガミガミ
まさに家庭内地獄絵図です(´;ω;`)
そんなときはワタクシ、
「だいしゅきホールドぽんぽん」で本人が
落ち着くのを待ちます。
もうギャン泣きしたら
ひたすらハグ+ぽんぽんです。
5分程ハグをしていれば、
どんなに泣いていても意外とすんなり
落ち着いてくれます。
親の優しい抱擁を嫌がる子供は
そうそういません。
例え子供に最初ハグを拒否られたとしても、落ち着くまで抱きしめてあげてください。
ハグをしている親自身も、不思議とイライラの気持ちが落ち着いてきます。
お互い落ち着いてきたら、ゆっくりと
次の行動に向けて話しかけて、
本人が納得して行動してくれるまで
根気よく待っていきましょう。
どうしてもだめだったら怒らずに
笑顔で強硬手段に移りましょう←
しょうがないっす、それは。
映像メディアを活用しよう!!
正直に言います。
「私、iPad・スマホ・TV、子供にめっちゃ見せてます」
もうウチの息子は2歳にしてiPadを
巧みに使いこなし、
YOU TUBE KIDSのアプリを開いて
アンパンマンやトーマスの動画をよく見ています。
TVでは録画したアンパンマン・
トーマスはもちろん
アンパンマンチャンネル目当てにhuluと契約し、どうしても食事中ぐずるときはiPadの
huluアプリでアンパンマンを見せながら食事したり・・・
寝る前にTVでhuluでアンパンマンを見せたり・・・
現代に生きる映像文明をフル活用されていただいております。
めちゃくちゃ助かってます。
後追いから解放された夕飯作りは快適ですし(たまにありますが頻度は減りました)、
iPadでアンパンマンを見ながらの食事も中にはお行儀が・・・と抵抗感がある方もいらっしゃると思いますが、
ご機嫌斜めでイヤイヤする子供にイライラしなくなるだけでも気持ちの余裕が全然違いますし、
子供も大人も精神衛生が保たれるなら、遠慮なく映像メディアを多く活用するべきと私は考えています。
とは言っても私自身、実は
「こんなにスマホ見せて大丈夫かな・・・」
と後ろめたく思っていた時期もあります。
ですが保育士をやってる友人に
「私はスマホ育児大賛成派だから、
恥ずかしいなんて思わなくていいよ!」
と励ましてもらって以来、
「保育のプロが言ってくれるんだからいっか」と開き直ることができました(;д;)
スマホ育児は未だに賛否両論あるかと思いますが、利用したらしたで子供は楽しめるし、
親自身も育児ストレスを解消できるという点で映像メディアの活用を私はおススメしたいです。
些細な事でもできたら褒めてあげて!
いつも嫌がっていた歯磨きを
今日は大人しく応じてくれた
お出かけ前の靴履きも嫌がらずに
しっかり玄関に座って履いてくれた
バナナの皮をむいて渡してくれた
(これ、正直ゴミ箱に捨ててほしいですけど 苦笑)
ごはんをいっぱい食べてくれた etc…
イヤイヤしていたらなかなか進まない事を
本人がスムーズにやってくれたら、
めちゃくちゃ褒めてあげてください
これ、すごいんですよ、奇跡なんですよ!
自分の子供、ちゃんと奇跡起こしてくれているんですよ!!
できても「それが当たり前でしょ」
という態度で接したら、できない時の
イライラのハードルが低くなってしまい
怒りっぽくなってしまいます。
当たり前のことかもしれませんが、
小さい子にとっては
「やろうと頑張ってやった結果」
だということを意識してみてください。
褒められたら子供も絶対悪い気は
しないですし、褒めてほしくて
自分から率先してやってくれることもあります。
ほんの些細な事でも、子供がやってくれたことに感謝と敬意をもって褒めてあげてください^^
まとめ
・なるべく子供のタイミングを待つ
・食べなくても「まいっか」でスルー
・ギャン泣きしたら「ハグ+ぽんぽん」
・子供が好きな映像メディアも活用!
・些細な事でもしっかり褒めよう!
今回紹介した内容は、どちらかというと
「イヤイヤを避ける方法」ではなく
「イヤイヤに向き合った時の親の気持ちの整え方」についてが正しいかと思います。
子供って不思議なもので、
親がガミガミ怒っていたら
癇癪持ちのイヤイヤサイヤ人になってしまうけど、親が気持ちに余裕を持ち始めたら
次第にイヤイヤも減っていったんですよね。
これ、私が実体験したことなので間違いありません。
子供は親をちゃんと見て、気持ちをしっかり見透かしています。
子供のイヤイヤ期は大変ですよね・・・
でも、イヤイヤして自分に甘えてくれるのは今だけなんです。
つい最近「あたしおかあさんだから」の歌についてかなりネットで話題になりましたよね。
その流れで見つけたあるブログの記事を読んで、不覚にも泣いてしまいました。
良かったら読んでみてください
→ママの毎日
きっと子供に対して、優しくなろうという気持ちになれると思います。
「べた褒め、時々叱り」
で私は幼児期の育児を楽しく乗り切りたいと思ってます!
お互い大変ですが、愛するわが子と一緒に
今の日々を楽しく過ごしていきましょう^^!