新幹線発車まで時間ギリギリ!もうお茶とお弁当は車内販売でいいや…なんて経験ありませんか?
うちは子供がまだ小さいので、ぐずったりおむつの交換でいつもバタバタ。何も買えずに乗ってしまうことがよくあります。
また、こだまだと人が少ないことが多いので、子連れで乗る時はあえてこだまを選ぶことも多いです。
今回は、これまで帰省のために20回以上東京~新大阪間をこだまで往復した私が、こだまの車内販売の有無や、こだまで駅弁や飲み物をゲットする方法をご紹介します。
目次
そもそも新幹線のこだまって何?のぞみやひかりとの違いは?
そもそも「こだま」と「のぞみ」や「ひかり」との違いってご存知ですか?
切符を買う時にこの3つのうちどれを選べばいいのか、普段新幹線を使わない方は迷うこともあるかもしれません。
東京~新大阪間を例に違いを見てみましょう。
速さ(所要時間)
・こだま:4時間
・ひかり:3時間
・のぞみ:2時間半
一番早いのぞみとこだまを比べると1時間半も違うんですね!
この違いは停車駅の数にあります。
こだまは各駅停車(東京~新大阪間なら17駅)、対してひかりは12駅(うち8駅は列車による)でのぞみは4駅です。
また駅での停車時間も異なり、のぞみは長くても2、3分しか停車しませんが、こだやひかりは通過待ちをする場合があるので5~7分停車することがあります。(ごくたまにですが10分以上停車することも!)
1時間あたりの本数はのぞみが12本と一番多く、ついでこだまが3本、ひかりが2本になります。
これだけのぞみが便利だと、料金の差が大きそうですが、自由席だと同じ料金で、グリーン車と指定席でも数百円高いだけになります。
私自身は、のぞみが停まらない駅に行くときはいちいち調べるのが面倒だし、1本とはいえこだまの方が本数が多いので、こだまに乗っちゃいます。
次からはそんなこだまユーザーの私が、こだまの車内販売についてお答えしましょう!
こだまに車内販売はあるの?
ズバリ、こだまに車内販売はありません!
所要時間がすごく長いのになんで!?って思いますよね。
私も初めてこだまに乗った時にアナウンスで車内販売はありませんと言われてめちゃくちゃ腹が立ちました。
そこで調べたところ、2012年春に廃止になったそうです。
公式の廃止理由がわからないのですが、こだまのメインユーザーは短距離利用が多くあまり車内販売を利用しないため、人件費の削減、そもそもこだまの利用率が低いなど様々な原因があるようです。
確かに東京~熱海や静岡~豊橋間など、1時間も乗らないようなら多少お腹がすいても喉が渇いても我慢できるかも…
ですが子供が急に喉が渇いた!お腹がすいた!なんて騒ぎ出したらそうも言ってられません。
またこだまにはぷらっとこだまという格安プランがあり、通常期であれば東京~新大阪間を、普通の料金よりも約4000円も安く移動できちゃうんです。
格安きっぷでゆっくり旅をするなら、やっぱり車内でお弁当を食べたりお茶を飲んだりしますよね。
なのでここからはこだまに乗る時、どうやってお弁当やお茶をゲットするかご紹介しましょう。
車内販売を買えない時の対策方法!
まず一番いいのは乗る前に買っておくこと!
そんなことわかっているよ~という声が聞こえてきそうですが、やっぱりこれが確実です。
駅弁など旅行感がないと嫌!というのでなければ、最寄り駅でもうお茶やおにぎり、パンなど買っておくことをおすすめします。
なぜなら新幹線の駅の駅弁屋さんは混んでいるから。
お盆や年末年始なんて5分待ちの長蛇の列もザラなんです…
それに子供がいる場合は、事前にお気に入りのおやつやパンを買っておいた方が安心ですしね。
ですがどうせなら駅弁を食べたい!という時や途中でお茶が足りなくなっちゃったということもあるかもしれません。
そんな時は少しリスキーですが、途中駅で停車中に買う方法もあります。
先ほどお伝えした通り、こだまはのぞみやひかりの通過待ちのため、5~7分ほど停車することがあります。
そういう時に下車して、ホーム上の自販機や売店で購入するのも一つの手なのです。
注意点は無理はしないこと。
慌てていて転んだら危ないですし、乗り遅れて荷物と共に列車だけが行ってしまうなんて最悪ですよね。
また席を外すことになるので、くれぐれも貴重品の管理はしっかりとしてくださいね。
お一人なら必ず持っていくか、家族連れならどちらかは待機して足の速い方が買いに行った方がよさそうです。
さて、そんな途中下車で売店や自販機を利用する方法ですが、事前に売店に近い席や号車がわかっていると安心ですよね?
売店や自販機に近い席や停車時間が長い駅はズバリここ!
まず東京~新大阪間でこだまの停車時間が長めの駅と、売店が近い号車はこちらになります!
・小田原:上り下り共に6号車
・三島:上り8号車・15号車、下り7号車・14号車
・静岡:上り下り共に5号車・10号車
・掛川:上り下り共に5号車
・浜松:上り6号車・11号車、下り6号車
・豊橋:上り下り共に8号車
・岐阜羽島:新幹線ホームには売店がありません。
・米原:上り6号車、下りホームに売店なし
これらの駅もダイヤによっては短い場合もあるので、車内アナウンスで停車時間が長いですよと言ってくれた時に行きましょう。
また新大阪より以西の場合は、停車時間の長い駅について規則性がみられないため、同様に車内のアナウンスを参考にしてくださいね。
座席はご紹介した号車のドア付近の席を取ると行きやすいかと思います。
コツとしては、必ず事前にお金を払いやすいよう準備しておくこと!
ICカードを使える店舗も多いので、チャージしておいてもいいかもしれませんね。
こだまの車内販売についてのまとめ
1、こだまはのぞみやひかりと比べて各駅停車なので所要時間が長い。
2、こだまに車内販売はない。(2012年春に廃止)
3、こだまの乗車前に飲み物や食べ物は買っておくのが確実。また、こだまは停車時間が長いので途中駅で買うことも可能。
4、停車時間に買い物ができる可能性があるのが、小田原・三島・静岡・掛川・浜松・豊橋・米原。
私は初めてのこだまの時、車内販売が無いのを知らず、通過待ちもよくわからず、4時間ずっと喉はカラカラ、お腹ペコペコ…
これを読んだあなたは、私みたいな悲惨な目には合いませんね!
是非参考にして、こだまで快適な時間をお過ごしください。