プールで水虫が移る? 予防して気にせず泳ごう!!

プールで水泳ですか? 気持ちよさそうですね。

嫌なこともスカッと忘れそうです。

 

人が多いところだと、家より気を付けた方がいいことも、ありますよね。

なんだかいつもより人が多くなった、梅雨どきや夏になったとき。プールや銭湯で、他人と空間を共有することになります。

 

おや、なんだか向こうにいる人、足を掻いているような……

ひょっとしてその人、水虫かもしれません。

その人と同じものを使っていたとしたら、少し心配ですよね。

そんな心配性なあなたも、こうすれば安心です。

そもそも水虫ってどういうものなの?

実際に罹ったことがない人にとって、水虫ってよくわからないですよね。

足の皮がむけてかゆくなるとか、人から人に感染するとか、嫌なイメージが多いと思います。

 

水虫とはなんなのかというと、白癬菌というカビの一種が、人間の皮膚を媒介に繁殖したものです。

はい、実は水虫とはカビなのです。だから、梅雨どきや夏暑いころになると、水虫を気にする人が多くなります。カビが体に生えるのかと思うと、少し驚きですね。

足がほとんどですが、まれに手や頭皮にも感染します。

靴を履いて蒸れやすく、カビにとっては足が一番、居心地がいいのです。

 

皮膚の角質層というところに白癬菌が入り込んだ感染症ですが、剥がれ落ちた角質でも生きているので、床でも感染する可能性があります。

でも白癬菌に触れたからといって、すぐ移るわけではありません。

通常は菌に肌が触れてから、24時間もしないと皮膚の中まで感染しません。

その前に、さっさと洗ってしまえば、問題ないわけです。

かゆくない水虫もある

わかりやすい足の水虫の判断は、指の隙間を見てみましょう。

皮膚が自然にはがれたり、少し赤くただれたりしていたら、要注意です。

心配な時は皮膚科を受診して検査してもらいましょう。

 

足の裏や足の脇に、小さな水ぶくれのぶつぶつができて、激しいかゆみが出てくるタイプもあります。

かゆさがない水虫もあって、皮膚が硬く厚くなって、ひびわれたタイプもあります。

このかゆさがない水虫が一番わかりにくいです。

プールで気を付ける予防策

誰が水虫を持っているか、はっきりいって明確には分からないことも多いです。

湿り気の多いバスマットやすのこ板を踏むと、他人の白癬菌が自分にも付着することになります。

共用のものはできるだけ避けて、できるだけ個人のものを使いましょう。

 

目に見えない小さな白癬菌なので、人が触れるところには、いると考えた方が無難です。

しかし水虫を気にするなら、24時間あります。

対策はいろいろあるので、ご紹介しましょう。

 

一枚は自分で膜をつくる

人の肌が触れた後の、座布団や椅子などに腰掛けるときは、気になるなら乾いたタオルを敷くなど、一枚自分で、膜を用意しましょう。

服を着ているなら安心ですが、素肌で座るなら、なおさら注意が必要です。

 

他人とタオルやスリッパを共有しない

肌が直接触れるもの、特に足の皮膚が触れるものの共有は避けた方が無難です。

トイレなどでも、手を拭くときは個別にタオルを持っていくと安心です。

また、スリッパを履くときは、乾いた靴下を履くなどして予防しましょう。

皮膚に直接触れなければ、感染リスクがぐっと減ります。

 

持ち帰った服やタオル類をきちんと洗濯する

白癬菌はカビなので、洗剤に弱いです。

通常の洗濯洗剤ですぐ退治できるので、着終わった衣服やタオルは、普通に洗濯器で洗えば大丈夫です。

白癬菌がついていそうな衣服とそうでない衣服が混ざっても、洗濯中に感染する心配はありません。

ダメ押しに洗濯後は、パリッと乾かしましょう。

黴なので、日光や乾燥に弱いです。もうこれで完全にいなくなります。

 

お風呂に入って優しく体を洗う

優しく、泡立てた掌で直接、足を洗います。

かたいブラシやタオルを使ってしっかり洗いたくなりますが、皮膚の表面が傷つくと、その傷口から入ってきた白癬菌が、あっというまに乗り移ってしまいます。

あくまで表面にとどめて、すばやく優しく落とすのがポイントです。

 

頭を洗うときも、爪を立てずに指の腹を使って、マッサージするように洗うと効果的です。

頭皮に傷をつけないようにしましょう。

お風呂に入れない時は、足だけでも洗っておくと、水虫をかなり防げます。

洗った後は、良く乾いた清潔なタオルで、優しく水気を取ります。

まとめ

  1. そもそも水虫ってどういうものなの? 白癬菌というカビの一種が原因。
  2. かゆくない水虫もあるので、皮膚の様子をよく見ておく。

3.プールで気を付けるところは、どこに白癬菌がいるか分かりにくいところ。

 

どこにいるかわかりにくい白癬菌ですが、清潔にしていれば安心です。

マナーを守って、楽しく泳ぎたいですね。

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