え!?タラバガニって蟹じゃないの!?カニ…だよね?どっちなの?

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突然ですが、「タラバガニは蟹じゃない。」って聞いたことありますか??そもそも名前がカニだし、蟹で検索したら出てくるし、一般的に蟹扱いされてると思いません?

というのも、話をさかのぼると、先日テレビを観ていたら、温泉旅館ですっごく美味しそうにカニを食べていたんです。「あぁ〜最近旅行も行けてないし、私、カニなんていつから食べてないんだろう…」と思った私。もうどうしようもなく食べたくなっちゃって、カニをお取り寄せすることに決定!!

贅沢ですよね~。でもいいんです。だって数年ぶりだし。3人の息子がいる働く母なんです私。美味しいもの食べなきゃ頑張れない!!いつも頑張っているからたまにはご褒美だ!!と自分に言い聞かせて、おうちグルメということで、まずは品定め。

そうしたら…カニって種類がいろいろあるんですね。ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ…。

正直、旅行でくらいしか食べない私は、カニはカニとしか思ってなかったから違いがイマイチわからない。結局どれが美味しいのよ…選べないんですけど!!

調べているうちに、冒頭の衝撃のキーワードが出てきたんです。

「タラバガニは蟹じゃない。」

蟹じゃない。…えぇ〜!⁉︎名前がカニなのに!?じゃあ何?カニじゃないなら何なの⁇

今回はそんなわけで、「タラバガニが蟹じゃない」という衝撃のキーワードを受けて…本当はカニなのかカニじゃないのか、タラバガニは何者なのか、美味しいのか?ついでに、カニの種類について調べたので、ご紹介します!

まずはカニの種類。いろいろありますが知ってますか?

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まずはカニの種類から見ていきましょう。

本当はもっとあるのでしょうが、私が通販で検索したら出てきた名前を挙げますね。

「タラバガニ」「ズワイガニ」「越前ガニ」「松葉ガニ」「毛ガニ」「花咲ガニ」。どれも良く聞く名前ですよね。

調べたところ、日本で食用として流通しているカニは、大きく分けると4種類なのだそうです。

そのいわゆる四大ガニと呼ばれるのは「タラバガニ」「ズワイガニ」「毛ガニ」「花咲ガニ」です。

そして、「ズワイガニ」「越前ガニ」「松葉ガニ」これらは仲間なんですって。いや、仲間というか、同じというか…ちゃんと説明すると、ズワイガニは水揚げされる場所によって、ブランド蟹として個別の名前が付けられているものがあるのだそうです。それが「越前ガニ」や「松葉ガニ」なんですね。名前の通り「越前ガニ」はだから北陸地方で水揚げされたズワイガニ。「松葉ガニ」は山陰地方で水揚げされたズワイガニなんですって。

知らなかった…同じなのか。カニ、調べると面白い!!

タラバガニはカニじゃない??名前はカニですけど…違うの?

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はい、そしていよいよ注目の、「タラバガニ」が何者なのかについてです。

まず結論いきます!!タラバガニは……生物学的には「ヤドカリ」なんだそうです。

「ヤドカリ」!!!

エビ目ヤドカリ下目タラバガニ科…ということで、ヤドカリの仲間だそうです。

私、とても驚きました。蟹じゃないなら海老かな、もしかしてザリガニかな~なんて思っていたら、ヤドカリですって。ヤドカリって食べられるんですね。そしてね、先ほどの四大ガニの中に入っていた「花咲ガニ」も同じヤドカリなんだそうですよ。

四大ガニって4つのうち2つは蟹じゃなくてヤドカリだなんて、なんだか面白いなぁと思いませんか?

でも生物学的にはヤドカリでも、食べることを考えての分類はカニです。

なので、カニだけどカニじゃないんですね。

四大ガニの特徴、美味しさの違いを踏まえて食べ方を考えましょう

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「タラバガニ」の特徴は、特に脚の身がしっかりしていて、ボリューミーな食べ応えだということ。でもミソはあまり好まれないようです。なので、このタラバガニを美味しく食べる食べ方でおすすめは脚の身を楽しむ、焼きガニ、蒸しガニ、カニしゃぶなども良さそうです!ちょっと風味を足してバター焼きや、カニ鍋も美味しい出汁が出るから良いそうですよ。

続いて「ズワイガニ」の特徴は、しっかりめの旨味のある身に、ミソも美味しいということです。身もミソも美味しくてバランスが良いということでズワイガニが一番!という方も多いようです。そして各ブランド蟹はそれぞれの味わいがあります。おすすめの食べ方は、刺身でも良いし、しっかりした旨味のある良い出汁が取れるということでカニすきに向いているようです。また、ミソを楽しむために甲羅に日本酒を入れるのも良いそう。あぁ~身体が温まりそうですよね。

次に「毛ガニ」ですが、特徴は何と言っても、濃厚なミソが美味しいことでしょう。身は繊維が細かく柔らかいです。ほぐし身にして食べることも多いですよね。蟹ミソが好きという方は、毛ガニ派が多いかもしれませんね。おすすめの食べ方は一番シンプルなゆでガニや蒸しガニだそうです。濃厚なミソを究極にシンプルな食べ方で堪能する…最高ですね!

最後は「花咲ガニ」ですが、先にも書きましたが、タラバガニと同じヤドカリです。そして、この種類はあまり獲れる量が多くないので貴重だそうです。トゲがたくさんあって、触ると痛そうなカニですが、プリプリとした身は海老に似た味わいだそうです。ヤドカリなのにエビ似なんですね。面白い。そして、濃厚な味わいで、鉄砲汁と言われるカニ入り味噌汁を作るのにも向いているそうです。もちろん焼きガニやボイルなどのシンプルな食べ方も◎です。

まとめ

蟹について調べていると、もう蟹が食べたくて仕方なくなってきましたよ。ここまでをまとめると…

  1. 日本の四大ガニは「タラバガニ」「ズワイガニ」「毛ガニ」「花咲ガニ」である。
  2. 「タラバガニ」は、生物学的にはヤドカリの仲間。「花咲ガニ」も同じ。
  3. 四大ガニそれぞれの特徴があり、それに合ったおすすめの食べ方がある。

そして結論、ヤドカリでもカニでも、もうとりあえず美味しくて最高!!

旅行先の温泉宿で美味しいカニに舌鼓…もいいけど、美味しいおうちグルメでカニを堪能する贅沢もたまには良いですよね!!

年末年始とか、家族の誕生日のお祝いとか、自分へのご褒美とか!!理由を付けて美味しい蟹を堪能しちゃいましょう!!!

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