焼き芋とふかし芋の違いは何?自宅でできる作り方もご紹介します!

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こんにちは。突然ですが「おいも」好きですか?肌寒くなる秋頃から真冬まで、焼き芋の魅力は通常時の2倍増しになると思いませんか。

焼き芋のほわ〜んとしたあま〜い香りを嗅ぐと、どうにもあのあったか〜いほくほくの甘さが恋しくなってしまいます。スーパーの入り口とかで焼き芋コーナーがあると、香りで心奪われちゃいます!

子供が芋掘り遠足に行って、大量に持ち帰ってきたんです、さつまいも。そこで自宅でも「焼き芋」作ろうかな〜と思って検索して調べてたら「ふかし芋」のレシピも発見!

そうか!ふかし芋もアリかも〜…あれれ?ふかし芋と焼き芋って、具体的に何がどう違うだろう。どっちを作ろうかな?分からなくなってしまいました。

というわけで!!今回は「ふかし芋と焼き芋」をテーマにお話していきます♪

「焼き芋」と「ふかし芋」の違いは?それぞれどんな作り方?家で作れる??

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まずは「焼き芋」と「ふかし芋」は、それぞれどんなものなのか。その違いを見ていきましょう。

簡単に言うと、調理方法が違いますね。

焼き芋は「焼いたさつまいも」で、ふかし芋はふかした芋。つまり「蒸したさつまいも」です。うん、作り方が違えば結果的に別物になるのは当然ですよね。

「焼き芋」「ふかし芋」が結果的にどう変わるかと言うと、焼くのと蒸すのとで「水分量」と「カロリー」に差が出てきます。

ふかし芋はある程度水分を保つ加熱がされるのに対して、焼き芋は水分量が減っていきます。そうなると、水分量が少なくなった焼き芋はその分「濃く」感じるのです。加熱することで消化酵素の「アミラーゼ」がでんぷんを糖質に変えますが、焼き芋は水分量が少ないこともあり、この「糖」の割合が高いのです。そして甘く感じる、ということになります。

同じ量のさつまいもから焼き芋とふかし芋を作ると、焼き芋の方が甘く感じるでしょう。それは上記の水分量の違いからくるものなのです。

あと、カロリーにも差があるようです。生のさつまいもとふかし芋は、カロリーも糖分もあまり変わらないのです。でも、生のさつまいもと焼き芋、となると、焼き芋の水分量が違うので、焼き芋の方が甘く感じるし、当然カロリーも低いみたいです。

さて、せっかくなので「焼き芋」「ふかし芋」それぞれの作り方をみてみましょう!!

ちなみに、今回ご紹介するのは本格的な作り方ではなく、「おうちで簡単☆時短お手軽レシピ」というチョイスですので、よろしくお願いします。

それでは「焼き芋」の作り方です!

   

焼き芋の自宅での作り方

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「いぃ〜しやぁ〜きいもぉ〜」と歌を響かせて売りに来てくれる石焼き芋屋さんとかだと、熱々の石でじっくり焼いた焼き芋なのですが、自宅ではそんな作り方はとても無理ですね。

そこで、自宅焼き芋で活躍するのは、ずばり!「トースター」です。それとアルミホイル。

美味しい焼き芋にするコツは、70度くらいの低温でじっくりと焼くことだそうですよ。

65~75度くらいが前述の「アミラーゼ」が一番働くそうで、でんぷんがどんどん糖に変わるので、甘みが増して感じるのだそうです。

さて、焼き芋の作り方の続きです。まずはさつまいもを水でしっかり洗います。さつまいもにアルミホイルでピッチリ巻いて、我が家のトースターの場合ですが、800Wで15分加熱します。この加熱時間は、トースターの種類やさつまいもの大きさや品種などによっても変わりますので参考程度です。

トースターを開けて上下をひっくり返します。そして10〜13分くらい、様子を見ながら加熱。様子の見方ですが、私はいつも匂いをクンクンしてます(^^)焼けてると良い香りしますよね〜♪

大丈夫そうならホイルを開けて串を刺してみる。スーッと刺さるなら、バッチリ中まで火が通ってますね。まだ固いようならホイルを戻してもう少し加熱してみましょう。

途中でトースターを開けて上下ひっくり返す作業をすることで、トースター内が高温になりすぎないし、ホイルに包むことや上下を返すことで全体が加熱されます。

ちょっと時間かかりますが、ほぼ放置でOKだし簡単ですよね♪これでお手軽に自家製の焼き芋を堪能出来ちゃいます。

続いて、自宅で作る「ふかし芋」です。

ふかし芋の自宅での作り方

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ふかし芋は、さつまいもを蒸すのですが、私はどうも蒸し器を使うのが面倒くさくて苦手です。鍋も蒸し器も蓋も使うから、後片付けで洗い物が多いのが面倒に感じてしまって……。

なので、今回ご紹介するのは、蒸し器を使わない2通りの作り方です。

全く問題なく蒸し器使えますって方は、ぜひ王道の蒸し方でふかし芋を作成ください!

でも本日ご紹介する「蒸し器不使用 ふかし芋」の1つ目の作り方は、電子レンジを使います!

まず初めに、さつまいもを水でよく洗って、びしょびしょに濡らしたキッチンペーパーでつつみます。そしてそれをラップでピッチリと包みます.ぴっちりと巻いたら、電子レンジで加熱します。

ここもポイントは、トースターで作る焼き芋と同じで、低温でじっくり時間をかけて加熱すること。なので、時間に余裕があれば、200wや300wなどの低いワット数で時間を長くすることがおすすめです。あと、クッキングペーパーのお水は滴り落ちるくらいたっぷりと。これで簡単にしっとりと甘いお芋が仕上がるはずです♪

もう一つのふかし芋の作り方。こちらは電子レンジではなく、フライパンで調理します!

と言っても、蒸し器は使いません。ほら、さっきも書きましたが、蒸し器とか洗うの面倒だから…すみません、ズボラで(笑)。ではどうするかというと、クッキングシートを蒸し器代わりに使うのです。

フライパンにお水を1.5cmほど入れ、その上にクッキングシートを敷きます。そして、その上によく洗ったさつまいもを乗せ、蓋をして弱火で蒸していきます。ポイントはこれまでと同じ。「じっくりと低温で~」ですよ!途中でさつまいもをひっくり返し、上下を入れ替えます。また、フライパン内の水分がなくならないように、蒸発してきたらお水を足してください。

いい香りがしてきたら、串を使って火の通りを確認します。私は大体15分くらい火にかけて途中ひっくり返してまた10分くらいかな。さつまいものサイズやフライパンの大きさ、火加減によって所要時間は異なるので、串でチェックしながら様子をみてくださいね。

おいしく完成したふかし芋は、潰してスイートポテトにしたり、細かくダイス上にカットして蒸しパンやホットケーキなどに入れてみたり、料理の材料としても活躍出来ちゃいます。

もちろんそのまま食べてもおいしいですよね♪

まとめ

焼き芋とふかし芋の違い、それぞれの作り方をお伝えしてきました。ここまでをまとめます。

  1. 焼き芋とふかし芋は、調理方法が異なる。「焼いた芋」と「蒸した芋」。
  2. 焼き芋は調理の過程で水分量が少なくなるので、同じ重さのふかし芋より甘く感じる。カロリーも高い。
  3. 美味しく焼き芋やふかし芋を作るポイントは低温でじっくり加熱。アミラーゼがでんぷんを糖に変えて甘さがUPする。

焼き芋、ふかし芋のどちらを作るにせよ、ぜひじっくりと時間をかけて加熱して甘くておいしいお芋を堪能してください♪

本格的にオーブンや蒸し器で作るのもいいですが、簡単調理で美味しく作れちゃいますので、ぜひトライしてみてくださいね。それでは今回はこの辺で……。

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