カトラリーの並べ方で笑い話にならないための大切な3カ条を紹介!

まだ若く高校を卒業して社会人になり、初めて会社の先輩の結婚式に出席したあの頃。

なんでこんなにスプーンやフォークがあるの?
どうすりゃいいんだこりゃ、と不思議で仕方なかった私。
動けなくテーブルの前でただただ固まっていた私。

テーブルマナーを知らずに周りの行動を見て真似、誰かが食べないと私も食べられない。
情けなくて悲しくて貧しく育たせいだと親を恨んだあの日。

帰ってからすぐに調べました。
ナイフ、フォーク、スプーンをまとめて言う語カトラリー。
並べ方にもきちんとしたルールがあり使う順番は食事の大切なマナー。
仕事なら必須のビジネスマナーでもあります。

普通の学校では教えてくれない事、その場面に遭遇しなければ体験しない事。
みなさんもそんな体験はありませんか?

そこでカトラリーの並べ方に込められたマナーについて。
そして恥をかかないための行動について3カ条を紹介します!

カトラリーの種類を知る

まずはカトラリーのサイズについてです。
カトラリーのサイズは「テーブル」・「デザート」の2種類に分かれそれぞれにスプーン、ナイフ、フォークがあります。

前菜やデザートに使用されるのが「デザート」です。
メインディッシュは大きめの「テーブル」が使用されることが多いいです。
ただ日本では海外の方に比べ体も小さいことから以下の5種類がよく使用されます。
・デザートナイフ
・デザートフォーク
・デザートスプーン
・ティースプーン
・ケーキフォーク
製造されている会社によって多少大きさは異なりますが上記は日本人に好まれるカトラリーになります。

明治時代から使用されるようになったカトラリーは今では40種類以上が製造されています。
案外知られていないですが日本での歴史も結構深いんですね。

カトラリーには使用する順番がある

私が初めて出席した披露宴ではフルコースの料理でもてなされました。
テーブルの上には様々な大きさのスプーン、フォーク、ナイフが置かれています。
私はこれを見たときに「何故こんなにあるの?」ただただ不思議な感覚に陥るのみです。

皆さんが同じような状態にならない様に基本的なことをお話しします。
必ず外側から使用するというのはご存知だと思います。
昔より、外食が多くなった今、そんな当たり前のことは誰でも知っているよと思っているはずです。

でも、いざこの場面になると周りに馬鹿にされないようする方も必ずいるはずです。
そのために魚料理の場面で使用するカトラリーを間違えてしまい慌ててしまうこともあるはずです。
でも落ち着いてください。
それはマナー違反ではありません。次の料理が出るタイミングでスタッフがしっかりと代えてくれますので安心してください。

また、もしどれを使用していいかわからなければスタッフに聞くことも恥ずかしいことではありません。
それよりも料理の食べ方に気を取られ披露宴をしっかりとお祝いできない事こそ最大のマナー違反だと私は思います。昔の私にはそこが足りなかった。反省を活かし皆さんにも同じ過ちを繰り返してほしくはありません。
聞いても大丈夫と思えることですごく気が楽になりますよね。

食事中のカトラリーの置き方

食事中のカトラリーはスタッフへのサインになります。

まずは食事の途中です。
右手のナイフは刃を手前に向け、左手のフォークは下向きにしハの字に置きます。
これは食事中を表しますのでスタッフにより片づけは起こりません。

次に食事の終わりです。
柄(持つ部分)が右斜め下を向くようにし、ナイフとフォークを同じ向きに揃え置きます。
その際フォークは上向きに置きましょう。するとスタッフの方が片づけ次の料理へと移ります。

また万が一カトラリーを落としてしまった際も慌てないように。
自分で拾わず手を小さく上げスタッフへと任せましょう。

まとめ

子供のころからカトラリーが食卓にルール通りに並べてあり、皆で食事するなどことはあまりいないと思います。
種類がたくさんあるといってもテーブルに出されているものを使用するだけですから、あまり気にする必要もありません。
ただプレゼントするのなら話は別です。
何種類もある中から相手の方を思いしっかりと選んでください。

使い方の基本は外側から順番通り、これに限ります。
あとはスタッフの方に任せてゆとりをもって食事を楽しみ、緊張して話もできないような食事にするのはやめましょう。

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