とっても簡単!不器用な私でもできた流しそうめん台の作り方

せっかくの夏休み、夏らしい思い出を作ってあげたいと考えているパパやママは多いのでは?

ですがどうしてもお仕事の都合上、夏が一番忙しい方や、いろいろな理由から遠出が難しいことってあると思います。

なので今回はそんなパパ・ママにおすすめしたい自宅で流しそうめんができる方法をご紹介します。

中学時代、家庭科・美術共に5段階評価オール2だった私でも、簡単に流しそうめん台が作れたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

1.流しそうめんについて

まず流しそうめんっていつぐらいに始まったかご存知ですか?

一説では江戸時代には行われていたようで、商業化されたのが1955年の宮崎県だそうです。

農家の方が暑い夏の野良仕事の合間に、近くから取ってきた青竹を加工して流しそうめんで涼をとっていたのが始まりと考えられています。

竹製の樋を斜めに設置して、水と一緒にそうめんを流し、お箸でキャッチしてそれぞれのめんつゆで食べる。

これが流しそうめんの基本形ですが、最近では自宅用として、ドーナツ型の大きな容器の中でそうめんをぐるぐる流すものも販売されていますよね?

ですがあれは実は正確にはそうめん流しと言うんです!

こちらはそうめん流し器を使用したそうめん流しが、1960年代鹿児島県指宿で始まったので比較的新しいものです。

私はどっちのことも流しそうめんだと思っていたので正直びっくりしました。

今回は流しそうめんなので、樋にそうめんを流す方法にしぼってお伝えします。

では次にご家庭で流しそうめんをするために必要なものについて見ていきましょう!

2.準備するもの

一番手に入りやすく、作るのも比較的簡単なのは2リットルペットボトルとセロテープで作る方法です。

大体流す距離2メートルに対してペットボトルが6本必要になります。(約2メートルで3,4人が楽しめますので、目安にしてくださいね。)

ペットボトルは最近はやりの潰しやすいタイプではなく、昔ながらの硬いしっかりしたものを選んでください。

もし流す部分を2メートル以上にするのであれば、ペットボトルの下部分に板など木材を付けると、たわまずに強度が増すのでおすすめ。

また段差を付けるために椅子や段ボールも必要になります。

流しそうめんの風情も楽しみたいという時には人工竹を準備しましょう。

流しそうめん用の半割タイプがホームセンターやネットで買えるので探してみてください。

人工竹を支える太めの園芸用支柱が最低でも8本と、支柱を束ねる用の強いゴムも一緒に買っておきましょう。

共通で必要なのが、流したそうめんの取り損ねを最後にキャッチするざる・バケツと口にしても大丈夫な水、水を流すためのやかん、大丈夫な水道があるのであれば、新品のホースも必要になります。

もちろんそうめん、そうめんを入れておく大きめのボール、お箸、紙かプラスチックの容器、めんつゆも忘れずに。

私がおすすめなのは流水でほぐすだけで食べられる、茹でてあるタイプのそうめんです。

いちいち茹でる必要が無く、しかもくっつかないので流しやすく、とっても便利ですよ!

3.作業時間

さて、気になる作業時間について方法別にご紹介します。

一応先に触れておきますが、天然竹を切り出してくる方法は一日半はかかると考えてください。

取ってきて加工した後に、よく洗って半日ほど天日干しする必要があるからです。

ちょっと手間がかかりますね…

ですがペットボトルとセロテープで作る流しそうめん台は、ペットボトル6本分で作った場合、お子さんを含めて作業してもだいたい1時間前後でできます!

大人一人でも、器用な方なら30分程度でできるかと思います。(私は不器用なので45分かかりましたが…)

また人口竹を使う方法はもっと簡単で、長い人口竹1本を2つの支柱で支えるなら、15分もかかりません。

天然竹以外は思ったよりすぐできそうな気がしませんか?

忙しくて夏季休暇が取れなくても、土日どちらかでパパっとできそうですよね。

では最後に詳しい組み立て方について見ていきましょう。

4.組み立て方

まずペットボトルの組み立て方です。

  1. ペットボトルをきれいに洗い、上下部分をカッターなどで切ります。
    (ここは危ないので、必ず保護者の方がやってくださいね。)

  2. 管状になったペットボトルをはさみで縦2つにカットしていきます。

  3. 水分をよくふき取って、ケガをしないように、両サイドの切り口部分にセロテープを貼り、2つ縦に並べたものをしっかりとテープでつなげます。

  4. これをいくつか作り、つなげていけば、流しそうめん台の完成です。

段ボールや椅子などを使って傾斜をつけてください。

次にもっとシンプルな人工竹の方法。

  1. まず人工竹をよく洗い、キッチンペーパーなどでよく拭き取ります。

  2. 太めの園芸用支柱を強めのゴムで4本束ね、支柱を順番に広げて、カメラの三脚のようにしてください。もう一組も同じように、一つ目よりも低めになるように高さを調整して作ってください。

  3. 支柱の上に人工竹をセットして完成です!

最後に天然竹の方法も一応ご紹介しておきましょう。

  1. とってきた竹の直径部分にナタをあて金槌で叩いて竹を割っていく。

  2. 竹が割れたら、節の部分を金槌で叩いて取り除き、細かい部分を小刀やノミで削り取る。より丁寧にするのであれば紙やすりもかける。

  3. 食器用洗剤で綺麗に洗った後、最低半日は天日干しする。

工程だけみると少ないですが、ナタや金槌を使うので危ないですし、節などの竹くずもでるので作業スペースがないと難しいです。

もし竹が余っていて、DIYに自信があるというのであればチャレンジしてみてもいいかもしれませんが、しっかり軍手をはめて、気を付けて作業してくださいね。

傾斜部分は先ほどの支柱形式で作るか、脚立やテーブルなどに固定しましょう。

まとめ

流しそうめん台の作り方のまとめ

  1. 流しそうめんとは暑い夏の野良仕事の合間に、涼をとるために始まったと考えられており、竹製の樋を斜めに設置して、水と一緒にそうめんを流し、お箸でキャッチしてそれぞれのめんつゆで食べる。
  2. 長さ2メートルに対して3、4人楽しめるので、ペットボトルだと6本と、セロテープを準備する。人工竹も風情があっておすすめ。

  3. 作業時間は天然竹だと1日半、ペットボトルだと30分~60分、人工竹だと15分ほど。

  4. ペットボトルはカッターやナイフで切ってセロテープで貼り付ける、天然竹は洗って支柱を組み立てて乗せるだけなのでどちらも簡単にできる。

うちも今年は旅行が難しそうなので、お家で流しそうめんをする予定です!

長男が私よりよっぽど器用なので、見守りつつペットボトルで作ってもらおうと思います。

みなさんも是非チャレンジしてみてくださいね。

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