食パンの賞味期限と消費期限の違いは?日持ちする保存法とは

パン屋さんの前を通ると焼き立てのパンの香りが漂ってきます。
匂いにつられてお店に入るとついつい必要以上に購入してしまうことはありませんか。

食パンやマフィン、クロワッサンなど店頭に並んでいるものはどれもおいしそうに感じます。
小さめのパンはあっという間に食べてしまいそうですが、食パンは少々違ってきます。

食パンはそのまま食べる方もいますが、たいていはバターやジャム、野菜などをのせて食べる方が多いのではないでしょうか。

食パンの賞味期限はとても短く、購入したらあまり日をあけずに食べきるのが良いです。
それでも食べきれないとき、どうしたらよいのでしょうか。
食パンの賞味期限、消費期限、保存方法について調べてみました。

食パンの賞味期限

まず、「賞味期限」という言葉の正確な意味をご存じですか?
「賞味期限」とは「食べておいしいと感じる期限」という意味です。

では食パンの賞味期限とはどのくらいの期間なのでしょうか。

スーパーやコンビニエンスストアで販売している食パンには保存料が含まれていますので、手作り食パンと賞味期限を比較すると1日~2日ぐらいの違いがあります。

スーパーやコンビニエンスストアで販売している食パンの賞味期限は5日、手作り食パンの賞味期限は保存料を使っていないので長くとも3日です。
購入した日から3日ないし5日以内に食べるのがおすすめというわけです。

食パンを購入する前に賞味期限を確認してくださいね。

食パンの消費期限

では、「消費期限」は「賞味期限」とどう違うのでしょうか?
「消費期限」とは食の品質の安全保障期間です。

消費期限をすぎた食パンは、異臭がする、カビが生えていることを知ったときは食べることができません。
食パンを安心で安全においしく食べることのできる期限ですね。

食パンの消費期限とはどのくらいの期間なのでしょうか。
スーパーやコンビニエンスストアで販売している食パン、手作り食パンでも消費期限は4日ないし5日です。
賞味期限より長く感じますが、食パンの保存場所や保存場所の温度によっては劣化のスピードが異なりますので、賞味期限内に食べきるのがベストです。

食パンの賞味期限・消費期限が過ぎてしまったら、食べられないの?

まず、食パンの賞味期限を過ぎるとどうなるのでしょうか。

「おいしく食べることのできる期限が過ぎた」というだけで決して食べることができないというわけではありません。
食パンの味は少し落ちるけど、トースターやオーブンでしっかりと焼くことで食べることができます。
食パンを食べる前に異臭のある場合はやめてください。
梅雨の時期(湿度が高いとき)や夏場(気温が高いとき)は十分に気をつけてください。

では、食パンの消費期限を過ぎた場合はどうでしょうか。

食パンの消費期限を過ぎるとカビが生える、異臭を放つといった食品に変わってしまいます。
絶対に食べられないかといわれると悩むところですが、人体に悪影響が生じるので安全のために廃棄してください。

食パンの保存方法は?

食パンは賞味期限内に食べるのが良いのですが、食べきれないときはどうしたらよいでしょうか。
食パンの保存方法は2つあります。

【常温による保存】

スーパーやコンビニエンスストアで購入した食パンは、ビニール袋に入っているので食べる分だけ使ったあとはそのまま袋に入れて、陽の当たらない涼しい場所に保存します。
食パンを食べる時、保存していた袋に空いて気がついていたら、一度取り出して少し乾燥させてから新しいビニール袋などに保存します。

パン屋さんの手作り食パンは焼きたてなので、購入したばかりだと蒸気が発生することもあります。
発生した蒸気によって食パンに湿気が生じます。
食パンを保存していた袋から取り出して蒸気を逃すために冷まします。
冷めた頃に新しい紙袋やビニール袋に入れるか何枚かに切って1枚ずつラップに包んで、陽の当たらないところに保存します。

イーストによってパンが生きている証拠ですよね。

【冷凍による保存】

食パンを購入したのはいいけど、たくさん買いすぎたとか食べきれず残ってしまったなど。
うっかり賞味期限や消費期限を確認しなかったなど。
わかってはいたけどついついという経験はありませんか。
食パンは、冷凍保存がおすすめです。

食パンを冷凍保存するときは、1枚ずつ切ってラップに包みます。
ラップに包んだ食パンをフリーザーパックに入れて冷凍庫に保存します。
これだけです。
冷凍保存した食パンの賞味期限は1カ月です。

冷凍した食パンを食べるときは
1.オーブントースターでじっくり焼く。
2.冷凍庫から冷蔵庫に移して2~3時間掛けて自然解凍させる。
3.自然解凍させた食パンをオーブントースターで焼く。
4.冷凍した食パンを自然解凍させたあと、一口サイズに切ってシチューやスパゲティなどと
  一緒に調理します。
  これが結構美味なのでおすすめします。
そのほか食パンにグラニュー糖をまぶして揚げパンにする方法もあります。

まとめ

食パンには賞味期限や消費期限があります。
賞味期限や消費期限が過ぎる前に、日持ちさせる方法としては少々手間ですが、1枚ずつ切って冷凍庫に保存することです。
でも賞味期限が1カ月もつとは言いながらも早めに食べたほうがよいのは間違いありませんね。

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