日本人にはあまり馴染みのないウインク。
もしも旅先や日本にいる外国人に、ウインクを投げられたらドキッとしますよね。
でもそのウインクの意味、本当に理解していますか?
ウインクをすることもされることも慣れていない私たち日本人は、自分に好意があると思ってしまいがち。
実はたいした意味もないのに、勝手に盛り上がってしまう…なんてこともあるかもしれません。
ウインクには意味があるの?右目と左目では意味が違うの?
そんな疑問に答えるため、外国人がするウインクの意味について調べてみました。
挨拶としてのウインク
知らない外国人にウインクされた!
そのウインク、もしかしたらただの挨拶かもしれません。
たとえばエレベーターに乗り込むとき、中に一人だけ乗っていた外国人と目があったとします。
そんなとき、その外国人がウインクをすることもあるかも。
ただ単に、「Hi!」や「Hello」のウインクです。
ウインクを受け取る側としてはドキドキしてしまいますが、あまり深い意味はありません。
東南アジアでも、知らない人と目が合うとニコッとすることがあります。
表情をあまり出さない日本人にとっては、ちょっと理解しがたいかも?
ですが笑顔もウインクも、人懐っこい感じがして空気が和みます。
私たち日本人にはウインクは難しくても、スマイルくらいならできそうですね。
内緒の話をするときのウインク
外国人のお友達と会話をしていてウインクをされたら、それは「秘密ね」の合図かも。
そのときの会話の内容を、思い出してみてください。
たとえば、「私、彼が好きなんだ」なんていう言葉とともにウインク。
それは「私とあなただけの秘密ね」や「内緒にしておいてね」というサイン。
もちろん、「妻と離婚を考えているんだ…」なんて深刻な秘密のときにウインクをする人はいません。
あくまでも明るい雰囲気、カジュアルな会話でのこと。
チャーミングな人がする秘密のウインクは、とてもかわいく感じるものです。
ジョークをお茶目に見せるウインク
「ただのジョークだよ!」という遊び心のあるウインクもあります。
日本語で言えば、「なんてね」という言葉と一緒に使うイメージでしょうか。
これもなかなかお茶目なウインクですね。
慣れた感じでウインクしたら、ジョークや冗談がもっと華やぐかもしれませんよ。
タイミングを知らせるウインク
あらかじめ決めておいたことを実行するタイミングを知らせるときにも、パチッとウインクをします。
たとえば、誰かの誕生日のサプライズパーティー。
仲間で「盛り上がってきたらバースデーケーキを出そう」なんて決めておいたとき、ウインクがサインになります。
「今だ!」という意味ですね。
ウインクされたのにサインが伝わらない、なんてことのないように!
気持ちを伝えるウインク
でも実は、あなたに好意があってウインクを送っている場合もあります。
外国人の友達とすれ違ったときに、ウインクをされたり。
でも単なる挨拶の場合もあるので、見極めるのはなかなか難しいかも。
ウインクをする習慣のある国の人でも、異性のウインクはやっぱり魅力的に見えるそうです。
もしも気になる人がいてその人が外国人なら、勇気を出してウインクを送ってみては?
さりげなくできるよう、練習してみる必要があるかもしれませんね。
愛を演出するさまざまなウインク
現代のウインクは、右目も左目も関係ないようです。
実際、「利き手みたいなもの、効き目でウインクする」とう投稿も見かけました。
ですが1890年代には、右目と左目それぞれに意味があったようです。
1891年のニュージーランドの新聞に、ウインクの意味のリストが掲載されたことも。
そのリストによると、
・右目のウインク=好きです 愛してる
・左目のウインク=あなたなんか嫌い
・両目を同時に閉じる=誰かに見られている
・右目を2回ウインク=婚約しています
・左目を2回ウインク=結婚しています
・右目をゆっくりとウインク=あなたは綺麗だ
・左目をゆっくりとウインク=私を愛してみて
だそうです。
ウインクには、恋愛的な意味が多かったようですね。
嫌いな人にウインクをするというのは面白いですが、昔の人は秘密めいたウインクにドキドキしたことでしょう。
まとめ
・ウインクはただの挨拶の場合も
・秘密にしてほしいというサイン
・ジョークをよりお茶目に見せるウインク
・タイミングを知らせるサイン
・好意を伝えるウインクもある
・1980年代には愛のサインとしてウインクしていた
ウインクの意味、いろいろあるんですね。
でもこうして意味を知っておけば、いざウインクを投げられたときにドキマギすることはないかも。
もしかしたら愛のサインかもしれないので、見逃さないようにしてくださいね!