食パンの賞味期限切れは要注意!期限の目安と安全性のポイントは?

食パンを買ってきて、どれぐらいの期間で食べきっていますか?

一人暮らしだと、半斤サイズで買っても、全部消費するのにまあまあ時間がかかるので、保管方法にも困りますよね。

私はよくカビができていないかどうかを見てから食べるようにしていますが、目で見て判断するだけでいいんでしょうか?

買ってから大体いつぐらいまでだったら食べても問題ないのかも気になりますね。

というわけで今回は賞味期限切れの食パンついて、その安全性などをまとめます!

食パンの賞味期限は?

まずは、食パンの基本知識から確認していきましょう。食パンは、買ってから大体どれぐらいの期間保存して食べられるんでしょうか。

  • 食パンを冷蔵保存する場合・・・1週間程度
  • 食パンを冷凍保存する場合・・・1~2か月程度

季節やパンの成分によっても違いますが、一般的にはこれぐらいが目安だと思ってもらえたらいいみたいです。

ちなみに、今冷蔵保存と冷凍保存があるよというお話をさせてもらいましたが、保存するのによいのはどっちなんでしょうか?

正解は…冷凍保存です!

冷蔵保存よりも冷凍保存の方がいいという理由を簡単にご説明しますね。冷蔵保存してしまうと、食パンに含まれている糖質であるでんぷんと水分が分離しやすくなってしまいます。水分が飛んでしまうと、表面がかさついてパサパサの食感になってしまいます。

食パンをおいしくしているのは、水分の要素が大きいようです。なので、それだけは守ってあげてください。

以上、冷蔵ではなく冷凍庫で保存するようにしてくださいねという豆知識でした!

賞味期限切れの食パン、カビは生えてない?

はい、それではここまでで簡単に食パンの賞味期限についてお話してきましたが、いざ手元に賞味期限切れの食パンがあったときに、どうやって食べても大丈夫か判断していますか?

「目で見て、カビが生えてなさそうだから食べている」という人。

「トースターでちょっと強めに焼いたらカビはなくなるはずだから大丈夫」と思っていた人。

これ、それぞれ実は勘違いなんです!

賞味期限が切れた食パンはカビが生えやすくなるとはよく言いますが、これ、カビが目に見える場合と見えない場合があるんです。賞味期限が切れると、人間の目では明らかに見えなくても、小さなカビが生えていることもあります。カビは大きな塊になってくると人の目で確認できるレベルになりますが、小さなカビでもカビはカビです。

カビは60度以上の熱で10分以上加熱すれば死滅すると言われているようですが、家のトースターでその状態まで焼いてしまうと、当然黒焦げになって食べられない状態になってしまいます。

つまり、家の調理器具を使ってカビを死滅させて、ちゃんと食べられる状態に保つということはなかなか難しいのです。

まあまだカビ生えてないしいけるかと思って食べつづけていると、自分も知らないうちに体内にたくさんのカビが摂取されるなんてことにもなってしまいます。これからは注意するようにしてくださいね。

ふわふわ食感がよみがえる!裏ワザ

ちなみに、ここでまた豆知識を一つ。少し前のお話で、冷蔵保存はさけて、冷凍保存を選んだ方がいいことはわかりました…!というところまではわかってもらえたかと思うのですが、冷凍保存後の食パン、もうちょっとおいしくならないのかなと思ったこと、ありませんか?

冷凍した食パンって冷凍庫から出した瞬間はかぴかぴでとても美味しくなりそうに見えないですし、トーストでやいてもちょっと固く仕上がってしまいますよね。これ、なんとかおいしく食べられないでしょうか?という声にこたえて、とっておきの保存のコツをお伝えします!

ここで登場する裏ワザアイテムが、なんとあのアルミホイルです!おうちに常備されている方も多いのではないでしょうか?そこまで高いものでもないので、おうちにないという方は、スーパーで安くなっているときを見計らってぜひ買ってください!特段高いアルミホイルをつかわなくてもOK。

・アルミホイルと保存用の袋を準備してください。

・アルミホイルの上に食パン1枚をのせて、空気が入らないようにアルミホイルで食パンをきっちり包みます。

・密閉できる保存袋(ジップロック等)にアルミホイルで包んだ食パンを入れて、空気をきっちり抜いてフタを占めてください。

・あとは、できあがったものを冷凍庫にINして終了!以上。

これで1週間たってもふわふわ食感をキープできてしまいます。冷凍庫から出してあたためれば、ふわふわの食感がよみがえります!

温め方にもコツがある?

ちなみに、冷凍した後、温める時にもコツがあるんです。そちらもあわせてここでご紹介しますね。

さっきの説明のところで、冷蔵庫での保存はさけましょう、という話をしたと思います。あの時の理由は何だったか覚えていますか?

そう、食パンに含まれている水分が失われてしまうからでしたね。どうやら、食パンをおいしくしている一つはこの「水分」なんじゃないかなとこのへんで気づいた方もいるんじゃないでしょうか。なので、食パンを温めるときにも、この「水分」をうまく活用することでさらにおいしくできてしまうんです。

使うのは、100均とかで簡単に手に入る霧吹き一つ。

この霧吹きを使って水分を与えていきましょう。食パンの角の部分は、冷凍すると特に乾燥しやすい部分なので、食パンの角に霧吹きで水を軽くかけてあげてください。

だまされたと思って絶対一回はお試しあれ。このひと工夫だけで焼き立てパンのような食感がよみがえること間違いなしです!

まとめ

①一般的な食パンの保存期間は?
・・・冷蔵の場合:1週間程度、冷凍の場合:1~2か月程度

②カビが生えていなければ食べてもOK?
・・・目に見えなくても小さなカビが生えていることも。念のため、保存できる期間を超えている場合は食べないようにしましょう!

③冷凍保存してもふわふわ食感を復活させる方法は?
・・・冷凍保存をしても、アルミホイルを使って、一枚ずつ保存しておけば、問題なし!

④冷凍庫から出してあたためる方法は?
・・・ここにもひと工夫あり。霧吹きで一番固くなりやすい食パンの角にうすく水のベールをかけてください。これだけで、出来上がりに差が出てきます。

今回のポイントは、カビは見えなくても生えていることがあるので、食べるまえにちゃんと賞味期限をチェックすること、保存方法は長く食べたいのであれば冷凍保存にしましょう!という話でした。

また、食パンは水分が失われるとどんどん固くなって、あの出来立て焼き立てのふわっふわ、もちもち食感がなくなってしまいます。せっかく買った食パン、冷凍保存しても、最大限においしく食べるコツも今回はお伝えしたので、マネできるところからぜひトライしてみてくださいね!

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