喉に圧迫感?違和感?風邪とは違う可能性も。圧迫感の原因は?

「喉に圧迫感がある」と言っても、人によってその症状は様々でしょう。

私の場合には、胃の調子が悪い時に、喉にいつもと違う感じがあります。お医者さんには、圧迫感とか違和感とか表現していました。

喉に圧迫感があると「風邪じゃない?」と言われがちですが、そうでもない時も多いのです。

ここでは、そんな喉の圧迫感や違和感についてまとめます。

喉の圧迫感はストレスや自律神経の乱れ?

これが意外に多い、喉の圧迫感の原因なんです。というか、私の場合もそうだったのです。

詰まっている感じに近い圧迫感で、声も出しにくいし、食欲もなくなる傾向にあります。

また、自律神経が乱れることで、吐き気を感じる人もいるそうです。これ、更年期の人にもみられる症状なんですよ。

ストレスから引き起こされる喉の圧迫感の中には、咽喉頭異常感症という病名がつくこともあります。神経内科や心療内科の範囲になります。

ゲップもあるなら逆流性食道炎の可能性も

最近よく聞く病名の逆流性食道炎は、原因は本当にさまざまなことが考えられます。胸やけや、胃酸の逆流による喉の奥の焼けた感じを「喉の違和感」と感じる人も多いはずです。

わかりやすい症状には、ゲップがあります。他に、熟睡できなくなったり、食欲が亡くなったり、何となく気分がさえなくて仕事も進まなくなったりします。

内科、胃腸科、消化器科を重心するのがいいでしょう。逆流性食道炎は慢性化すると、食道がんの原因にもあると言われている病気です。病院に行ってみることをおすすめします。

甲状腺の病気の可能性もあるの!?

甲状腺は、のどぼとけの下あたりにある、ホルモン分泌をする器官です。バセドウ病なども甲状腺の病気です。

こういうケースでも、喉に圧迫感を感じる可能性があります。甲状腺自体がはれ上がり、喉のあたりに圧迫感を感じるのです。

喉の圧迫感に加えて、手のふるえやだるさがある時には要注意です。内科や甲状腺科などを受診するのがいいでしょう。

花粉症をはじめとしたアレルギー症状のことも!

花粉症は、花粉に反応するアレルギーです。しかし、食べ物に反応する食物アレルギーも似たような症状を引き起こします。アレルギー反応では、喉の圧迫感や息苦しさを感じる人が多いものです。

花粉症は、季節によっておこるものなので、アレルゲンの心当たりはすぐに見つかりやすいです。でも、食物アレルギーは突然なることもあり、なかなかアレルゲンを特定できなかったり、喉の圧迫感とアレルギー反応が頭の中で結びつかないことも多いのではないでしょうか?声が出しにくい症状もあるなら、アレルギー反応も疑ってみるべきかも知れません。

アレルギー科で何に反応しているのかを確かめたり、まずは内科で受診してみたりするのがいいでしょう。

気管支や扁桃腺の病気?

気管支炎や扁桃腺炎だけでなく、喉や気管支の病気はかなり多くあります。先のアレルギー反応の人の鼻水が、喉に逆流して炎症を起こすこともあり、それも喉の圧迫感に繋がるでしょう。

気管支や扁桃腺の炎症は、わりと自然と治るものも多いですが、気になるなら耳鼻科に行くことをおすすめします。

腫瘍の可能性もある。

良性でも悪性でも、腫瘍とはあるはずのないところに何かができているということ。圧迫感や違和感を持って当然なのです。

タバコやお酒の好きな人は、普通の人よりもリスクが高いので、喉の腫瘍を疑うべきなのかもしれません。早めに病院にいきましょう。

まとめ

喉の圧迫感は、風邪と見分けがつきにくいですが、全く別な病気の可能性もあります。あまりにも喉の圧迫感が続くようであれば、まずは早めに病院にいくことがおすすめです。

  • 喉の圧迫感には、風邪以外にいろいろな病気の可能性がある。
  • 声が出しにくい、食欲がない、気分が優れないなどの症状もあるなら、ストレスや自律神経の乱れの可能性も。
  • ゲップもあるなら逆流性食道炎があり、喉の奥が焼ける感じもあるはず。
  • 手のふるえや倦怠感があるなら、甲状腺の病気かも。
  • 息苦しさなどもあるなら、アレルギー反応なのかも。
  • 気管支炎や扁桃腺炎などの気管支あたりの病気の可能性もある。
  • 腫瘍で圧迫感があることも。

素人判断で大したことないと、喉の圧迫感を放っておくのは危険です。何かわからに時には、総合病院に行けば違う科に回してもらうこともできるので、面倒くさがらずに早めにいっていましょう。

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