お出かけ前に、お気に入りのネックレス達の中から、毎日「今日はどのネックレスを付けようかな?」なんて迷っている時間が楽しかったりしますね。
首元やデコルテをキレイに見せてくれる華奢なデザインの物が定番人気です。
「こっちはお気に入りの1本で」「こっちはクリスマスのプレゼントで貰った宝物」とどちらかに「決めるのが難しい」なんて贅沢な悩み事はありませんか?
そんな時は思い切って「ネックレスの重ね付け」に挑戦しませんか?
ネックレス重ね付けをお洒落に見せるのコツは?
店頭や、窓口などで、人と1対1で対面した時を思い出してみてください。
キチンと相手の目を見て話すのが1番のマナーなのですが、その次に無意識に見ている(相手に見られている)のは首の辺りではないですか?
この様に、意外に見ている(相手にも見られている)部分である首元を飾るアクセサリーがネックレスですから、自分の「好き」だけを優先して選ぶのではなく「見られている」といった意識を持って選ぶ事も大切な重ね付けのコツではないでしょうか?
①素材に注意
18ゴールドにプラチナ、シルバー925にメッキ、ステンレス製までネックレスのチェーンには様々な素材が使われていますね。
私は、残念ながら金属アレルギーがあるので、アクセサリーには、ゴールドやシルバーの選択しかないのですが、「ゴールドとシルバー」などの異素材の重ね付けはしません。
ゴールド2本、シルバー2本といった感じで、同じ色や素材で合わせる様にしています。
また、異素材同士が擦れるとチェーンに傷がついたり、変色したり、汗などの影響で首回りに黒い汚れが付く場合もありますので注意してください。
②バランスが大事
「重ね付け」だからと言って3本も4本もと考えてしまう位に、お気に入りを持っている方もいると思います。
「ピアスや指輪は禁止」でも「ネックレスならOK」という会社もあり、限られた中での、おしゃれを楽しみたい気持ちも分かりますが、本数やデザインなどのバランスも大切です。
ネックレスの重ね付けで気をつけたいチェーンの長さ
一般的にネックレスのチェーンは38cmや40cmで数センチのアジャスターがついた長さの物が多いです。
同じ長さの物を2本付けても、ほとんど重なってしまって目立たない事があります。
重ね付けなら両方がキレイに見える様に、それぞれの長さの違うチェーンをおすすめします。
③チェーンを購入
ショップやネット等でも、色々な長さや形をしたチェーンだけを購入する事が出来ます。
私は、ガラス素材が好きなので色違いでいくつか購入し、別に購入したチェーンを付け替えて重ね付けをしていました。
シルバー925のチェーンなら1000円内で見つける事が可能だと思います。
アズキや喜平などチェーンのデザインも様々ですから同じトップでも印象が変わります。
④アジャスターを付ける
ネックレスの留め金具である「カン」の部分に取り付ける金具です。
左右の金具に付けられる様になっていて、その長さの分だけネックレスに長さをプラスする事が出来ます。
アジャスターもショップやネットで購入できるので、お気に入りのネックレスを見つけた時に、一緒に購入しておけば重ね付けに重宝すると思います。
あくまでTPOを大切に
どんなに大切な人から頂いたネックレスでも、お気に入りであってもTPOは大切です。
これは服装だけでなく身に着けたアクセサリーでも言える事です。
特に、お通夜や葬儀などお別れの場では「小さいから目立たない」「襟で見えない」などの理由は通用しません。
そんな席でも付けることが許されているのは「パール」です。
逆にある程度、年齢を重ねた方は1本は持っておきたいアクセサリーでもあります。
「私、パール持ってる!」という方もいると思いますが、この場合のパールとは、1粒パールではなく総パールの物になりますので「パールだから付けてても」と1粒パールを付けるのは微妙だと思います。
そんな場面では潔く外す事をおすすめします。
まとめ
ネックレスの重ね付けで大切なのは、意外に首元は見られているパーツである事を考え、ネックレス同士のデザインや、素材などのバランスを考えて選ぶ事である。
ネックレスの長さによっては重ね付けに向かない物もあるので、チェーンの長さやアジャスターで長さに差を持たせるとキレイな重ね付けになる。
ネックレスだけでなく、どのアクセサリーにも言える事だが、TPOは大切にして、このシーンには合わないと思ったら「お気に入りだから」等は関係なく、潔く外してしまう事をおすすめします。