お家で食事の時、お味噌汁が出て来なかったら「何で今日はお味噌汁ないの?」とつっこんでしまいたくなる位、あって当たり前な存在のお味噌汁ですが…
もっと美味しくできないかな?何か物足りないな、ちょっといつもと違う味にしたいな、と言う時に試してみたい隠し味をいくつかご紹介します。
目次
味噌汁の隠し味その①:バター
だしかつおや昆布、にぼし等、イチから出汁をとっている方もおられると思いますが、市販の粉末出汁でも安全で美味しいものがたくさんあるので、いつもと出汁を変えるだけでもお味噌汁の雰囲気が全然違ってくるので面白いですね?
最近試したもので、有名な出汁専門店の『野菜だし』がとっても美味しかったです!
野菜だけで、こんなに美味しい出汁が出るんだ…と感心致しました。
そこにまた少~しバターを落とすとまろやかなコクが出ます。
あわせみそか白みそが良いのではないかと思います。赤だしにバターは試したこと無いけど、ちょっと合わないのではないかと思います。…でもやってみようかな…。
味噌汁の隠し味その②:豆乳
バターはまたちょっと違ったコクとまったり感が出るのが『豆乳』です!
お味噌汁に豆乳―?!と思われるでしょうが美味しいですよ。
これは、お鍋でもありますよね?冬に土鍋で食べるあすか鍋は、豆乳と白みそを使います。これも始めあっさりで、時間が経ち煮込むほどにコクが出てきて身体にやさしいけど、けっこうなボリューム感と満腹感を味わえます。
話が逸れましたが、そのあすか鍋を、手軽にお味噌汁として食べられる感じなんです。
出汁は、かつお出汁より、白だしや昆布だしが良いと思います。
混布出汁を使う場合は、みりんと醤油を足します。
味噌汁の隠し味その③:お酒・醤油・みりん
当然、使うお味噌によって味が変わって来ますが「何かちがうな」と言う時に使う隠し味としては、お酒・醤油・みりんのどれか、時にはその三点の色々な組み合わせを試してみて下さい。
お酒は、家にある料理酒で充分で、高級感が出ると言うか、何だかわからないけど何かが違う!と思わせられるでしょう。
醤油は、香りを出す程度に入れると良いと思います。醤油味になる位入れると入れ過ぎです。
みりんは、お味噌の味が頼りない、お味噌をこれ以上入れると塩分が多くなるから入れたくないけど味が物足りないと言う時に入れてみて下さい。
味噌汁の隠し味その④:コンソメやベーコン等
これは和と洋をミックスするようなイメージです。
実は洋風のコンソメと味噌、合います。
ただ、コンソメの塩味が気になるかも知れないので、そんな時は具材に野菜をたっぷり使います。
キャベツや玉ねぎ、人参にうすあげなどいかがでしょうか?
お味噌汁に使う洋風素材で、私の個人的お気に入りはベーコンです!
これもコンソメ同様「お味噌汁と洋風の組み合わせなんて邪道じゃないの?」と思わず、一度お試しを…
この場合、逆にお出汁はかつお出汁の方が良かったりしますがお好みで。
キャベツ&ベーコン・じゃがいも&ベーコン・玉ねぎ&ベーコンなど。
あと、お味噌汁に葱をトッピングする代わりにセロリの葉を散らすのも面白いですよ。
具にセロリを入れるのもイイ。
味噌汁の隠し味その⑤:天かす
ドーンと存在感のある、と言うか「おかず的」に食べられるお味噌汁になりますが、普通にお味噌汁を作り、最後に『天かす』をトッピング。
これは、祖母が作ってくれたのですが、赤だしのワカメのお味噌汁におネギたっぷりと、そして天かすを散らしたのです。
天かすー?!と思ったけれど何とも美味しかった。
しかし、ヘルシー志向な女子には向いてないですが良質なごま油は逆に体に良いくらいですよ。
たまたま天かすがあればいいけれど、わざわざ作ってまで入れる事はありませんよね?
そんな時、お味噌汁の具を炒めちゃってから使います。
茄子をごま油で炒めてからお味噌汁の具にしたり、先程の玉ねぎ&ベーコンを炒めてから具にしたり…。
食欲が無い夏も、他のおかずなしでこのお味噌汁だけ食べたりします。
味噌汁の隠し味その⑥:スパイス系調味料
スパイスと言うと洋っぽいけれど、山椒・一味唐辛子・七味唐辛子・柚子こしょう・黒こしょう等、日本のスパイス。
これを、自分の好みで少し入れるとまた、いつもと違った感じになりますよ♪
後から味を足すなんて、作ってくれた人に悪い、なんて言う意見もあるかも知れませんが、味を変えてしまう訳では無いので失礼ではないでしょう。
お漬物に醤油を少しかけて香りを楽しむようなものですね?
まとめ
今回紹介した味噌汁の隠し味は・・
- バター
- 豆乳
- お酒・醤油・みりん
- コンソメ・ベーコン等
- 天かす
- スパイス系調味料
日本人でお味噌汁を嫌いと言う人は居ない(と思う)。そのお味噌汁を美味しく作って食べられたら幸せ♡
こうでなければいけない!と言う決まりはありません。具だって、それはおかしい、と言うものなんてない。
本人が気に入って美味しければそれが最高です。どんどん色々試して自分のお気に入りを見つけてみては?