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マンゴーの食べ過ぎに潜んでいる3つのリスクとは?実は高カロリー?

南国の代表的なフルーツ、「マンゴー」。

日本だと沖縄や宮崎県のマンゴーが有名ですよね。

甘くてジューシーで口当たりもまろやかなマンゴーは、台湾などでは主流のスイーツになっていたりします。

ついつい食べ過ぎてしまいますが、そこには実は様々な危険が潜んでいます。

とはいえ身体に良い効果もたくさんあります。

今回はそんなマンゴーのメリットデメリット、そして上手な食べ方を紹介していきたいと思います。

マンゴーの身体に良い効果!

マンゴーには様々な栄養素が含まれていますが、その中での注目してほしい要素がビタミンA・βカロテン・ビタミンC・葉酸の4つです。

まずはそれぞれの栄養素の効能について簡単にご紹介していきます。

・ビタミンA

目・口・喉などの器官の粘膜を丈夫にする効果があります。

また、視力の低下や疲れ目などにも効果的です。

・βカロテン

生活習慣病や老化防止に効果があります。

必要に応じてビタミンAに代わることもあるそうです。

水や加熱に強いので、体内に蓄えておくことができます。

・ビタミンC

美容効果のほかにも免疫力を高める作用があります。

風邪予防や抗ガン、解毒作用などの働きもしてくれる万能の栄養素です。

・葉酸

女性にはうれしい栄養素で、妊娠初期の妊婦さんには絶対に摂取してほしい栄養素です。

胎児の発育不全を予防して、神経細胞の代謝や脳の神経伝達物質の産生を助けてくれます。

 

このように、マンゴーには豊富な栄養素が含まれているためいろいろな栄養不足の解消をしてくれます。

しかしそんなマンゴーには意外な落とし穴があるのです。

マンゴーを食べ過ぎると危険?

マンゴーが好きでついつい食べ過ぎてしまう…という方も多いと思います。

マンゴーは糖度がものすごく高く、フルーツの中でもカロリーが高いほうに分類されます。大体一個で一日分のビタミンの半分を摂取することができますが、食べ過ぎるとそれはそれで身体に悪いのです。

マンゴーの食べ過ぎによる弊害をいくつか紹介していきます。

カロリー過多で太る!

マンゴーは100gでおおよそ64カロリーとなかなかカロリーの高いフルーツです。

そのため、ドライマンゴーなどでダイエットをしている方もいらっしゃると思いますが、食べ過ぎるとあまり効果がなくなってしまいます。

それどころか太る原因にもつながるのです。

ドライマンゴーは砂糖漬けにされている場合が多いので、一枚当たり30キロカロリー近くあるそうです。なのでドライマンゴーの場合の一日の適量は2、3枚が適度。

美味しくてついつい食べ過ぎてしまいますが、逆効果なようです。

私も学生の頃ダイエットでドライマンゴーを食べていたので、これを知ったときはびっくりしました…。くれぐれも気を付けたいですね。

食べ過ぎるとアレルギーに?

マンゴーを食べ過ぎるとアレルギーになるという話は皆さんご存知でしょうか?

実はマンゴーはアレルギーになると有名な食べ物なのです。

生身のマンゴーだけではなく、マンゴーを使用したスイーツも危険だそうです。

普通に食べるだけでもなる人はなりますが、食べ過ぎてアレルギーを引き起こす人もいます。

症状としては

  1. 唇が荒れる、腫れる
  2. 目の周りが真っ赤に腫れる

などがあげられます。

酷い人は喉にかゆみが出たり、気道が腫れてしまい閉塞感を感じたりします。

マンゴーアレルギーは「ラテックスフルーツ症候群」とも呼ばれており、ゴム製の手袋などでも反応するようです。

食べ過ぎで体調を崩す?

マンゴーには多量の食物繊維が含まれています。

そのため、腸を刺激する場合があり、下痢や腹痛を起こすことがあります。

特にドライマンゴーの場合に起こりやすい症状だそう。

食物繊維に弱い方は食べるときに注意してくださいね。

それでもマンゴーが食べたい!適切な食べ頃は?

マンゴーの種類にもよりますが、基本的に大事なポイントは二つだけです。

  1. 形、色…ふっくらした形で果皮に艶がある。
  2. 食べごろ…甘い香りがし出してから1~2日目、触ってベタベタとしている。

たったこれだけです。          

マンゴーが熟しており、適度な食べごろがこのころ。

ちなみに、シワがあったり黒い斑点が見えたり、ブヨブヨとし出しているものは熟しすぎて古くなってしまっているものなので、食べないほうがいいそうです。

逆にもしまだ固い場合は2~3日常温の風通しの良いところで保存して様子を見てみると、食べごろになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

マンゴーがアレルギーの原因になっているなんて私は知りませんでした。

ちなみに有名人の方の中にも、マンゴーが好きすぎて食べ過ぎたあまり、アレルギーになってしまった方もいるようです。

食べ頃とされる期間が結構短いので、買う時点でちょっと気を付けてみるといいかもしれません。

いざ食べるときに、食べごろを過ぎてしまっていると残念ですよね…。

すぐに食べるという場合以外は、ちょっとまだ熟しきってない固いものをえらぶといいかもしれません。

食べ過ぎはやっぱり体に良くないので、ちょっとデザートに…ぐらいがちょうどいいと思います。

皆さんもくれぐれもマンゴーの食べ過ぎには注意してくださいね!

カテゴリ: 食関連