身体のどこか少しでも痛みや違和感があると気になって集中できなくてイライラしたりするものですが、喉に違和感があって声枯れ…声がかすれる症状は、他人に分かるので気を遣いますよね？
「声がおかしいよ」と言われたり「声どうしたの？」って聞かれるし「風邪をひいてるんじゃないか」と敬遠されたり…。
というわけで今回は、声枯れの治し方をお教えします！
声枯れは喉の炎症が原因
声が枯れた時、真っ先に思いつくのは「風邪かな？」ではないでしょうか？
風邪なら、喉がイガイガする・咳が出る・鼻水も出る・熱・と、他にも症状が現れますが、そんな症状は無いのに、ただ声がかすれる原因のひとつとして考えられるのは、いつも大きな声で話す人。怒鳴るように話す人は意外と喉に負担がかかっています。
張り切ってカラオケを歌い過ぎた次の日、なんだか喉の調子が悪い、声がかすれるなんて言う経験をした事ないですか？
それのお喋りバージョンとでも申しましょうか？歌ってないけどずっと大声で喋ってるとそんな症状が現れます。
それをあまり長く続けていると、声帯にポリープができる事もあるので、穏やかに話すのがよいですね。
声枯れの治し方
では、声枯れにいいと言われている、具体的な3つの治し方をご紹介します。
緑茶のカテキンは抗菌作用大
声がおかしい時、とりあえず試したいのが「うがい」です。うがいは、風邪予防の為と言うだけでなく、喉を潤す目的でも有効です。
声枯れが続く時や、風邪の初期症状なら、緑茶でうがいするのがおすすめ。緑茶に入っているカテキンの抗菌作用は想像以上なのです。
飴などで喉を潤す
電車などの乗り物や、会社の事務所などで声が枯れて咳払いしたのに気を遣う場所では、お茶か水で喉を潤すと落ち着きます。
空気が乾燥している所で呼吸すると、その空気のせいで喉も乾燥して粘膜が薄くなり、小さなホコリにも反応してしまうのです。
可能であれば、のど飴を食べるのもいいです。私はいつも鞄に飴かフリスクを入れています。
フリスクは喉を潤す目的で作られたものではないと思いますが、甘いのは食べたくないけど声がかすれて困った時、とりあえず喉に潤いが欲しい！と言う時ににフリスクを口に入れると、唾液で喉が潤うので…。
じっくり治すならハチミツ
家でじっくり声枯れ対策できる時は「ハチミツ」が良いと思います。
ハチミツは保湿成分がたっぷり入っていて抗菌作用もアリ！さらに免疫力を高めてくれる、優秀な食品なのです。
子供の頃、冬に唇が荒れてひび割れて痛い時、母がハチミツを塗ってくれたのを憶えていますが、保湿していたんですね。…最近はそんな事する人はいないでしょうね(汗)
が、しかし、今になってハチミツの凄さを知ったと言うか、昔の人は偉いなあと言う気持ちです。
無糖のヨーグルトにハチミツを入れたり、紅茶に溶かしたり、トーストにバターとハチミツも合いますよ。
マヌカハニーが特に優秀と話題ですが、偽物も出回っているので信頼できるお店での購入をお勧めします。
声枯れが病気の初期症状の可能性って？
声が枯れるなんてよくある事、と油断してはいけません。
風邪でもない、声が枯れるような事をした訳でもないのに治らないという場合は耳鼻咽喉科で診てもらうと事をおすすめします。
何も無ければそれ良いのですが…声帯ポリープ・咽頭がん・悪性腫瘍・甲状腺疾患など喉の病気の中で、咽頭がんは初期症状として声がかすれると言う事がよくあるのです。
私は、市販の薬より病院の薬がよく効くと言う理由で、ちょっと気になる事があればすぐ病院に行くのですが、とにかく自分で悩むより安心だし話が早い。症状を長引かせるより、気になる事があればお医者さんに相談すれば安心ですよね。
まとめ
初心に帰りうがい励行。声枯れしやすい人は、常に喉を潤す事を考え、
- のど飴を持ち歩く。
- 外出する時はマスクをする。
- タバコは吸わない。飲酒・刺激物はほどほどに。
- 口呼吸をやめる。
家では、加湿器を使い湿度を上げる。ハチミツを食事などに取り入れ、喉の保湿と体の免疫力を上げる。など。
潤すのは良いことです。喉だけじゃなく、加湿・保湿はお肌にも良いですよ。
