先日小樽に訪れた時、ある商店で手のひらに溢れんばかりのいくらのしょうゆ漬けを乗せていただき、まるでそばでも食べるようにズズズ……と音を立てて食べたのですが。笑
――おいしいっ!
新鮮ないくらは、歯ごたえが抜群!
そして一口噛めば、昆布の風味が強い北海道らしいしょうゆの風味を感じられるいくらの味が口の中全体に広がります。
白いごはんか日本酒が欲しくなるお味ですね。
と、いうわけでこちらの商店でいくらのしょうゆ漬け、さらにすじこも購入して、クール便で自宅へと郵送しました。
さて今回は、定番のいくらのしょうゆ漬けの美味しい食べ方はもちろん、今回はすじこから簡単にいくらのしょうゆ漬けを作る方法もご紹介します。
いくらのしょうゆ漬け、手作りでも意外と簡単なんです!
すじこはいくらをバラバラにする前のものですが、我が家ではすじこが手に入ると、必ずしょうゆ漬けにします。
おみやげにもらういくらのしょうゆ漬けは、パックやビンに詰められていて、何だか高級そうですよね。でも、すじこがあれば、実は家庭でも簡単にいくらのしょうゆ漬けを作ることができるんです!
では、まずは材料を用意しましょう。
すじこ、塩、しょうゆ、お酒、これだけです。
<手順>
- あらかじめ、しょうゆとお酒を火にかけます。沸騰させて、アルコールを飛ばします。
- その後火を止めて冷ましましょう。
- 別の鍋にすじこ全体がつかる程度の水を用意します。少し多めに塩を入れて火にかけ、ぬるま湯になったら火を止めます。あまり熱くしてしまうと、いくらに火が通ってしまいますので、少し冷たいくらいでだいじょうぶです。
- ぬるま湯にすじこをまるごと入れて、手で「やさしく」バラしていきます。バラバラになったものは、ザルですくいあげて、冷ましておいたしょうゆとお酒で漬けましょう。何度かぬるま湯を入れ替えて、作業を繰り返すと、すじこの実がバラバラになります。
- あとは様子を見ながら漬けます。だいたい1日漬ければ、ある程度しっかりと味がつきます。
慣れると、すじこをバラすのも10分程度でできるようになります。
あとは漬けるだけなので、とても簡単です!
いくらの美味しい食べ方、定番はいくら丼
<定番のいくら丼>
いくらのしょうゆ漬け、やっぱり定番はいくら丼ですよね。
特に、家庭で手作りをすると、ものすごい量のいくらのしょうゆ漬けができあがったり……なんてことも。
白いごはんにいくらのしょうゆ漬けをたっぷりとのせて、お好みできざみのりを散らして……おいしいですよね!
でも、いくらのしょうゆ漬けでほぼ毎日いくら丼……
どんなにおいしくても、さすがに毎日いくらじゃ飽きてしまう…そんな方は以下のアレンジがおすすめです!
<親子丼>
まずは、相性抜群の「親子丼」。
いくらの「親」、さけと一緒にのせて親子丼を作ってみましょう。
焼いたさけでもよし。サーモンの刺身でもよし。どちらも、それぞれおいしく仕上がります。
ちょっとおしゃれなカフェ風に、いくらのしょうゆ漬けをアボカドとワサビであえて、ごはんの上にのっけたどんぶりもおすすめです。
その日のスーパーでお買い得になっている刺身をいくらのしょうゆ漬けとトッピングしても楽しめますよ。
ただいくらのしょうゆ漬けののせるだけじゃない!
いくら丼でも、アレンジ次第で、飽きることなくおいしく食べることができます。
いくらの美味しい食べ方はどんぶりだけじゃない?
いくらはどんぶり以外にも、美味しく食べる方法がたくさんあります!
最近ではいくらが具のおにぎりがコンビニでも並んでいます。
それもさけと一緒だったり、わさび風味であったりと、様々な工夫が見て取れます。
自宅でもおにぎりにしてみるといいかもしれません。
ホームパーティーなどでは、ちらし寿司にしてみると、見た目にも華やかですね。
それにいくらは洋食にも合います。
ちょっと以外かもしれませんが、そもそも「いくら」という名前はロシア語がもとになっているんです。そう考えると、洋食と相性がいいというのもうなずけます。
ポテトサラダにトッピング、和風ベースのパスタにいくらをあとのせ。
クリームソースのパスタでもおいしいです。
ちなみに、私は必ずお雑煮にいくらを入れます。
実家のお雑煮が、新潟風なんです。
新潟のお雑煮は、いくらが入っていることで有名。
お正月に限られてしまいますが、いくらのしょうゆ漬けがあるなら、あなたも試してみてはいかがでしょう。
まとめ
- すじこがあるなら、いくらのしょうゆ漬けを作ってみましょう。
- いくらの美味しい食べ方、定番はいくら丼、アレンジを楽しみましょう。
- いくら丼だけではありません。いくらは和食にも洋食にも相性抜群です。
いくらの美味しい食べ方、実はたくさんあったんです!ぜひ、試してみてくださいね。