ホルモンの焼き方にこだわろう!美味しい焼き加減・時間・コツ【決定版】

最近は、家電量販店に行くと焼き肉グリルやホットプレートの種類が豊富です。自宅で焼肉を楽しむ家庭も多いですよね。

我が家でも、たまに自宅で焼肉をします。面倒な時はフライパンでちゃちゃっと、時間に余裕のある時にはグリルを使います。肉の焼き方には、それぞれ好みがあると思うのですが、弟のホルモンの焼き方がどうも気になるのです。

テッチャンやシマチョウなどは白系ホルモンと言われていて、その脂に美味しさがあると思うのだけど、脂が全部落ちるよ!というほど、よーく焼くのです。

焼かないでおなかを壊すよりはいいと、ついつい焼きすぎてしまうのはわかるのですが…。焼きが足りなくても、美味しくないのは確かです。

フライパン、ホットプレートでもグリルでも、自宅で美味しくホルモンを焼くには、どうしたらいいのでしょうか?

フライパン・ホットプレートでも美味しいホルモンの焼き方

忙しいけど、美味しいホルモンでスタミナをつけたい!そんな時には、手軽にフライパンでホルモンを焼くのがおすすめです。ホットプレートでホルモンを焼く時にも、フライパンと同じ方法がおすすめですよ。

焦げ付き防止・脂の飛び跳ね防止のために、まずはフライパン、ホットプレートのホルモンを焼く部分にアルミホイルを広げましょう。アルミホイルにごく少量の油を入れて、キッチンペーパーなどで薄くのばします。

そして、フライパンはしっかり熱し、ホットプレートは高めの温度設定で十分あたためましょう。

ホルモンを焼き出したら、途中でまめにホルモンから出た余分な脂は拭き取ります。たまった脂でホルモンが、「焼き」ではなく「揚げ」になってしまいます。

グリルでの美味しいホルモンの焼き方

最近では、焼肉専用のグリルもたくさん販売されています。

グリルを使う時には、強火部分でホルモンを焼くことを意識しましょう。

グリルの網目が大きい時や煙が気になる時には、グリルの一部でアルミホイルのホルモン焼きコーナーを作るのがおすすめです。

この時の焼き方は、さきほどのフライパンでの焼き方と同じです。

白系ホルモンは「皮から焼く」のが鉄則!!

ホルモンを無造作にフライパンやグリルにのせて焼いていませんか?

実は、自宅でも焼肉屋さんでも、美味しく白系ホルモンを焼くには、皮から焼くのがポイントです。

脂の部分から焼いてしまうと、焦げやすいし、脂の飛び跳ねや大量の煙の原因になってしまいます。

ホルモンの旨みは、脂の部分にあります。脂から焼いてしまうと、ひっくり返して焼き上げる時に、旨みの脂がどんどん落ちてしまいます。

皮の部分から焼くと、脂の逃げを最小限にとどめることができます。

ホルモンは何分くらい焼くのがベスト?

ホルモンは、火の通りと脂=旨みの温存のバランスが難しく、焼加減こそが美味しさには大切です。

しかし、自宅での焼肉には、フライパン、ホットプレート、グリルと熱源が違います。また、火の強さはそれぞれの家電での違いも大きい。

なので、一概に焼き時間でベストを表すのは、無理なのです。

じゃ、焼き加減の見極めは?

どのくらい焼くか、その加減は、色の変化で確認するしかありません。

ハツ、レバー、ハラミなどの赤系ホルモンは、比較的色で判別しやすいですよね。表面が濃い色に変化して好みの焦げ目がついたら、ひっくり返して反対もさっと焼きます。出てくる脂が透明になったら、食べてOKのサインです。

それに対して、焼き過ぎてしまいがちなのが白系ホルモンです。皮の側から焼いて、ホルモンのうえお脂が泡立ってきた=沸騰状態になってきたら、ひっくり返します。

マルチョウやカットが厚め・大きめのホルモンは、ひっくり返す段階から強火の遠火=火から少し離してじっくり火を通しましょう。薄切りのホルモンは、焼き始めの皮がキュッと縮むのも、焼き加減の目安になります。

自宅にある冷凍ホルモンの上手な解凍方法は?

我が家では、ホルモンを冷凍保存していることがしばしばあります。味付けホルモンを冷凍しておくと、スタミナメニューに困った時に意外とつけるのです。

ホルモンを美味しく焼きあげるには、解凍方法も重要です。凍ったままホルモンを焼いても、美味しく焼けません。

冷凍ホルモンは、焼き肉の前日から、一晩~1日冷蔵庫に移して自然解凍してから使いましょう。

そして、焼く直前に電子レンジでほんの軽く、室温程度になるように様子をみながら暖めてあげるとなおさらいいですよ。

余計な水分を飛ばすためのこのひと手間で、だいぶ美味しさが違います。

まとめ

ついつい焼き過ぎてしまうホルモンは、旨みが脂にあることをお忘れなく!

まとめると…

■ホルモンの自宅での美味しい焼き方

  • フライパン・ホットプレート→アルミホイルを広げ十分あたためて、まめに脂をとりながら焼く
  • 焼肉グリル→強火部分で焼く

■ホルモンは「皮から焼く」のが鉄則

■時間ではなく、焼き加減で美味しいホルモンにする

  • 赤系ホルモン→色が濃くなって、出てくる脂が透明になったらOK
  • 白系ホルモン→皮が縮み、表面の脂がふつふつしたらひっくり返して遠火で仕上げる

■冷凍ホルモンは、半日から1日冷蔵庫で自然解凍し、焼く直前にレンチンで室温にしてから焼くと美味しい

やはり、弟は焼き過ぎていました。そして、ホルモンは皮から焼くという焼き方まで考えたことがなかったです。次の焼肉が楽しみになります。

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