「嫉み」「妬み」「僻み」の違いとは?微妙に違う意味を解説!

「これは“嫉み”なのかしら…」と思うことがあります。自分のネガティブな感情とは、上手く付き合わなければいけないし、そういうネガティブな気持ちになってしまうことは誰でもあることです。

似たような言葉には、“妬み”と“僻み”もあります。

まずは自分のネガティブな気持ちを分析して、しっかり向き合いところです。

日常生活でも仕事でも、女性の付き合いの中でも生まれるこんな気持ちですが、“嫉み・妬み・僻み”には意味に微妙に違いあります。

意味の違いを探りながら、ネガティブな気持ちへの対応を考えていきましょう!

嫉み・妬み・僻みとは?

嫉み(そねみ)・妬み(ねたみ)・僻み(ひがみ)と読みます。

どれもネガティブな気持ちの表現とはわかっても、微妙な意味の違いがあるのを認識できますか?

日常では「僻み(ひがみ)」や「妬み(ねたみ)」をよく使うかも知れませんが、本当はその気持ち「嫉み(そねみ)」ではないでしょうか。

この3つのネガティブな気持ちをわかりやすく解説すると…

嫉み(そねみ)…人を羨ましく思い、そこから自分に劣等感を持つ

妬み(ねたみ)…人を羨ましく思い、その原因を相手に押しつけ悪く思う気持ち

僻み(ひがみ)…ねじまがった心や偏見からくる考えや気持ち

これらのネガティブな感情を持つ人の特徴と、ネガティブスパイラルから抜け出すためのポジティブに考える対処法をまとめます。

嫉み(そねみ)っぽい人の3つの特徴と対処法

■しっかりとした理想の自分を持っている

人を羨ましく思うのは、自分の理想像のレベルが高いからかも知れません。高いからこそ、達成するには長い道のりになります。

目標達成の途中で、より経験値の高い成長した人と比べても意味はありません。達成のために頑張っている自分をみて、たまには自分を褒めてあげましょう。

■今を見ていない、納得していない

理想=将来を見ているので、自分の現状と理想に近い周りの人と比べてしまいがちです。すると、どうしてもそのギャップにばかり目がいき、自分に対する評価を低くしてしまうことが多くあります。

自分ができないことや達成していないことに目を向けるのではなく、できたことやできるようになったことを考えてましょう。

■周りの人のいいところに目がつく

周りの人のいいところに目がいくのは、けっして悪いことではありません。ただ、今の自分と比べる必要はありません。

他人の優れた点を吸引して、どんどん自分のものにしていく方が、生産性がありますよ。

妬み(ねたみ)っぽい人の3つの特徴と対処法

■取り残される不安感は強い

周りの人が成功などでステップアップした時、自分が取り残されていると感じてしまいます。そして、自分がステップアップできないのを他人のせいにしてしまう傾向があります。

その不安な気持ちを、自分の原動力に置き換えて、少し先でも周りの人が驚くようなステップアップをできればいいだけです。

■他人の成功を素直に喜べない

自分が自分を他の人と比較するように、周りの人の成功を他人が自分と比較するのではないか、自分の評価が下がるのではないかと思っていませんか?

他人の成功は、自分の立場とは全く別な問題です。人には、それぞれの良さがあるので、自分は自分!と線引きして、他人の成功を喜んであげましょう。

■傷つきやすい

自分自身をはっきりと確立していないので、周りと比較なかりして、いちいち傷ついてしまうのも妬みっぽい人の特徴です。傷ついてばかりでは、精神的につらくなってしまいます。

自分にも、他の人にはないいいところがあります。あの人はあの成功だけど、私はこっちで別な性向ができる!と視点を変えて、我が道を行きましょう。

僻み(ひがみ)っぽい人の3つの特徴と対処法

■常に自分は不幸

周りはさほど不幸に見えないのに、他人を意識して自分は不幸だと思いこんで、どんどんネガティブなスパイラルに落ちていく人が多いです。

自分の幸せは、他人にはわからなくてもいいのです。価値観は、人それぞれです。自分だけの幸せを探してみましょう。

■ネガティブな意見や評価から入る

人の成功やいい評価に対し、あらを探したり、評価されるのは自分のはずだったと批判することから話を始める傾向にあります。

人は人ですし、あなたの良さを分かってくれる人が必ずいます。だから、まずは周りの人の成功や高評価は一緒に喜んで、ポジティブな気持ちを分けてもらいましょう。

■比較対象の幅が広い

常に他の人と比較するので、比較対象が数多く存在します。それは、かなりのストレスになるはずです。誰でも、他の人と比較してしまうことはありますし、時には成長のためには必要なことでもあります。

でも、自分の世界観や理想像を持つと、比較する機会が減り、もっと気が楽になりますよ。必要以上に周りを意識することはありません。

まとめ

いかがでしたか?誰でもネガティブな思いにとらわれてしまうことはあります。でも、そこからどう抜け出すかが大切です。ネガティブに支配されて一番つらいのは、自分ですよ。

  • 嫉み(そねみ)とは、「人を羨ましく思い、そこから自分に劣等感を持つこと」
  • 妬み(ねたみ)とは、「人を羨ましく思い、その原因を相手に押しつけ悪く思う気持ち」
  • 僻み(ひがみ)とは、「ねじまがった心や偏見からくる考えや気持ち」

 

ネガティブな気持ちをコントロールして、会社でも日常でも楽に生きていくことを選びましょう。

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