ちょっとお腹がいたくなるってよくある事ですが、女子の場合、痛くなる場所がおへその下あたりだと、単なる『お腹が冷えた』時などの痛みなのか、女性特有の病気なのか、とても気になりますよね?
おへその下・下腹部の痛みで考えられる事はたくさんあります。
というわけで今回は、おへその下の痛みの原因とその対処法を紹介していきます。自己チェックに役立ててくださいね。
目次
いつもと違う痛み、吐き気・熱・下痢を伴う場合はすぐ病院に
お腹に違和感や軽い痛みがあっても、すぐに治まったり、よくある痛み(トイレに行ったら治った、とか生理前後や生理中)の、自分が知っている痛み・原因が解っている痛みなら心配ないけれど、なんだかいつもと違っていたり、いつまでも続く痛みは注意が必要。
心配し過ぎも良くないけれど、不安に感じた時は色んな可能性を考えて早めに適切な対応をしたいものです。
そして何より、大きな病気だったり、即治療が必要な場合や命にかかわる、なんて事も無い訳でありません。
お腹の痛みに加え、吐き気・おう吐・熱がある・寒気や下痢の症状がある時は食中毒・虫垂炎・腸閉塞が考えられます。放置すると危険です。できるだけ早く病院に。
痛みが強い時は婦人科に行くことも検討を
おへその下が痛くなるとつい、婦人科系の病気を心配してしまいます。婦人科に行くのも嫌だし、病気が見つかるのも怖い。
でもやっぱり早期発見・早期治療ですよね~
考えられる病気として、子宮筋腫・子宮内膜症・子宮頸がん・子宮体癌・卵巣腫瘍があります。
この中で下腹部痛があるのは子宮内膜症くらいで、子宮内膜症・子宮頸がん・子宮体癌は不正出血があります。
また、月経量が異常に増えた時も念の為病院に行った方が良いですね。同級生は、それで子宮体癌がみつかりました。
病気ではないですが、突然の強烈なお腹の痛みでは子宮外妊娠も考えられます。この場合、即病院へ!
鈍い下腹部の痛みを伴う過敏性腸症候群・便秘・膀胱炎
過敏性腸症候群・便秘・膀胱炎。この3つの全て経験済みの私です。
膀胱炎・これはもう、度々発症しています。下腹部に軽い痛みを感じて、しばらくしたら頻尿と血尿と残尿感!最悪です!
生まれて初めて膀胱炎になった時は、それはもうビックリしましたが、救急病院に行き、抗生物質を飲むとすぐに症状は治まりました。が、それ以来、1年に1回くらいは発症するので、今では必ずバッグのポーチに抗生物質を入れてお守りのように持ち歩いています。
何度か膀胱炎で病院に行った時、完治していなくて再発するのか聞いた事があるのですが、その都度膀胱炎は治っているけれど、免疫力が下がったり、疲れて抵抗力が無くなると発症すると言う事でした。
便秘は思った以上に辛いし体によくない
便秘が酷くて困ってる。薬を飲んで出している、と言う女の子の話はよく聞きますが、私自身、これがみんなが困っている本物のヒドイ便秘だな?!と言うのは一度だけありました。
それはもう、お腹が張って張って苦しくて気分も悪いし居イライラする日が続きましたが、それが何なのか解らなかったのです。
「それって便秘でしょ?」て友達に言われた時は驚きました。これが便秘?便秘ってこんなに辛いんだ!と。
昔の職場で、便秘が原因で立ち上がれなくなり、救急車で運ばれた女の子が居ましたが、その時は「は?便秘で?」と信じられなかったけど、自分がなってその辛さが解りました。
私は病院に行ったり薬を飲んだりする前に何とか自力で便秘を解決できましたが、あの状態が長く続けばそれは苦しくて倒れるのも無理はない。
そこまでガマンせず、便秘で病院なんて、と思わず、内科かレディースクリニックに相談を。
今思えばあれは過敏性腸症候群!!
過敏性腸症候群も、今ではメジャー?になったけれど、私が発症した時はまだそんな病名も無かったのではないかと思います。
お腹がいつもゴロゴロ言ってる感じでスッキリせず、下痢のような便意を感じて何度もトイレに駆け込むのですが出る訳でもない。
下痢になるのが怖いから食べなくなり、水分も摂らないようにしていました。おかげで体重は5kg減り、やつれて不健康な見た目に。
病院で腸に造影剤を入れて検査もしましたが異常はなく、整腸剤をもらっただけで、治る事はなかったです。
1年位はその症状に耐えながら暮らしましたが、何をしたと言う訳では無く、いつの間にか治っていました。
あの時の職場がそうとうストレスだったんだと思います。過敏性腸症候群になるほど自分を追い詰めた事を今は反省しています。
今なら「原因不明」とは言われず、適切な治療をしてもらえます。精神的な理由が多い病気ですが、まずは行きつけの内科に。
おへその下の痛みまとめ
下腹部痛で、吐き気・熱がある・寒気や下痢の症状がある時はすぐ病院に。
それ以外で、生理に関係なく出血したり、明らかにいつもと違う月経量だったり、何か違う、何か不安、と言う時は婦人科に早めに相談するべきです。
内診がいやなら相談だけでも受け付けてくれますよ!やはり病気は早期発見・早期治療です。