眠気を取りたい時、リフレッシュしたい時、手軽に楽しめるコーヒー、思わず手が伸びてしまいますね。
「気分転換のつもりで飲んだのに、なんだか気分が悪くなった」「コーヒーを飲んだ後、クラクラする」こんな経験をした事はありませんか?
実はこれ、コーヒーの中の成分が原因かもしれませんよ!
今回はコーヒーの飲み過ぎによる吐き気の抑え方や、具合の悪くならない正しい飲み方を紹介します。
コーヒーの飲み過ぎによる吐き気の原因は?
「薄めに調節して作ったコーヒーを飲んでるのに・・・」
「ドリップコーヒーより強くないインスタントコーヒーを選んでるんだけど・・・」と、胃への負担などを考えてコーヒーを楽しんでいる方も多いと思います。
実は、吐き気の原因は、コーヒーの濃度や、種類が原因ではありません。
この吐き気を起こしているのはコーヒーの成分「カフェイン」です。
もちろん、適量なら眠気を覚ましてくれたり、気分のリフレッシュに役立つコーヒーなのですが、アルコールと一緒でカフェインにも体質で強い・弱いがあります。
私も「カフェインって、そんなに強いの?」と思っていたんですが、痛み止めにも入っているほど鎮痛効果があるんです。
そんなカフェインを過剰に摂取してしまう事が、吐き気やめまいを起こしている原因かも知れません!
成人のカフェインの摂取量の目安は、250mg(1日)と言われています。
コーヒーに換算すると100mlのコーヒーで60 mgのカフェインが含まれる事になるので、250 mlの缶コーヒー2本で1日分の目安に達してしまいますね。
「ちょっと休憩しよう!」なんて1日に何回もコーヒーで気分転換をしていたのが、吐き気の原因だったかも知れませんね。
私は「あー!気分が悪いからコーヒー飲もう」と吐き気の原因を、寝不足などから来る吐き気だと思ってガブ飲みしていたので、この吐き気の原因はコーヒーだったかもしれませんね。
コーヒーの飲み過ぎによる吐き気を抑える方法
コーヒーから起きた吐き気を軽減させたり、抑える方法はあるのでしょうか?
1番の方法は「コーヒーを飲まない」事なのですが、コーヒーを楽しみながら出来る方法が嬉しいですよね!
①:食事を控えてみる
コーヒーの飲み過ぎで胃が荒れた状態ですので、食べ物で追い打ちをかけないようにします。
②:お水を飲む
摂取したカフェインを薄める感じでしょうか?
ガブ飲みするのではなく、水分補給を兼ねてこまめに、ゆっくり飲んでくださいね。
お行儀が悪いのでオススメはしませんが、私は、吐き気の原因がコーヒーだと分かってからは、コーヒーと常温のお水を準備して交互に飲んでいます。
コーヒーで眩暈が起きる原因は?
その眩暈は貧血から来ているかも!!実は、こちらも原因は「カフェイン」なんです!
貧血の原因の1つに「鉄分不足」があります。
カフェインは体内の鉄分を壊してしまうため、これが眩暈の原因になっているかもしれません。
食べ物や、鉄分のタブレットなどで補う事は可能ですが、慢性化させないためにもコーヒーの量を見直した方がいいかも知れませんね。
コーヒーを楽しむための3つの注意点
それでも美味しくて、リラックス出来るから、やめられないコーヒー。
吐き気や眩暈を起こさずに楽しむコツ、注意点を紹介します。
①:ブラックコーヒーを避ける
「甘いコーヒーは」と考えてしまいますが、お砂糖ではなく、牛乳を入れる事をオススメ!牛乳は胃粘膜を保護してくれます。
なお、よくコーヒーについてくるコーヒーフレッシュは「油脂」の事が多いので注意しましょう。
②:空腹を避ける
「朝は時間がないからコーヒーだけ」と、朝ごはんを抜いていたりしていませんか?
空腹時のコーヒーは避けましょう。
胃酸や胃液の過剰分泌で吐き気や胃痛に繋がります。
③:ノン・カフェインのコーヒーを選ぶ
カフェなどにも「カフェインレス」や「デカフェ」の名前でメニューに並んでいます。
コーヒー豆を水に晒し、カフェインを取り除いた豆で作ったコーヒーです。
もちろん、ドリップコーヒーやインスタントでの展開もあり、味も通常のコーヒーと変わりません。
お茶などに変えてもいいのですが、お茶にもカフェインが含まれている物は多く、私はデカフェに変更しました。
まとめ
コーヒーの飲み過ぎで起きる吐き気・眩暈の原因はコーヒーに含まれる「カフェイン」の可能性が高いです!
コーヒーを楽しむ時は、空腹を避ける、牛乳を入れるなどの吐き気などを軽減させる方法を試してみてくださいね。
通常のコーヒーと遜色ない美味しさで、カフェインだけを除去した「カフェインレス・コーヒー」や「デカフェ」を試してみる、お茶に変えてみるなどの方法もオススメです。