テレビや雑誌で時々取り上げられて、注目が続く「クエン酸水」をご存知ですか?
クエン酸水は糖分がないでの、糖分を気にする人はスポーツドリンクの代わりに飲むこともあります。
そして、健康・美容のために飲んでいる人もいるんですよ。
自宅で簡単に作れる「クエン酸水」、あなたも挑戦してみませんか?
クエン酸水とクエン酸炭酸水の作り方
まずは、クエン酸水がどんなに簡単に作れるかご紹介します。
■基本のクエン酸水の作り方
① 天然水か浄水器を通した水を250cc用意します。(水道水はNG)
② クエン酸 小さじ1/2=2gを溶かします。
以上。簡単ですよね。
クエン酸は、スポーツドリンクなどにも入っていて、酸味のもとになっています。だから、この「クエン酸水」は結構すっぱい。
酸味が苦手な人は、はちみつを加えるのがおすすめですよ。
酸味はついているものの、ほぼプレーンな水じゃ飲みにくい!とか同じものじゃ飽きちゃう…という方には、これまた簡単に作れるクエン酸炭酸水もおすすめです。
■クエン酸炭酸水の作り方
① 天然水か浄水器を通した水を250cc用意します。(水道水はNG)
② クエン酸 小さじ1/2=2gを溶かします。
③ 重曹 小さじ1/2=2gを混ぜます。
以上。クエン酸水に重曹を入れるだけです。でも、これを作る時には必ず『冷水』をつかいましょう。お湯で作ると、炭酸がどんどん抜けていってしまいます。
クエン酸水にはどんな効果があるの?
こんなに簡単に作れる「クエン酸水」には、一番の効果として「疲労回復効果」があります。
疲れた時や強いストレスにさらされた時には、乳酸が蓄積されます。この乳酸を分解したり、体内での乳酸の生成を抑えてくれる効果があるのです。
そして、血流促進効果も「クエン酸水」の注目すべきところです。
ドロドロの血液はアルカリ性なのですが、クエン酸水の酸性が効果を発揮することで、血液は弱アルカリ性になっていきます。弱アルカリ性の血液こそが、一般的に言われる血液サラサラな状態なのです。
血液サラサラ効果は、高血圧などの生活習慣病の予防になるだけでなく、美容面にも効果テキメンです。新陳代謝促進、冷え性改善、美肌効果もあります。
クエン酸水の効果を引き出す飲み方とは?
クエン酸の効果を最大限に引き出すには、ちょっとしたコツを覚えておくといいでしょう。
■クエン酸の効果は2時間しか持たない!
クエン酸は、実は2時間と短時間で吸収されてしまいます。だから、1度に大量のクエン酸水を飲むよりも、こまめに回数を分けて飲むのが正解。クエン酸の理想の1日の摂取量は10~15gと意外に多いので、先ほどのレシピのクエン酸の量なら、1日に何回か作って飲んでもOKです。
■食後なら、胃への負担も減らせる。
クエン酸の効果を期待して、少し多めに飲みたい時には、食後に飲むことをおすすめします。クエン酸の酸は胃酸の働きを弱めてしまうので、食前に飲むと胃酸の働きが十分でなくなり、胃を傷めてしまうこともあります。食後にクエン酸水の酸味で、口の中をさっぱりさせるのがいいですよ。
■寝る前にクエン酸水もおすすめ。
1日中、体内にクエン酸があるようなイメージにするなら、2時間しか効果のないクエン酸は寝る前にも摂取しておくといいでしょう。寝ている間は代謝が低下するので、クエン酸が2時間以上は体内にあります。
クエン酸水の気をつけたいこともある!
クエン酸水の強めの酸は、歯のエナメル質を溶かしてしまう可能性があります。でも、こまめに飲みたい…という人は、ストローで飲み、喉の方へ流すのを意識するといいでしょう。
また、まめに水分を摂取する+代謝が良くなるクエン酸水なので、トイレが近くなる人が多いようです。外出時や車の中など、気軽にトイレに行けない状況になるなら、クエン酸水をちょっと控えるのが無難かも知れません。
まとめ
簡単に作れるクエン酸水で体調やお肌の調子を管理できるのは、嬉しいですよね。
まとめると…
- クエン酸水は、天然水か浄水器を通した水とクエン酸で簡単に作れる!
- そこに重曹をプラスすれば、クエン酸炭酸水も簡単に作れる。
- クエン酸水の効果には、疲労回復、血液サラサラ効果があり、健康にも美容にもいい。
- クエン酸水の飲み方は、2時間おきに少量ずつ、食前は避ける、寝る前がおすすめ。
- ただし、歯のエナメル質が溶ける、トイレが近くなるデメリットにご注意を。
メイソンジャーにフルーツを入れて、スペシャル・クエン酸水を作るのもおすすめです。見た目がいいだけでなく、味の変化がつくしストローで飲みやすくなりますよ。