キャンプの夜、普段とは全く違う空間での過ごし方とはどんなものでしょう?せっかくキャンプに出掛けるなら昼も夜も楽しみたいですよね。
夜にすることはないからと寝てしまうのは実はすごくもったいないんです!自然の中で過ごす夜の世界ってすごく神秘的で、感覚が研ぎ澄まされていくと昼間には気付かなかったことに気付けたりします。
というわけで、私がキャンプで体験して良かった事や、おすすめの夜のキャンプの過ごし方を紹介していきます♪
目次
普通に生活していては味わえない感情と体験
私が初めてキャンプを体験したのは小学生の時の林間学校でした。今も林間学校ってあるのかな?
家族と離れて子供達だけで(先生はいるけど)2泊もするなんて楽しみよりも緊張の方が大きかった気がします。
それでもあの時作った飯盒炊飯のカレーライスは忘れられません。
そして夜!
キャンプと言えば『キャンプファイヤー』ですよね?!
暗闇の中、大きな炎の明かりに浮かぶ友達の顔や、木の焼けるパチパチと言う音や、何の話だったか思い出せないけどキャンプ場のお兄さんの話が楽しく、会場のみんなが一体になっているような特別な雰囲気は覚えています。
そんな、いつまでたっても忘れない、素敵な思い出を作れたらいいな、と思います。
キャンプファイヤーするならもっと楽しく、美味しく
と言う訳で、季節を問わず『キャンプファイヤー』はお勧めです。
普通に街で生活していて、あんなに大きな火を見る事ってないと思うので記憶に残るのでしょうか?
友人は、家族でキャンプに行った時、キャンプファイヤーでマシュマロを焼いて食べたと言っていました。
バーベキューの串にマシュマロを刺して火に近付けて表面を焦がして食べるのです。
近付方にコツが要るらしく、火加減?が強すぎると溶けて落ちてしまったり、焦げ過ぎるので、上手く焼くのを競い合って楽しんでいたようです。
今度は私もマシュマロを持って行こうと思います!
暗闇だからこそもっと光り輝く、街では見れないもの?!
キャンプ場の夜はビックリするくらい静かで…本当の暗闇。
街に居ると「真っ暗」と言っても本当には暗くなくて、どこかに何らかの灯りが付いていて、真夜中であっても「ただ一つの明かりもない」と言う事はないじゃないですか?街灯や車のライト、人の家から漏れる灯り等。
山や川、海辺の夜は本当に『闇』。
大人になった今でも怖いくらいの暗闇です。が、そんな暗闇だからこそ、そして空気が澄んでいるので星がメチャクチャ綺麗です!
昔、数人の友達とキャンプに行った時、慣れている友達が「夜の散歩に行こう」と言い、懐中電灯片手に出かけました。
実は友達同士、手をつないでいないと怖かったのですが、しばらく歩いて「電気切ってみて」と言われ、肝試しか?!と思ったら違って「上見てみ」と言うので見上げたら、ものスゴい星空で圧倒されて恐怖感なんて吹っ飛び、感動してしまいました。
手で届きそうに大きく明るくクッキリと見えて、あんなにたくさんの綺麗な星はそれ以来見ていません。
昼間に、安全で、できればちょっと寝転がれるような場所を探しておいて、夜には星空を飽きるまで見てみるのはどうでしょう?
観れる場所をチェックして出かけよう
季節と場所によってはホタルを観れますね!
澄んだ水と空気を好むホタルが観れるのは5月半ば~8月頃。
キャンプでは無いのですが、箕面の滝でホタルが観れると言うので行ってみたところ、川に橋がかかっている辺りで立ち止まり、下を見下ろせばホタル、見上げれば星、上も下も☆キラキラ☆と言う贅沢な経験をした事があります。
逆に、源氏ホタルを見に行く日帰りバスツアーに行った時は、雨が降っていたのと、時間に制限があったので、探さないとホタルが観えない、と言う経験をした事も有ります。
ホタルは一晩中光っている訳では無く19:00~21:30頃に光るらしいです。
キャンプなら、帰る時間を気にしなくていいのでゆっくりホタル観賞ができますよね?
カヌーに乗って夜の川や湖に出かけよう!
みなさんはカヌーって乗ったことありますか?
アウトドア好きの方だと何度か乗ったことがあると思いますが、全くの初心者の方が一番言うのが「難しそう」とか「転覆しないか不安」とかなんですけど、カヌーに小学生のころから自転車と同じくらい乗り回してる私からしたら、
ぜんっっぜん大丈夫です!!
と声を大にして言えるほど本当に簡単なんです。
というのも、激流の中を進むわけではなく比較的穏やかな大きな川や湖の上を漕いで行くので転覆の恐れもありませんし、カヌー自体もそこまで操作は難しくないのですぐに慣れることができます。
夜の川や湖ってすごく神秘的で、ゆったりとした波に身を任せながらぼーっとしながら浮いているだけでも不思議と心が穏やかになります。
またツアーなどに申し込むと、湖にいる海蛍を見に行くこともできます^^
私も一度体験したのですが、写真でみるよりも断然きれいでしたしカヌーが通った場所がキラキラと青く光るので、まるで天の川を泳いでいるような気分になれるんです。
他にもいろいろなツアーがあるので、ぜひ夜のカヌー体験をしてみてください!
みんなでのんびり団らんタイム
逆転の発想でなにもせずに一人でゆっくり過ごしたり、家族や友人、恋人と静寂に包まれた森や川の静けさを楽しむといのはどうでしょうか?
キャンプだからといって何か特別なことをしなければならいというわけではないので、その静けさを楽しむのもいいと思いますよ^^
たとえばバーベキューコンロや焚火でマシュマロやお酒のおつまみを炙ったり、お湯を沸かして暖かい飲み物を飲むのもいいですね。
冬に熱々のココアやコーヒーを冷ましながら少しずつ飲むのもいいですが、夏の森とか川の肌寒いなかで飲む飲み物も最高です!
私の家族と友人の家族でキャンプをした時に大人たちは洋酒(たしかラム酒だったような・・・)をあっためてレモンを少し加えたものを飲んでしました。
子供組は自分たちで持ってきたトランプやウノに熱中し、飽きてきたらロープを木に引っ掛けて自作のブランコなどを作って楽しんでいましたし、後程紹介させていただきましたが景品をかけたしっぽ取ゲームに夢中になっていました。
そうやってのんびりしている中だと話も弾むので、あっという間の夜になると思います。
その他気を付けたい事
キャンプ場の夜、日焼けは気にしなくていいけれど、昼間との温度差には気を付けましょう。
昼間暑い位でも、山の夜は寒いです。
夜の山道や海辺を歩くなら、虫や蛇などにも気を付けないといけません。
あと、はしゃぎ過ぎて夜更かしは禁物です。遠出するだけでもいつもより疲れているので、お風呂や夜ご飯も早めに済ませて余裕のあるスケジュールを組むといいと思います。
「後は寝るだけ」と言う状態で夜のイベントを実行しましょう。
まとめ
キャンプの計画を立てる時「夜に何をするか?」と言う事から決めて行っても良いのではないでしょうか?
ホタルを観たいのか?星を観たいのか?しっぽり火を囲みたいのか?
目的が決まったら無理のない、余裕のある計画を立て、雨は絶対避けたいので天気予報をよく確認し、ベストな日に出かけたいですね!
行ってる時ももちろん楽しいけど、いい思い出にもなる事を祈っております。