ゆで卵の殻がくっつく原因は?超簡単にツルんと剥けちゃう3つの技

簡単に作れて調理のバリエーションも多いゆで卵。

調理方法も茹でるだけ…とシンプルで、料理の基本でもあります。サラダやサンドウィッチ、ラーメンや煮物、あらゆるジャンルの料理で活用できるので私もよく作ります。

そんな便利なゆで卵ですが、殻を剥く際に、殻がくっついて白身がはがれてしまういう悩み、ありませんか?

この失敗は私自身も何度か経験したことがありますが、見た目も悪くなってしまう上に、白身がかなり持っていかれてしまうので勿体ない!!出来れば毎回綺麗にツルッと剥けるのが理想です。

というわけで今回、白身が殻にくっついてしまう原因と一緒に、対策を紹介していきましょう。

白身が殻にくっついてしまう原因

そもそもなんで殻に白身がくっつくのか…

その原因は、卵の中にある二酸化炭素にありました!!!

卵にはニワトリの体内で出来た二酸化炭素がたくさん含まれています。

特に新鮮な卵ほど中に含まれる二酸化炭素は多いようで、その二酸化炭素が卵を茹でる際に膨張し、白身が殻に押しつけられてくっついてしまうのです。

ゆで卵の殻がくっつかないようにする対策

原因が二酸化炭素とわかったところで、今度はそれを踏まえた対策をみていこうと思います。

いろいろと方法はあるのですが、ここでは本当に手軽に出来ちゃう3つの対策方法をご紹介していきます。

①日が経った卵を使う

先程も述べたように、卵に含まれる二酸化炭素は新鮮な卵ほど多くなります。

逆をいえば、時間の経った卵には二酸化炭素が少ないのです。

卵の殻には、卵が呼吸をするための「気孔」という小さな穴がたくさん空いていて、時間が経つとその気孔から二酸化炭素が抜けていきます。

卵の中に含まれる二酸化炭素が減れば、白身が殻に押しつけられることもなくなり、くっつきにくくなるというわけです!

確かに卵をお湯に入れる際、たくさん泡が出てくるのをみます!

あれは気孔から二酸化炭素が抜けていたんですね。

ちなみに、基本的に卵の賞味期限というのは『安心して生食で食べられる期間』を表しているので、しっかり加熱した料理であれば卵は賞味期限を過ぎていても問題ありません。

賞味期限に近い、あるいは賞味期限から2~3日経ってしまった卵を使うと上手に茹でられるということですね。

ただ、保管状況や時期によって卵の状態は異なるので、賞味期限を守るに越したことはないです!

②卵に穴を開ける

二つ目にご紹介する方法は『卵に穴を開ける!!』

こちらの方法も卵の二酸化炭素を減らすのが目的です。

まず、卵の尖っていない方(鈍端)に画鋲で穴を開けます。

この時アイスピックを使う方もいるようですが、画鋲の方が穴のサイズ的に良いようです。

穴を開ける際は、卵の鈍端に画鋲の針を当て、まな板などに画鋲側から打ち付けると上手に穴が開きます。

穴を開けた卵をお湯にいきなり入れてしまうと、その穴から白身が出てきてしまうことがありますので、水のうちから入れておいてください。

茹で上がったら、火を止めてそのまま2分ほど蒸らします。

その後水に移し、粗熱が取れてから水の中で殻を剥くと綺麗に剥けるそうです。

※画鋲を食品に使うことに抵抗がある方は、100円均一ショップで卵に穴を開けるアイテムが購入出来るので、そちらをお試し下さい!

③温度差を利用

三つ目は、新鮮卵を使う場合にお勧めの方法です!

冷蔵庫でよく冷やされた卵を冷たいうちに熱湯に入れて茹でる。

これだけです!(笑)

温度差で卵の中が結露し、白身と薄皮の間に水滴が付いて剥きやすくなります。

茹で上がったら、冷水で冷やして殻を剥いてください。

まとめ

白身が殻にくっつく原因は、卵に含まれる二酸化炭素です。

対策としては・・

  1. 日が経った卵を使う
  2. 殻に画鋲で穴を開ける
  3. 冷蔵庫で冷やした卵を熱湯で茹でる

という3つの方法を試してみましょう。

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