子どもも大人も、揚げ物は大好きですよね。
私の場合、揚げ物が好きすぎて、肉じゃがを作りすぎてしまった次の日に、肉じゃがコロッケを作ったりなんかもします。
揚げ物は小麦粉や片栗粉、てんぷら粉やパン粉、揚げ物の種類によっては卵に、あと油があれば簡単に作ることができて、冷蔵庫に残ってしまった食材を整理するのにもとても役に立ちますよね。
それでも「面倒」だから揚げ物はあんまり作らない……スーパーのお惣菜売り場で買ってしまうという人が多くいることも事実です。
実は私もその一人。揚げ物の作り方がわからないわけでも、作るのが苦手なわけでもないんです。
ただ、揚げ物をしたあとの揚げ油の処理が面倒なんです!
でも、本当は揚げ物の油処理は、面倒ではなかったんです!
ちゃんとした処理方法を知っていたら、簡単に処理することができてしまうんです。
今回は揚げ物の油処理について、基本のきの字からご紹介します!
揚げ物を作ると決めたら、自治体の廃油回収を確認!
揚げ物を作ると決めたら、スーパーで食材を購入することも大事ですが、自治体の廃油回収について1度確認しておきましょう!
家庭から出た廃油は、多くの自治体で「普通ごみ」「可燃ごみ」として収集されています。
みなさんも、普通ごみ・可燃ごみに出すための油処理で苦労されているはずですが、実は一部の自治体では家庭から出た廃油を「燃料資源」として回収しているんです。
この場合、「ビンやペットボトルに入れて回収」など、自治体独自の回収ルールがあったりするので確認してみましょう。
揚げ物の油処理は、牛乳パックで!
牛乳やオレンジジュースなどの紙パック、みなさんついつい捨てていませんか?
とくに、シチューやゼリーを作ったりしたら、1度に2パックも空いたなんてことも。
揚げ物の予定があるなら、この紙パック、とっておくととっても便利なんです!
では、紙パックを使った揚げ物の油処理の方法をご紹介します。
まずは、紙パックに新聞紙や使用済みの紙タオル、吸収のよさそうなチラシなどをつめて、冷ました油を染み込ませます。
そして紙パックの口を粘着テープなどでしっかりととめます。
万が一漏れたりしたらとっても危険です!
しっかりととめてから、普通ごみに出しましょう。
揚げ物の油処理は、ポリ袋で!
キッチンで大活躍のポリ袋。
紙パックだと、洗ったり、乾かしたり、かさばったりしますよね。
でも、ポリ袋を使うと、簡単に揚げ物の油処理ができるんです!
方法もとっても簡単です。
ポリ袋やレジ袋に新聞紙や使用済みの紙タオル、吸収のいい素材のチラシなどを入れ、冷ました油を染み込ませます。
紙パックのように強度がないので、ポリ袋は二重にするのがおすすめ。
ポリ袋の口を輪ゴムでしっかりととめて、普通ごみに出しましょう。
やっぱりこれが確実!市販の油凝固剤がおすすめ
「安心」「安全」「簡単」、三拍子がそろった市販の油凝固剤、これが1番おすすめです!
スーパーやドラックストアはもちろん、ネットでも手軽に購入することができます。
油凝固剤は、廃油を鍋に入れたまま固めて、そのまま普通ごみに捨てることができるので、とってもラクチンなんです!
ただ、油凝固剤は、コスパが気になる!なんて声も。
油凝固剤は10回分で250円から400円くらいで買うことができます。
ネットなどではお得な業務用もありますので、よく揚げ物を作るというご家庭なら、業務用もおすすめです。
油凝固剤はメーカーによって使用方法が異なることもあるので、使用方法をよく読んでから使いましょう。
私も、今まで油凝固剤を使ったことがなかったのですが、今回スーパーで売っているごく一般的な油凝固剤を買って使ってみたのですが、使用方法どおりにやってみると、ちゃんと鍋の中で廃油が固まって、フライ返しを使って簡単に鍋からはがすことができました!
それから、念のために、固めた廃油をポリ袋に入れてから普通ごみに出しました!
まとめ
- ほとんどの自治体は普通ごみで揚げ物の廃油を回収。まれに燃料資源として自治体独自のルールで回収していることも!
- 空になった牛乳パックに新聞紙などをつめて、冷めた油を入れて吸収させます。あとはしっかりと粘着テープなどで口をふさいで、普通ごみに出しましょう。
- ポリ袋に新聞紙などをつめて、冷めた油を入れて吸収させます。ポリ袋の口を輪ゴムなどを使ってしっかりとしめて、普通ごみに出す方法も。
- やっぱり確実なのが、油凝固剤を使うこと!使用方法をよく読んで使えば、簡単に油の処理をすることができます!
揚げ物の油処理は、ちゃんと処理方法を知っていればそんなに面倒ではありません!
おいしい揚げ物をたくさん作って、ささっと簡単に油処理をしてしまいましょう!