願い事があるとき、あなたはどんな風に願いをかけますか?
- 神社などにお参りに行く
- ダルマに目を描く
- 七夕の短冊を書く
様々な方法がありますよね。
私は中学生の頃、部活で県大会に出場したいと言う願掛けのため、チーム皆でミサンガを作って足首に着けていました。
結果、県大会には出場できましたが、ミサンガは卒業するまで切れることはなく、しばらくして自分で外してしまいました。
今回はそんなミサンガの、
- そもそもミサンガって何?
- どうやって作るの?
- 本当に切れるの?
などの疑問について解説していきます!
ミサンガの由来
まず、ミサンガの概要を確認していきます。
①願い事を込めながら、刺繍糸でミサンガを編む
②編んだミサンガを手首または足首に着ける
③ミサンガが自然に切れたら願いが叶う!
というものです。
自然に切れる前に自分で外してしまうのはダメ!24時間、常に身につけておくことが決まりです。
最近では凝ったデザインのミサンガなども多く販売されており、自分で編んだものではなく、買ったものを使う人も多いようです。
また、刺繍糸を使うことが多いミサンガですが、使う糸の色にも意味があります。
例えば赤はスポーツ、ピンクは恋愛、黄色は金運、青は仕事などです。
作るときにはもちろん、買う時にもしっかり正しい色を調べて購入したいですよね。
では、ミサンガの由来はどこにあるのでしょうか。
そもそもミサンガの語源はポルトガル語で、日本では「プロミスリング」などとも呼ばれています。(wikipedia)
日本でサッカーのJリーグが開幕した1993年、選手たちが着けていたことがきっかけとなり、全国に広まりました。
もともとはポルトガルの教会で行われていた風習が、時代を経て変化し、今のようなミサンガになったと考えられています。
ミサンガの基本的な作り方
ミサンガの作り方は、いろいろありますが、今回は一番簡単な三つ編みでの作り方をご紹介します。
①3本の刺繍糸(短くても50cm以上がおススメ)を準備します。
②3本の刺繍糸の端を合わせ、3cmほどのところでまとめて結びます。
③上の写真のように3本の糸を並べたら、左右の糸を、交互に真ん中に移動させ、三つ編みにしていきます。
例えば上の写真であれば、左(白)→真ん中、右(赤)→真ん中、左(青)→真ん中、右(白)→真ん中、といった感じで進めていきます。
④手首や足首に巻くことができる長さになったら、3本まとめて結びます。
この時、手首や足首に着ける時の事を考えて、少し長めに作っておきましょう。
⑤余分な糸を切り揃えたら完成!
三つ編みは最も簡単なミサンガの作り方です。
凝ったミサンガを作る際にも、基本になる編み方なので、確実にマスターしておきたいですね。
また、この作り方は比較的細くなりがちなので、長く作って二重にしてつけてもオシャレになりますよ!
切れないと願いは叶わない?
このようにして心を込めて作ったミサンガ。
簡単に切れてしまうこともありますが、良い糸を使っていたり、凝った作り方をすればするほど、そう簡単には切れません!
ではみんなのミサンガは、どのくらいの期間で切れるのでしょうか。
普段からよく運動をする人とそうではない人でも、ミサンガの消耗の仕方も変わってきますが、1年~3年で切れることが多いようです。
「1年以上もかかったら、願い事に間に合わない!」
そんなこともあるかもしれません。
でも心配しなくても大丈夫!
ミサンガは切れると願い事が叶うと言われています。
言い換えれば、ミサンガが切れるほど日ごろから努力をしていれば、願い事は叶う!と言うことです。
また、自分の目標をミサンガという目に見えるものにして、常に身につけておくことで、普段から目標達成のためのモチベーションを上げる!
という意味もあります。
確かに私も、結局ミサンガが切れることはありませんでしたが、ミサンガを見るたびに「県大会に行くために部活の練習をがんばろう!」という気持ちになれていた気がします。
まとめ
ミサンガとは
- 手首または足首に着け、切れると願いが叶うと言われている
- 基本の作り方は『三つ編み』
- 切れる時期は、ミサンガの素材や消耗の仕方によって様々だが、1~3年の人が多い
ミサンガに願い事を込めたら、手首や足首に着け、ミサンガが切れるまで待ちましょう!
切れると同時に願いが叶ったら、そんな嬉しいことはないですよね!
でももちろん、ミサンガだけに頼らず、願いを叶えるためには努力も大切です。
ミサンガが切れる前に願い事が叶ったとしても、それはそれで嬉しいはず。
あなたの願い事も叶いますように!