毎日掃除する場所と言えば、お風呂場。
ところがお風呂場の鏡はどうでしょう?掃除してもしても、鏡が曇る!そんな人も多いはず。
洗顔して鏡をふいて、体を洗いながらふいて、あ、また曇ってきた…と、何度も何度も同じことの繰り返しでイライラ。…なんて、ほとんどの人が経験済みですよね。一度掃除するだけで曇らなくなったらどんなにストレスフリーになる事か…。
そこで今回は、鏡が曇ってしまう原因と、簡単な防止方法を紹介します。
なぜお風呂場の鏡は曇るの?
どうして鏡は曇ってしまうのか?
それは浴室の室温と鏡の表面温度の差が大きいために曇ってしまうのが原因の一つ。
その他にも、シャワーや湯船の湯気が鏡の表面につくと、表面張力によって細かい水滴になり、鏡を覆ってしまうことが原因です。
要は曇ってしまうのは仕方ないことなんですね。
まずは鏡をきれいにすることから
曇り止めを試す時は、鏡をきれいにしてから。
お風呂場の鏡にはシャンプーした時の水滴や体を洗った時の水滴など、意外と水垢や皮脂を含んだ汚れがついているもの。
よーく見ると、うろこ状の模様がついていたりしませんか?それ、水垢ですよ!それも、あなたの皮脂が混ざっています!(笑)
まずは汚れている鏡をピカピカにしてから試してみてくださいね。
毎日簡単に出来る曇り止め
石鹸やボディーソープ、シャンプーなどを塗るのは有名ですね。鏡にこれを塗っておくと曇るのを防ぐことが出来ます。とはいってもずーっと防ぐことは出来ません。
あくまでもその時それなりに防ぐ程度のものだ、ということを頭に入れておかないと、イライラしてしまいますよ。
あとは歯磨き粉やクレンザー。乾いたスポンジや布にとって、くるくる円を描くように軽くこすります。
特にクレンザーには研磨剤が入っているので、うろこ状になっていた水垢なんかにも効果あり!
ただし、研磨剤なのであまりこすりすぎると表面が傷ついてしまうので気を付けて。表面が傷ついてしまうと、鏡の劣化も進んでしまいます。
シェービングクリームや糊が曇り止めに?
知っていましたか?実はひげそり用のシェービングクリームが曇り止めになるのです!
クリームを薄く延ばして2、3分おいたら乾いた布でふき取る。こうすることで、クリームに含まれている油分が鏡の表面を覆う被膜の役割をしてくれるので曇るのを防いでくれるのです。
先ほどの石鹸やシャンプーと同じ原理ですね。
また、これにはびっくりなのですが、事務用品などでよく目にする液体のりなんかを薄く塗るのも効果アリ!液体のりの場合は2~3日持つ場合もります。100均などにも売っているのでお手軽ですね。
曇り止めグッズを使う
どうしても曇るのが嫌!と言う方は、市販の曇り止めのシートなどを使いましょう。
専用のグッズは、ホームセンターなどで買うことができます。これらは鏡に貼るタイプなので、毎日お手入れする必要もないし、簡単に出来そうですね!
お店ではお風呂用曇り止めシート、フィルムなどの名称で販売しています。
あとはお風呂専用の曇り止めリキッド。
こちらも効果は絶大!個人差はもちろんありますが、フィルムは約1年、リキッドは1ヶ月近くもつおうちもあるようですよ。
お金はかかりますが、いちいち掃除したりイライラする必要がないので、手っ取り早くやりたい方はこちらが断然オススメ!
何にせよ、普段のお掃除が大事!
皆さん、お気づきでしょうか?ここまで読んでいただくと感じると思いますが、結局毎日の掃除が大事ってことですね(笑)
とは言っても、毎日細やかに掃除をするのは本当に大変。自分が使った後キレイにしていても、家族が入るともうびっちゃびちゃ…なんていうご家庭の方が多いはず。
余裕があってより細かくお手入れする場合は、ワイパーなどで毎日水滴を落として乾いた布でふくことで、水垢もつきにくくなり、さらに曇り止め効果もアップします。
曇り防止のためには、
- まずは鏡をキレイに!
- 手近なものでやるなら毎日こまめに
- 面倒くさい時はグッズに頼る
- できれば掃除は毎日しよう!
毎日曇らせている鏡も、たまにはピカピカにして気持ちよくお風呂を楽しんでみてください。きれいなお風呂でリラックスして、ついでに鏡もピカピカだと、きっと気持ちいいですよね。
また、お風呂でマッサージなどのお手入れをする女性も多いはず。鏡に自分を映すことで美意識も高まって、一石二鳥!寒い冬、素敵なバスタイムをお過ごしくださいね。