かぼちゃがテーブルに並ぶ機会の多い我が家。
今まで、かぼちゃの種は捨てていましたが、先日ひまわりの種のチョコレートコーティングのおかしをもらった時に、ふと思ったことがあります。
ケーキとかに使うパンプキンシードって、かぼちゃの種だよね…。実は、大好きなんです、パンプキンシード。軽い塩味のおつまみ的なパンプキンシードをたまに買うんです。
かぼちゃんから取ったかぼちゃの種なんだから、殻を剥いたらパンプキンシードなのです。どうして今まで、それに気がつかなかったのだろうか…。
今までいくつの種をそのまま捨ててしまっていたのだろうか。悔やまれます。
でも、かぼちゃの種って、実から取るのも結構大変だし、その種の殻も上手く剥けるのかしら? と思いつつ、一度思いついたら、なんとしてもパンプキンシードを取り出したい!
で、いつもお世話になっている農家のおかあさんに聞いてみました。今回はかぼちゃの種の取り方を紹介します!
かぼちゃの実から種をとる簡単な方法はレンチン!
まず、おかあさんに聞かれたのが「スプーンで種とってるの?」と。他の方法が思いつかない私なんですが…。
なんと「レンチンしたら、種とりやすくなるんだよ。」とのこと。
かぼちゃ半分をレンジで2分加熱して、粗熱が冷めるのを待ちます。やけどしない程度になったら、いつものようにスプーンで種を取ります。
これが驚くほど簡単にとれるのです!わたもスルッととれます。気持ちがいいほどとれます。実は軽く加熱された程度で、調理をしたというほどではない感じです。
このかぼちゃの実の状態なら、いつものように調理しても、カットして冷凍保存にしてもよさそうです。
かぼちゃの種:パンプキンシードの取り方
農家のおかあさんが教えてくれたのは、電子レンジを使うパンプキンシードの取り方です。
フライパンでもできるけど、おかあさんは「フライパン洗うの、面倒でしょ?」と、私の性格をご存知のよう。
で、パンプキンシードを取り出す方法は…
①かぼちゃの種からわたがキレイにとれるまで、洗います。
②ざるや皿に適当に広げて置いて、水分を乾燥させます。
③今度はレンジOKな耐熱皿などにかぼちゃの種を並べ、600Wで4分加熱します。
④種の水分が完全に飛んだか確認します。まだなら、30秒づつ追加で加熱します。気をつけないと、焦げてしまいます。私は焦がしましたー。笑 完全に乾燥してくると、殻にヒビが入ってきます。それを目安に、皿の位置を変えながらのレンチンがおすすめです。レンジは、やっぱり加熱ムラがあるので。
⑤乾燥したらレンジから取り出して、粗熱がとれるのを待ちます。殻のヒビからハサミを入れたり、爪を使って中身=パンプキンシードをとります。
殻をとるのに、爪切りがいい!
やった!ついにパンプキンシードに会えた!!と喜ぶも、⑤の殻を剥く工程が結構面倒なのです。
んー…と思いながら、粛々と作業している私を見て、旦那さんが「それ、爪切りがいいんじゃない?」とアドバイスをくれました。
試してみると、殻のカーブに爪切りがうまくフィットするんです。
殻の先から側面を一度に切り落としてしまえば、かなり楽に剥けます。
パンプキンシードを炒ってフレーバーをつけよう!
取り出したパンプキンシードは、フライパンにオリーブオイルをしいて弱火でじっくり炒めます。プレーンなものは、軽く塩をして出来上がりです。
私が試したのは、カレー粉と少量のマヨネーズで味付けしました。これ、塩気と辛みがおつまみにぴったりです。
オリーブオイルの代わりにバターを使い、塩こしょうでもイケます。
もっとおやつ感が欲しい人は、バター+砂糖でキャラメライズするとポップコーンみたいですよ。
まとめ
かぼちゃの種=パンプキンシードは栄養価が高いので、捨てるのはもったいないですよ。
おつまみとして、サラダのトッピングとして、使い道はいろいろあります。
まとめると…
- かぼちゃの実からの簡単な種とわたの取り方は、レンチンすること。
- かぼちゃの種の中身=パンプキンシードは、電子レンジを使って簡単にできる。
- かぼちゃの種の殻は、爪切りを使うと簡単に剥ける。
- 取り出したパンプキンシードは、弱火で炒って塩やカレーで味をつける。
美味しいんです、パンプキンシード。アンチエイジング効果もあります。でも、私のように食べ過ぎると、おなかが痛くなりますので注意も必要ですよ。