母としての子育てではおおざっぱ極まりなかった母が、おばあちゃんとしての孫育てではなぜか気になることがたくさんあるようです。キャリアウーマンなママである娘の子育てを手伝うのに、すごく勉強しています。
そして、なぜか私に「どうなの?調べて!」と指令が下ります。
ママである妹は、細かいことは全然気にしていないのになぁ。
今のおばあさん(私の母)の関心は、アレルギー対策の離乳食です。特にマヨネーズなどの調味料は何歳から大丈夫なの?と気になってしょうがない様子。
頼まれるままに調べてみて、離乳食の調味料って大切なんだなぁ。と気がついた私です。
今後もいろいろ気になるおばあさんの質問に答えられるように、ここでまとめてみます。子育ては手伝えないから、このくらいはしないとな。
マヨネーズは何歳からOK?
まず母が気になった、離乳食での調味料は「マヨネーズ」。
私は母が何を気にしているのか、さっぱり見当もつきませんでした。
気になる理由は、“生卵を使っているから”“油が多いから”。
何気なく食べていると、そんなことすっかり忘れていました。なるほどね。
マヨネーズは、1歳までは加熱して少量ずつならOK。
1歳を超えたら、少量ずつ、ごくたまに食べる程度ならOKだそうです。
ノンエッグマヨネーズならアレルギーも安心
兄弟や家族に卵アレルギーの人がいると、赤ちゃんのアレルギーも心配になりますよね。
お好み焼きソースで有名なオタフクから、1歳以上向けのノンエッグマヨネーズが出ていたりもしますよ。
こういう便利なものを上手く活用しながら、アレルギー対策と食育をできるといいですね。
ウチの母がマヨネーズを離乳食に使いたかったのは、ポテトサラダを作りたかったからです。
マヨネーズをごくごく少量に抑えて、プレーンヨーグルトを加える、または豆乳か牛乳+少量のオイル+お酢か寿司酢で味を調えると、なめらかさも出ておすすめです。
ほかの調味料は何歳からが目安?
きっとこれから聞かれそうな調味料を先回りしてリストにしてみます。
■トマトケチャップ
トマトケチャップは意外と味が濃いので、使い方には注意したほうがいいでしょう。できれば、トマトピューレを上手く活用するのがおすすめです。
7、8か月から少しならOK、その後は味の濃さに気をつけて料理に使えば大丈夫です。
■バター
なるべく油分は植物性のものがおすすめです。でも、バターは風味がいいし、離乳食にも活用したいところですよね。塩分には注意しましょう。
7~8か月くらいから、少しずつなら大丈夫です。
■酢・ポン酢
酸っぱい味は赤ちゃんが好む味ではないので、ごくごく少量で使いましょう。
1歳前、9~11か月くらいから少量なら使ってもいいですよ。
■みりん
みりんはアルコール分が入っているのを、お忘れなく! また、糖分も多いのも気になりますよね。
煮切ってアルコールを飛ばせば、7~8が月から大丈夫です。
■コンソメ
化学調味料が多い上に、塩分もかなり含まれているコンソメ。小さなうちは避けたほうがいい調味料です。
1歳を過ぎてから、少しずつ使うようにしましょう。
■はちみつ
はちみつは小さな子には危険なボツリヌス菌が入っています。赤ちゃんに大量に与えてしまい、事故につながるケースも発生しています。
1歳を過ぎてから、少量ずつ料理に入れたりして使って、だんだんと慣らしていきましょう。
離乳食期から食育
母がここまで孫育てに一生懸命なのは、自分の子供たちがアレルギー持ちだったり、偏食家だったりだからです。(娘の妹は小麦アレルギーで、私は今でこそなんでも食べますが、長い間お肉が食べられませんでした。)
その理由を母は、離乳食期から気をつけていろいろ食べさせなかったからと思ってるようです。
アレルギーに気をつけながら、いろいろな食材を離乳食期から食べさせてあるのは大切なのかも知れませんね。
まとめ
マヨネーズにはじまり、離乳食期の調味料に右往左往する我が家。
同じように離乳食に悩むママさんたちは多いのではないでしょうか?
まとめると…
- マヨネーズは生卵と大量の油が入っているので、1歳を過ぎてから少量ずつ、たまに食べさせてあげるのが正解。
- 1歳を過ぎていても卵アレルギーが心配なら、卵を使わないノンエッグマヨネーズがおすすめ。
- マヨネーズの使用量を減らすには、プレーンヨーグルトを加える、または豆乳・牛乳+油+酢・寿司酢がおすすめ。
- ケチャップ、バター、煮切ったみりん、は7、8か月から。
- 酢・ポン酢は9~11か月から。
- コンソメ、はちみつは1歳を過ぎてから。
- アレルギーに配慮、食材をいろいろ使って、離乳食期から食育スタート。
結局、母は1歳を過ぎた孫に豆乳・牛乳+油+酢・寿司酢でポテトサラダを作りました。調べた意味あったのかしら…。