高校生の娘ちゃんを持つMちゃんが、「レバーってどうやったら美味しいかな?」と聞いてきました。
私は昔からかなりの肉食で、Mちゃんもそれを知っています。
しかし…唯一ダメなのが、レバーなんですよね。
健康のためにも美容のためにも、レバーを週に1回くらい食べたらすごくいいのはわかってても、レバーは無理なんです。
「なんだーぁ…肉好きだから、知ってると思ったのに。」と。そうだよね。
Mちゃんも、健康の為にレバーを定期的に食べていて、娘ちゃんにもレバーを食べてほしいらしい。レバーのにおいがダメだそうな。私は、レバーの食感が好きではないです。
というわけで今回は、レバーが苦手でも美味しく食べる方法まとめて紹介します。
新鮮なレバーの選び方
どんな料理でも、美味しく作るには、まずは食材が新鮮であるのが条件です。ましてや、Mちゃんの娘ちゃんのように、においがダメな人にとっては、料理するレバーが新鮮であることは重要です。
■色
レバーは、濃い赤褐色やレンガ色に近いものが新鮮な証拠です。鮮度が落ちてくると、色が薄くなってきます。
■硬さ
弾力があって、ある程度の硬さがあるものが鮮度の高いものです。スーパーの棚に並んでいるレバーは、ラップ越しにそっと触ってみてください。沈みこむほど柔らかい場合は、レバーを美味しく食べるには次回のメニューにしたほうがいいですよ。
レバーは種類にあった下処理が大切
新鮮なレバーでも、においがダメな人に食べさせたい時には、下処理が大切になります。レバーの中に残っている血と外側の白い部分が、レバー独特のくさみの原因になるのです。
まずは、レバーに見える血のかたまりと白い部分を、包丁の刃先を使って取り除きましょう。
そして、ここからのレバーの下処理は、種類によって違います。
■牛レバー
牛乳に20分ほどつけます。その後、流水にさらして血抜きをします。“さらす”だけで、揉まないのがポイントです。
■豚レバー
牛乳に20分ほどつけます。氷水につけながら、優しく揉み洗いをします。氷水がきれいになるまで、数回水を入れ替えながら洗いましょう。長く水につけすぎる、力を入れすぎると、せっかくの豚レバーの栄養が逃げ出してしまうので注意しましょう。
■鶏レバー
レバーの中でも、一番くさみが少ないのが鶏レバーです。軽く水洗いする程度で十分です。もち、レバーの中を太い血管が走っているのが見えれば、その血管の中の血を洗い流してあげるのを忘れずに!
これで美味しく料理する準備が整います。
レバーの臭いがダメな人におすすめは“濃い目の味”
さらに、においのダメな人向けのレバーの調理は、濃い目がおすすめです。
定番レバー料理で言えば、ニラとガーリックが香るレバニラ炒め、甘辛で醤油と生姜を少し加えていい香りがするしぐれ煮のようなものがいいでしょう。
レバーと意外と相性がいいのが、カレーです。スパイスの香りでレバーのにおいをおさえてしまいしょう。
クックパッドからいくつかおすすめレシピをご紹介します。
■苦手克服!レバー焼カレー味
市販のカレー粉でもカレールーでもOKなレシピです。ほぼ焼くだけなので、手軽につくれるところもおすすめです。
■鶏レバーのラグーソースのブカティーニ
比較的においの少ない鶏レバーをイタリアンのオシャレな一品に! EXオリーブオイルの香りでレバー臭を封じ込めます。さらにタバスコをかければ、もっとにおいが気にならないかも。
レバーの食感がダメな人は形をなくす
私のように、レバーの食感がダメな人には、料理方法を思いっきり変えてみてはいかがでしょう?
■レバー嫌いでも食べれた!レバーペースト♪
お酒とも合うペーストにすると、なめらかな食感でレバー的なぱさつきなどなくおすすめです。普通は赤ワインで作るところをレトルトミートソースで使っているので、食べやすいですよ。
■野菜とレバーの豆腐ハンバーグ
ハンバーグにレバーを混ぜ込んでしまうアイデアレシピです。においもダメな人は、カレー粉やガラムマサラなどのスパイスを混ぜこむアレンジもOKです。
まとめ
ちょっと手間をかければ、レバーが苦手な人でも美味しい食べ方があります。健康・美容のためにも、是非メニューのローテーションにいれてみてはいかがでしょうか?
まとめると…
- 美味しい食べ方の基本は、新鮮なレバー。赤褐色で弾力のあるものを選ぶべし。
- レバーは種類にあった下処理をするのが大切。
- レバーのにおいがダメな人には、カレー焼きやラグーソース(パスタソース)にするのもおすすめ!
- 食感がダメな人は、原型を残さないペーストやハンバーグへの混ぜこみがいい!
レバーな食感がダメな私ですが、カレー味に惹かれてカレー焼きにしてみました。フライパンで焼く時に、ぱさつきを抑えたたかったので、油ではなくマヨネーズを使ってみました。なかなか美味しくできましたよ。是非試してみてください。