「リア充、爆発しろ!」「リア充?何それ?おいしいの?」なんて言われたり、聞いたりした事はありませんか?
私はずっと、悪口の意味しか持たない言葉だと思っていましたが、祝福の意味を込めて使われる事もあるらしく、返答の仕方に困ってしまう言葉の1つだと感じました。
「今更使うのは死語?」「一体何の略語なの?」と考える事はありませんか?
今回は、今更人に聞けない?「リア充」について紹介します!
何の略?リア充の定義
「リアル(現実世界)の生活が充実した人」を略して「リア充」です。
「ネットの世界と比べ、現実の生活が充実してる人」らしく、若者言葉の1つで、2011年の「女子高生が選ぶケータイ流行語」の1位になっています。
調べものをしたり、メールを送る位しかネットを利用しない私には「ネットの世界」という物がすでに分かりません。
ネットの世界で、いつもと違う自分(理想の自分)でも演じているのでしょうか??
一般的なリア充の意味は?どんな人を指す?
「○○さん(筆者)はリア充だねぇ」と言われ続けた事があり「ええ、誰かの仕事が遅くてパソコン画面の見過ぎでリアルな充血で涙がとまりませんよ!」と上司を黙らせた事があります。
その当時、リア充に匹敵する要素はなかったのですが、覚えたての言葉の意味も知らずに、とにかく使いたがる上司などは、どこにでもいると思います。
これは恥ずかしいですね。
現在、使ってもおかしくないか?と言われるともう死語な気もしますが。
本来、どんな人を「リア充」というのでしょうか?
リア充な人とは?
簡単に言うと、仕事や人間関係、恋愛や趣味を楽しみながら充実した日々を過ごしている人を指す様です。
「恋愛要素以外が揃っていれば使える」というニュアンスもありますが恋愛が占める部分が多そうです。
「俺、リア充だし!」という風に自分自身でアピールして使う言葉ではなさそうです。
リア充イベント?
この他にもリア充を象徴するイベントをと言われている物があります。
パーティ・合コン・クリスマス・ハロウィン・バーベキューなどのイベントが「リア充イベント」に当たる様です。
お友達や家族と開催してもリア充イベントになるなら、私はリア充になれるのですが。
リア充オタク
リア充の派生で「リア充オタク」という人が増えているそうです。
これは、見た目は一般人(この分け方も凄いですね)と同じで、恋人がいて、仕事が充実していたりのリア充な部分を持ち、アニメ好き、コスプレ好きなどのオタクな趣味を楽しんでいる人の事です。
趣味の充実が要素に入っているんだから、いいんじゃない?と突っ込みたくなりますね。
リア充の由来はどこから?
2ちゃんねるの「大学生活板」で2006年頃から使われるようになった言葉です。
俗にいう「ネットスラング」なのですが、これはインターネットの中だけで使用されている隠語や略語の事で、インターネットの利用者の間だけで通用する言葉という所ですね。
これまでにもネットスラングから生まれた言葉は意外にたくさんあります。
「KY」「なう」「乙」なども1度は聞いたことがあったり、使った事があるかもしれませんね。
リア充の正しい使い方
10年も前からある言葉なので、すでに死語で、現に使っている人を見かけない気もしますが。
どうせなら正しく使いたいですね。
先にも出しましたが、自分で自分の事を「リア充」というのは反感を買う事になります。
「○○さんってリア充ですね!」とほめ言葉のつもりで使うのも違う様です。
どちらかといえば、相手をけなしつつも、自分をもっと自虐して使うのがいいみたいです。
「このリア充め!」の一言には「羨ましさ」と「自分のみじめさ」が含まれている気がします。
そんな人はいないと思いますが、誰かれ構わずに使わない事をオススメします。
交わす場合も私の様にキレた言い方をするよりも、にっこり笑って否定も肯定もしないのが大人の対応でしょうね。
これは私も気をつけなければ。
まとめ
リア充の意味は「リアル(現実世界)の生活が充実した人」を略して「リア充」です。
仕事や人間関係、恋愛や趣味を楽しみながら充実した日々を過ごしている人を指す言葉で、いろんな要素を合わせ持った場合に初めて該当するようです。
登場は、2ちゃんねるの「大学生活板」で2006年頃から使われるようになった「ネットスラング」で、2011年の「女子高生が選ぶケータイ流行語」の1位になった事で広く知られ使われる様になりました。
現在、使うとなると少し古い言葉になってしまいそうです。