クッキングシートの代用品3選!料理好きの私が使うお勧めアイテム

チョコチップ、キャラメルチョコチップ、マカダミアナッツ、紅茶の茶葉、バター、クッキーを作るため、駅前の製菓専門店で材料を取り揃え、バターを特売しているスーパーに立ち寄り、クッキー作りの準備を整えました。

もちろん、製菓専門店で輸入品のベーキングパウダーを缶で購入。外国製品ならではのパッケージもおしゃれです。

クッキー作りは順調に進みました。

出来上がった生地を冷蔵庫で寝かせ、さて、型を取ってオーブンで焼くだけ……という段階になって、私は始めて気付いたのです。

……クッキングシートがないっ!

すでにオーブンは余熱がスタート。オーブンの電気代はばかになりません。

今からスーパーに走ったのでは、余熱の無駄になってしまいます。

どうにかキッチンにあるもので代用したい!

そこで今回は、クッキングシートの代用品をご紹介します。

クッキングシートの使用目的は?

クッキーなどお菓子を焼く為にオーブンで使うだけでなく、キッチンでは何かと使用頻度が高いクッキングシートは、様々な用途に使うことができる優れものです。

煮物などの落し蓋がわり、蒸し料理を作るときに、蒸し器に敷いて使ったり、メーカーによっては電子レンジで使用できるものもあります。

マフィンの型にも使われるグラシン紙の両面にシリコン樹脂加工を施しているクッキングシートは、製品によって多少の違いはありますが、油分は通さず、蒸気を適度に通すという特徴を持っています。

なので、表裏どちらを使ってもシートに食品がくっつかず、もちろん耐熱性もそなえ、さらに後始末も簡単なのです。

こんなに便利なクッキングシート、いざ使う時にないと、本当に困ってしまいます!

よく使うものなのに、意外とコンビニでは取り扱ってないんですよね……

そこでさっそく、使用目的別に、クッキングシートの代用品をご紹介していきます。

クッキングシートの代用品その①『オーブン編』

耐熱性に優れたクッキングシートは、オーブンでその本領を発揮します。

オーブンの天板に直接敷くこともあるし、パウンドケーキ型やスポンジケーキ型などに敷いて、生地が貼り付くのを防ぐ役割を果たします。

クッキーなど、焼き菓子を作っている時にクッキングシートがない!

もうこれは、緊急事態と見なして問題ありません。

この緊急事態に役立つのが、バターです。

特に、焼き菓子などを作っていたら、少しくらいバターが余っていますよね。

バター10グラム~15グラムくらいで、じゅうぶんです。

電子レンジで数十秒、溶かしておくと使いやすいです。

溶かしたバターを天板に塗って、クッキングシートの代わりにしましょう。

アルミホイルにバターを塗って、天板に敷いてもだいじょうぶです。

ケーキ型には溶かしたバターを塗って、その上から小麦粉をふるい、余分な粉を落として使いましょう。

焼き上がった時、クッキングシートがなくても型から外しやすくなりますよ。

クッキングシートの代用品その②『落し蓋編』

煮物や煮魚など、和食をおいしく、そして見た目もよく仕上げるのに、落し蓋は欠かせません。

落し蓋をすると、沸騰した煮汁が蓋にあたって落ちます。

そうすることで、少ない煮汁でも、全体に行き渡り、味のムラができにくくなります。

さらに落し蓋をすると、沸騰しても鍋の中で具材が踊らないので、煮崩れ防止にもなります。

煮汁が全体に回るので、具材をかき回す回数も少なくなり、さらに煮崩れ防止につながるんです。

落し蓋は本来、鍋より一回り小さい蓋なのですが、なかなかちょうどいいものがなく、私はよく適当なお皿を代わりに使っていました。

でも、とろうとすると、お皿がとても熱くなっていて、火傷をしてしまったことも……

そんな時、クッキングシートのパッケージに「落し蓋としても使えます」と書かれていることに気付いて、それ以来、クッキングシートを落し蓋代わりに使っています。

とる時も熱くないですし、そのまま燃えるゴミに捨てることができるので、安全ですし、なんといっても手間いらず。今ではクッキングシートが落し蓋として定着しています。

なので、煮物を作っている時にクッキングシートがないのは、私にとっては一大事なんです。

こんな時、クッキングシートの代用となるのが、アルミホイルです。

使い方はクッキングシートと変わりません。

また、厚手のキッチンペーパーも、クッキングシートのかわりになります。

厚手のものでないと破けてしまったりしますが、厚手のキッチンペーパーを使うと、同時にアクとりができるという利点があります。

アクが出やすい、豚肉などを使った煮物では、キッチンペーパーもいいかもしれません。

クッキングシートの代用品その③『蒸し器編』

シュウマイを蒸したり、温野菜を作ったりするのに、セイロや蒸し器を使う時にも、クッキングシートは欠かせませんね。

蒸し器を使って調理をする……もう具材も全部準備したのに、クッキングシートがない! と困ってしまった時は、まず冷蔵庫を見てみましょう。

野菜室に、キャベツやレタスのような、葉物野菜が入っていませんか?

生のまま、キャベツやレタスを平に強いてから食材をのせて蒸すと、食材が蒸し器に張り付くのを防ぐことができます。

蒸したキャベツやレタスもおいしいですし、健康にもいいのでおすすめです!

まとめ

  1. クッキングシートの使用目的は、主に「オーブン」、「落し蓋」、「蒸し器」。
  2. オーブンに使用するクッキングシートの代用は「バター」。溶かしたバターを、天板に塗ってクッキングシートの代わりに。
  3. 落し蓋として使用するクッキングシートの代用は「アルミホイル」か「キッチンペーパー」。キッチンペーパーは破れを防ぐためにも、厚手が鉄則。
  4. 蒸し器に使用するクッキングシートの代用は「レタス」、「キャベツ」で!レタス、キャベツをクッキングシートのかわりに敷きましょう。

クッキングシートがない!こんな時はあせらずに、まずキッチンに代用できるものがないか探して、おいしい料理を完成させましょう!

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